奥田昌子のレビュー一覧
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ネタバレ書かれたとおりの内容で、言及する部分もないしなぁと思っていたのですが、
カルシウムパラドックスについて語りたくなりレビューすることにしました お目汚しなのでネタバレ扱いです。
統計の取り方の問題と、取られた個人の気質の差かなぁと思いました
まず、真面目な人がいて、その人が骨粗鬆症などで通院していたら、医師に牛乳を勧められると思います 「真面目」だから牛乳を飲み続けて生きていくことでしょう、そうした人が統計で掬い上げられる時に、持病の骨粗しょう症があるから牛乳を読み始めた、という部分は統計データに表れないと思いました、また「真面目」なので面倒なアンケートにも答えることで、統計データに浮上しやすいでしょう
自分が牛乳を好きだから贔屓して、擁護しようとしているのは間違いなくありますが、一般的なカルシウムを含む食品の代表例として「牛乳」を基準にパラドックスが見いだされたなら、その代表例である「牛乳」を生活に取り入れる個人の事情を汲まないことには、データとしての価値が、うすれるように思いました。
まぁ、人間って、ダイエットでも努力してますって声高に言う太った人ほど食事の注意を力説しますし、骨粗しょう症にも、運動とか機械刺激とか必要でも、サボりながら何かしてますって言いたい時に、牛乳のんでますって言いやすいですよね コーヒーの入れるミルクを牛乳にしてますってぐらいの微差でも言いやすいところ主張するのが人間だろうなぁというサボる側からの感想もあります。 -
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体質が違えば、病気のなりやすさや発症の仕方も変わる、だから日本人の健康法や病気の予防法は他の国と同じというわけにはいかない、というのが本書の大きなテーマです。
そのため、欧米人と同じような健康法を採用しても効果がなかったり、むしろ健康に対するリスクになったりするケースもあるようです。
著者は「体質」という言葉を、「遺伝的素因と環境要因との相互作用によって形成される、その人の体が持つ性質と特徴」と定義しています。
「遺伝的素因」は持って生まれたもので、人種や民族によって異なる一方、「環境要因」は生活習慣など生育する環境によって変わることになります。
体質にはもちろん個人差もありますが、人種ごとに肌・髪・眼の色といった外見も異なりますし、体の中を見ても、脂肪のつき方や体温、アルコールの分解力や腸内環境なども異なります。
だからこそ、人種により健康法や病気の予防法・治療法も異なるというわけです。
そのため、多民族国家であるアメリカでは、それぞれの人種に最善の医療を提供するための「人種差医療」という概念もあるようです(差別的意味ではない)。
また本書では、遺伝的素因と環境要因を比較するために、米国在住の日系人のデータがしばしば例示されており、日本人と比較することで環境要因の影響の大きさも示しています。
本書の構成ですが、第1部では、人種による病気の発症率の違いや欧米生まれの健康法のうち日本人には合わないものなどが検証されています。
第2部では、食の欧米化が日本人の病気をどう変えたのかという視点から、糖尿病や高血圧などの生活習慣病について、発症や進行に関する知識が取り上げられています。
そして第3部では、日本人の死因のトップであるがん(悪性新生物)について、大腸がん、胃がん、乳がんなど遺伝子的に日本人がなりやすいがんに迫っています。
なお、特に絶対悪として捉えられているのがタバコとアルコール。
特にタバコの危険性については強く警鐘が鳴らされており、やっぱり身体にはよくないんだなと改めて認識させられます。
身も蓋もない言い方をすると、結論としては、日本人の体質を踏まえた上で病気を予防するためには、食生活をはじめとする生活習慣を見直しましょうね、というところに行きついてしまうのですが、日本人としての対応策はもとより、生活習慣病や代表的ながんについて一通りの知識を得ておきたい方には、それだけでも読む価値はあると思います。 -
