辻村七子のレビュー一覧

  • 螺旋時空のラビリンス

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    歴史物の要素もある時間SFだけれど、それ以前に、核戦争後の荒廃したヨーロッパで、タイムマシンを使って過去から美術品を窃盗してくることを強要される元浮浪児たちという設定がまず魅力的。19世紀のパリへ逃れた元のタイム・スィーフが椿姫になっているというのも面白いし、彼女の行動の理由にも意外感がある。ただ、終盤の展開はかなりグダる。逆襲の手段にもう一ひねりが欲しいところ。それでもラストの甘やかさが、全てを補って余りある。

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    2022年08月27日
  • 宝石商リチャード氏の謎鑑定 少年と螺鈿箪笥

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    続き!?横浜!?とワクワクしながら読みましたが。

    うーん…はじめの頃のキラキラした宝石のお話しがないのがとても残念。
    もはや『宝石商』も『謎鑑定』過去のものなんでしょうか…

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    2022年07月17日
  • 宝石商リチャード氏の謎鑑定 紅宝石の女王と裏切りの海

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    悪くはないけど、些か不完全燃焼のような気がする。丸々一巻が、これから始まる物語の序章だと思えるぐらい。これだけかけたんだから、さぞやこれからのシリーズは面白くなるんだろうなとの期待も大きい。

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    2022年07月04日
  • 宝石商リチャード氏の謎鑑定 エメラルドは踊る

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    いいテンポで進むので、読みやすく面白い。
    宝石の解説も、難しい過ぎず楽しく読める。
    個人的には、ガーネットがよかった。

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    2022年07月03日
  • 宝石商リチャード氏の謎鑑定

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    ネタバレ

    概ね宝石にまつわるエピソードは良い感じでした。
    ただガチのカット石含む鉱物好きとしては、ちょっと引っかかるところも。
    自然金やカルサイトを例に出すなら、岩石標本じゃなくて鉱物標本じゃないかなーとか。
    カボションカットを表現するなら水晶玉や曲玉よりも蓮の葉に溜まった水の雫で一発やん?とか(後者は趣味が入りまくりだし、男子大学生の表現だからなーとも思わなくはないですけど。

    人間関係については、リチャード氏ちょろすぎ疑惑。
    年齢なりの浅はかさも見える正義君の言動にひっそり踊らされすぎでは?(笑。
    BLよりはブロマンスと事前情報を得て読んだのだけど、まさかの正義君に本命女子がいるとは。彼女とは良い酒

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    2022年06月21日
  • 宝石商リチャード氏の謎鑑定 少年と螺鈿箪笥

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    ネタバレ

    あの胸糞悪い父親の尻拭いと思うと腹立たしい感じもするけど、息子もいい子に育っていたし、正義とリチャードがいるなら今後は安泰だなと思う。

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    2022年06月21日
  • 螺旋時空のラビリンス

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    ファンタジーっぽい美しい表紙からはなかなか想像つかないような、タイムループ物のがっつりSFミステリ。
    主人公が泥棒という設定も珍しく面白いです。
    後半にかけて盛り上がっていき、真相まで読むと、ルフとフォースの信頼関係と、ほんのりした恋愛色にきゅんとします。

    それにしても、未来にもブラック企業があるって考えるとそれが一番怖い気も……。

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    2022年06月21日
  • 宝石商リチャード氏の謎鑑定 少年と螺鈿箪笥

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    ネタバレ

    正義はすっかり大人になってしまって……というか、イギリス貴族ファミリーに毒されてしまって、パンの耳食ってた子どもの前に、豪勢な飯奢ってくれる大人が急に現れたら子どもがどう思うかを忘れてしまったんかな……ってなりました。

    あと今どきの小中学生そんな風に外国語やってないと思いますけどこれは個人の視野の範囲内なので……もやっとはするけどまぁ……。
    あと(おそらく)北京語のフォントも揃ってなくて読みづらかったですね。

    なんだか全体に精細を欠いたような印象を受けました。
    話がとっ散らかってるといえばそう……3部に向けて色々の紹介してると言えばそう……。

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    2022年06月20日
  • 宝石商リチャード氏の謎鑑定 夏の庭と黄金の愛

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    正義、いろんな国を飛び回ってるな(厄介事に巻き込まれながら…)
    ヴィンスさんはどこにでも現れるの目的が気になる
    息子としては大変だろうけれどカトリーヌさんも自由奔放で良いキャラ!
    人種問題について、正義と一緒に改めて考えさせられた感じ

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    2022年06月05日
  • 宝石商リチャード氏の謎鑑定

