一川誠のレビュー一覧
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人間の記憶と心理の仕組みから生じる誤記憶や判断の誤りについて解説している。
前半は人間の身体能力や本能を他の動物と比較。個々の能力値としては決して優れているとは言えず、むしろ弱い部分が多いことを示している。ここまでは「生物としての人間」からのアプローチが面白かった。
中盤では各種心理テストを基にし、人間が「合理的な判断」を誤る例を紹介しているが、調査方法が「結論ありきでは」と思えたりテスト数が分からなかったりで、眉唾の印象が拭えない。
後半はこれらを踏まえて、機械を使った判断の合理性、妥当性をSFの要素も交えて説明して結んでいる。「囚人のジレンマ」の話は分かりやすく、少なくとも今の技術で -
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時間を物理的な時間と体感時間に分けて解説。
体感時間は伸びたり縮んだりして変化するものであり、著者の専門分野、心理学の観点で解説している。
実際、時間を長く感じたり、短く感じたりする状態を不思議と感じつつも、そういうものと勝手に思い込んでたけど
この本を通じて言語的に理解ができた。
スマホ見ている時間が早い理由もわかり、逐一時間を意識することで以前よりもスマホを使用する時間が少なくなった。
時間を意識するってことを学んだ。
評価はもっと高くても良かったけど、途中から様々な研究のことなどいろんな角度から解説して言って、自分には難しかったな -
Posted by ブクログ
特別な時間を増やす。過去の記憶を思い出すことにより、人生が幸福になりますという内容であった。
最近の時間関係の本は、やるべきことを効率化して自由な時間をつくれ!
のような本が減少しつつあると感じる(自分が選ぶ本がその類になっている可能性もある)。
本書では、時間を作ったとしても、その時間が有効的に活用できるとは限らないことと、タイムパフォーマンスを上げることは、時間を圧縮するだけで、人生が味気ない物になってしまうということとのこと。
では、どうするか。
•過去の記憶を記す。反芻する
→思い出すことでポジティブになれる。ネガティブだった記憶でも、プラスに働くことがある
→詰め込みすぎると、『 -
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以下、引用
●では、こうした言語を駆使した能力によって、知覚や認知のさまざまな問題を解決することはできるでしょうか?このことに関しては、興味深いことがいくつかわかっています。まず、経験や文字による伝達によって得られた知識によっては、なかなか錯覚や錯視は補正できないという点です。ただし、知識によって観察の際の枠組みを与えられると、錯覚や錯視を減らせる可能性があります。たとえば、「ミューラー・リヤー錯視」という有名な図があります。「<―>」「>―<」という二図を並べて見ると、中央の線分は、両端の矢羽根が内向している(前者)とより短く、外向していると(後者)とより長く見えるというものです。この錯視 -
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時間の感じ方を元にして時間の使い方についてのTIPSいくつか。「時間に正確な人」は過去に直接的あるいは間接的になんらかの失敗をしていて、不測の事態への対処も込みで予定を立てているのという記述には納得。そうそう、例えば、いつも予定の時間よりかなり早く着くようにしていれば、時間について気にしなくて良くなる。そのマージン分も食いつぶすほどならよっぽどのことなのであきらめが付くという考え方。それと、人間は、サーカディアンリズム(概日周期)によって14:00ころ眠くなるものなので、そのころ昼食→散歩→昼寝をする行動は(実感としては分かっていたけれど)理論的にも良いものだということが分かった。おやつもその