あらすじ
たいくつな授業や会議の時間はとっても長いのに、楽しく遊んでいる時間はあっという間に感じたことはありませんか? それは私たちが、いつも同じように進む「時計の時間」とはちがい、伸び縮みしてしまう、「心の時間」を生きているから。「危険なときにスローモーションのようになる」「年をとると時間が早くすぎるようになる」といった現象も解き明かし、時間の謎にせまります。そして、なぜ人間にとって時間が大切なものになったのか、を考えます。
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Posted by ブクログ
この本は、「時間とは何か」という問いについて観点をいくつかあげながらまとめている。以下、自分なりにまとめた要点。
時計の時間は、いつでもどこでもだれにとっても同じように進むが、心の時間は、いつどこでどのようにすごすのかによって進み方がことなる。
同じところで同じように過ごしても、時間の感じ方は人それぞれちがう。年齢によるものや、ちょうどよいと感じるテンポがちがうためである。
時計の時間は社会生活がうまくいくようにつくられたものであり、時計の時間と自分の生活をあわせることは大切であるが、みんな異なる心の時間を持っているのだと考えることも大切なことだ。
人にとって時間は限りがある。限りある時間をどのようにすごすかは、自分で決めなくてはならない。「時間とは何か」という問いに対する答えは難しいが、「君にとっての時間とは何か」という問いにすれば、「君の生き方そのものだ」ということになる。
たくさんのふしぎ傑作集は、いつもすばらしい問いを考えさせてくれる絵本。
わたしは大好きなのだが、絵本の形態であるがゆえに、ターゲットがぼやけることが悩み。
大段落ごとに画風とかバックの色とかを変えればよいのかな。
ソフトカバーでサイズが小さければ、上級生が読みそう。本当は高学年にこそ読んでほしいレーベルであるといつも思う。