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    宝石と人の関わりは面白かった。
    リチャードの過去も気になります。
    主人公、大学生だからか、軽さが気になりますが、いいコンビになっていくのかな。

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    2022年06月02日
  • 螺旋時空のラビリンス

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    筆者のデビュー作

    ガッツリSF

    タイムトラベラーのぐるぐる回るお話

    どう解決させるんだろーと思ってたら
    納得の結末。

    初々しいしさと、気合いが感じられる一冊でした

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    2022年06月01日
  • 宝石商リチャード氏の謎鑑定

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    ネタバレ

    最初の話でこのままシリーズを読もうと思いました。
    宝石の知識も興味深かったです。
    ただ話を重ねるうちに、あまり主人公のことが好きではないかも、という気持ちになったので次巻はまた落ち着いてから読んでみようと思います。

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    2022年04月15日
  • 宝石商リチャード氏の謎鑑定 紅宝石の女王と裏切りの海

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    ネタバレ

    リチャードのピンチをほのめかされたら動かずにはいられない正義
    ふたりの信頼関係(愛情?)はより強固になってるな
    セクハラ親父、許せぬ!
    ヴィンスさんとの過去に何があったのか気になる(黒幕の彼女も)
    第二部、これからに期待しよう
    宝石言葉に纏わるようなエピソードはなくて少し残念

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    2022年04月07日
  • 僕たちの幕が上がる

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    ネタバレ

    最後までドキドキしながら読みました。

    とにかく熱い!青春ものです。
    舞台を観に行きたくなりました。

    夢の時間は有限。
    田山さんの印象的な言葉にそうだなと思いました。

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    2021年11月29日
  • 僕たちの幕が上がる

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    最近まで戦隊モノに出演していた二藤。あることがきっかけで、それ以降は活躍しなくなった。そんな状況の中、新進気鋭の演出家・カイトから、舞台のオファーが来た。カイト直々のオファーに周囲は困惑。何故自分に?
    実際カイトと会ってみると、衝撃の真実が。高校の同級生だった。しかもカイトはいじめられていた過去があり、二藤は生徒会長だったが助けることができなかった。
    そんな心境ながらも、二藤は舞台を始めることにした。
    苦難の連続ながらも、舞台の幕が上がる。


    舞台に情熱を注いでいく大人達。作品の表紙は、漫画チックでラノベっぽい雰囲気を醸し出していますが、中身は
    青春ドラマを読んでいるようでした。
    過去に問わ

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    2021年11月16日
  • 僕たちの幕が上がる

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    演技をする上で、役をどう解釈し、自分の演技に昇華させるのか、
    そこは役者さん個人個人で過程は違うと思うし、なかなか言語化は難しいものかなと。
    それを先生は、小説の登場人物になりきって、その人がどうやって役づくりをしていくのか説明されているのが、すごいなと思った。

    人間生きていればいくらでも、言葉では顕すことができない想いを抱えているけれど、
    それを第三者にもわかるように、その言葉にならない想いを言葉に落とし込む。
    自分の淵から言葉を探し続けるというのは、自分に向かって戦いを挑み続けるような、過酷な作業なんだろうなと想像した。

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    2021年11月10日
  • 宝石商リチャード氏の謎鑑定

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    面白いのだけど… 面白いか面白くないかと言えば面白い。
    ただ、宝石に興味がない人にはあまり響かないかも。
    さまざまな価値観の遷移の時代に合わせて、さりげなくルッキズムや同性愛についても「さらり」と言及しているのは良いと思います。
    ちょっとした勘違いや思い違いですれ違う様も面白いです。

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    2025年12月18日
  • マグナ・キヴィタス 人形博士と機械少年

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    作者さん、SFが好きなんだなあ、とそんな風に感じる。作り込まれた設定もそうだが、終盤に出てくる「メモリーダビング端末」なんてガジェットに強くそれを感じる。

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    2021年09月14日
  • 宝石商リチャード氏の謎鑑定

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    1話完結の短編集のような形で読みやすい。読む前はリチャードが事件を解決していくイメージだったが実際は正義が出しゃばって強引に解決していく。飽き性の自分には続刊を読むまでには至らなかった。

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    2021年07月28日
  • マグナ・キヴィタス 人形博士と機械少年

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    「お前も俺も同じ地獄の釜の住人だ。お前だけ天国にいるようなふりをしなくてもいい。俺にはお前の苦労はわかんねーし、お前にも俺のあれこれはわかんねーだろうが、まあ、そんなもんだろ」
    (P.130)

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    2021年07月24日