琥狗ハヤテのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ①狼のロウラン×狐のシュロ
孤高で天涯孤独のロウランが狐のシュロから愛情を捧げられる話。少し、エロ方向に話が進んでしまい、ここでそれやるん? っていうことがありますが、話は全体的にまとまりがあり、それなりに読める話でした。
②シュロの両親
シュロの両親が頭首などについて、シュロを産み、育てる話。シュロを育てる時に、二人共が四苦八苦しつつ育てていくさまがほのぼのとしており、にまにましながら見ていました。
③人間と神様が与えた物(栄養ドリンクと紅茶)
日常生活に疲れた人間が神から与えられたものたちによって、癒されて立ち直っていく話。こっちの方が日常を描かれており、シビアな話ばっかりで、人間の気持ちに同調しながら読んでいきました。私は紅茶の、必死になって人間を励まそうとする姿が好きでしたので、紅茶の話の方がお勧めです。
①から③のなかでは、短編で収録された③が、次に②が面白かったです。①の表題作は私には合わなかったです。 -
購入済み
可愛かったー。けど。
描写などは普通に読めるぐらいで絶賛というほどではありませんが、タキくんのような自信無さげな純ドジっこが大好物な人ならとても楽しくお読みいただけると思います。
最後のアレは別にあれじゃないほうが逆によかったのになーとも思いましたが。
ただ残念なのが、挿絵の琥狗ハヤテさん検索で引っかかり、内容も好きそうだしと、買ったのに、挿絵も表紙絵も小さすぎてがっかり。拡大しても粗くなるばかりで…というわけで星一つ削りました。 -
Posted by ブクログ
琥狗ハヤテセンセの初GUSHコミックス。帯にはBBCの告知が!なかよし?
短編集で4編収録されています。バラエティに富んでいるというか、どんなジャンルにも果敢に挑んでいる姿勢がステキです。
シリアスものも、コミカルなものも琥狗センセの世界観が存分に発揮されていて、一度読んだら忘れられない個性があります。
特に、時代物ファンタジー、人外ものにインパクトを感じます。
表題作は、あの世とつながる門の擬人化。門の表と裏を護る牛頭と馬頭の切なすぎる話でした。抽象的なものが美しく実体化されていて、しかも深く切ない想いまで描かれてます。独特の味わいとともに、胸に迫るものがあります。
擬人化といえば、「フェーン」もいい話でした。こちらは、とってもエロ甘風味。動物やモノじゃなくて、自然現象てか気象状況。お天気でBL萌えなんて、NHKの春ちゃんもびっくりでしょうね~
熱帯夜もあの二人が原因なら、許せる?
「ウィズ・プリンス」はオヤジ騎士×王子の、妄想おとぎ話でした。コンラッドの妄想が大暴走していて、まさにエロオヤジファンタジー。主従萌えというよりは、45歳でやる気満々なバイタリティに萌えました。
「夜の星の恩返し」は、庭職人×ホスト。粋で人生経験豊富そうで、でも可愛げあるオジサンを描かせたら上手いです。そして、派手な夜のお仕事に染まりきってるくせに純情なホストの実もカワイイ。
ラスト、ドキドキさせてくれます。どんなテクを持ってるのか是非実相手にあれこれ披露してほしいです!
いろいろな萌えが詰まった1冊でした。 -
Posted by ブクログ
西部劇大好きで、その生死をわけるようなワイルドな男の生き様に萌えを感じていた者にとっては待望の物語でした。
この方は時代物でも相当な画力で上手いなあと思っていましたが、ウエスタンも問題無くいけるんですね。背景、人物がBLとは思えないくらい達者。馬などの動物も上手いのは知ってましたが、洋物ではさらに素敵です。動を中心とした見せ場が的確で思わずのめり込んで読んでしまいました。
ストーリーも今まで西部劇の映画を観ていてモヤっと妄想していたのがちゃんと理想通りに描かれていて、さらに萌えた。
荒野で死にかけていた保安官のフランは、インディアンのトトに命を救われます。敵対する関係であり、言葉も通じない二人なのに気持ちは惹かれあい、いつしか荒野で逢瀬を重ねるようになっていきます。実はフランには誰にも言えない過去があって、それがもとで小さな村が不穏な事態に巻き込まれていきます。
このあたりは西部劇ファンならお馴染みで、だいたい予想がつくベタさ加減なんですが、妄想するには非常に美味しい展開になっています。
フランのキャラはとっても渋いオヤジ。Cイースト〇ッドみたいな限りなく理想的西部の男。スネに傷持つところなんかストライクど真ん中。トトもまた独り荒野で逞しく生きているワイルドな男で、頭の中に思い描くネイティブそのもののキャラで言うことなし。まさに♂×♂ってかんじ。
二人の交流が胸にキュンときました。言葉が通じないのに努力して距離を縮めようとする様子が妙にかわいいし、いきなりなHも本能的でエロかった。
ラストもお互いの絆がしっかり感じられてジーンときました。ほんとに映画のワンシーンを見せられているようなクオリティの高い作品です。
さらにいつものチビキャラ漫画がついていて、めちゃ萌え!寝オチネタがかわいすぎです。これにはリバもありと認めてるのでさらに悶絶。たまりません。本編との渋可愛なギャップ感が相乗効果をあげています。 -
Posted by ブクログ
マジカワ!
雑誌で4コマのみちょこちょこ読んでたけど、めちゃ可愛なだけだと思い込んでいました。
コミックスは、4コマの「もののふっ!」とストーリーもの「武士」交互に構成されていて、思っていた以上に読み応えがありました。
4コマが、かわいくて萌え萌えなんです。菊三がお館さまのために一生懸命がんばってる姿を見るとうるうるします。お館さまも包容力あってやさしくてすてきです。で、もふもふ菊三にメロメロなお館さまにかげから突っ込む九鬼に爆笑。
設定もしっかりしていて、どの登場人物それぞれに個性がしっかりあって、4コマながら面白さ充分。時代物描きなれているかんじで巧いです。
それが、もっとシリアスに生かされているのがストーリー部分。単に可愛いだけじゃない、戦国の世に生きる男たちの苦渋や迷いもBLとは思えないディープな感覚で描かれています。
六柘のエピソードもすごく感動したし、九鬼と八木のアダルトな恋愛模様にもとてもくらくらしました。九鬼、ふだんはお母さんみたいにマメで優しいけど、攻になった時の豹変具合がなかなかかっこいい…男のエロスを感じた。
萌えのかわいさと、戦国ものらしい豪胆さのバランスが巧く取れているのがポイント。
どのページ開いても胸がキュンキュンするくらい、読みどころ満載です。