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ネタバレ・ゲノムとは体の設計図。その中にある、タンパク質生成の司令塔が遺伝子。
◎病気の発生 = 病気のなりやすさ(遺伝) + 遺伝子変異 + ジェネティクス変異
・日本人の遺伝子や体質の特徴として、以下のことがあげられる。
酒に弱い
動脈硬化を起こしにくい
内臓脂肪がつきやすく、高血圧や糖尿病になりやすい
・現代の日本人は、飲酒と過度な脂肪摂取に注意し、穀物由来の食物繊維をより取り入れるべき。
・生まれつきの遺伝子が病気の発生に影響はするものの、生活習慣の影響度合いも無視できない。
・ストレスのほか、感染症や内臓脂肪による慢性炎症は、遺伝子変異の原因になる。
・遺伝子の種類ではなく、「遺伝子のスイッチ」が重要。
・遺伝子のスイッチは、受精卵や母体の状況、生後の生活習慣など、多くの要因に影響されるため、個々人が自身の人種の遺伝子的特徴を抑え、健康的な生活習慣を心がける必要がある。 -
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ネタバレ人間は「思い込む」動物である。本当にそうだと思いましたw。本を読んで健康にいいことはどんどん取り入れてきましたが、この本を読んで自らに注意喚起しました! 特に、免疫力、自律神経、酵素、デトックスなどについて。いい生活習慣(運動・食事・睡眠・生きがいなど)が基本だし、薬もなるべく飲まないのがいいとは思いますが、やみくもに飲まないのも問題で、必要に応じて薬も。奥田昌子「実はこんなに間違っていた日本人の健康法」、2017.12発行。①体は精巧。健康法は不要(節度ある食事・定期的な運動)②万人の薬なし ③CM注意
健康食品は薬ではない。有効であれば薬になっている。簡単なグラフでいかにも科学らしい説明をしていたら、たいてい本物ではない。広告・CMで消費者の心を鷲づかみするのが体験談(そのひとの感じ方)。たいていの栄養素は食事から十分に摂取できる!
人の体には個人差があり、また、人種、性別、年齢などによって体質は変わるので、食事や運動もそれにあわせて適切にするのがいいのだと思います。食事に関しては、今朝(2022.3.3)の読売新聞で「60歳を過ぎてからは<まごわやさしい>でなく<かきくけこ やまのさち>という本(森由美子 著)が紹介されていました。読みたいと思います(^-^) -
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諸悪の根源、内臓脂肪。生活習慣病のほかガンや認知症の原因となる。内臓脂肪を減らすための方策を示した一冊。
職場の健康診断で特定保健指導を受けたのを機に読んでみた。
運動だけは定期的にやっていたが、結局食べる量を工夫しなくてはいけないようだ。内臓脂肪、体脂肪は貯金のようなものであり運動で消費量を増やしても摂取量も工夫しなくてはいけない。
本書の良いとこらはあまり制限食などストイックではないところ。その日その日でできることを。できなかった日は翌日以降に取り返すような前向きな発想。
題名から期待するより内臓脂肪の弊害が分量の半分を占め、ちょっと冗舌。
日本人の体質として内臓脂肪が付きやすいことは仕方ない。健康のため、内臓脂肪を減らす努力、本書を読んでいると、どうにか出来そうに思えてきた。 -
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■インスリンの暴走が病気を引き起こす。
・脂肪細胞が分泌する物質にはインスリンの効き目を悪くする悪玉物質とインスリンの働きをよくする善玉部資質があるが,内臓脂肪が増えると悪玉物質の分泌が高まり善玉物質の代表であるアディポネクチンの分泌が低下する。
・内臓脂肪が増加するとインスリンの効き目が悪くなる。
・食事をすると食べ物に含まれる炭水化物が分解されてブドウ糖になり,腸で吸収されて血液に入る。インスリンの仕事は前身の細胞が血液中のブドウ糖を取り込んでエネルギー源にするのを助けることであるため,インスリンがきちんと働くとブドウ糖が血液から細胞の内部に移動して,血液中のブドウ糖の濃度即ち血糖値が下がる。
・インスリンの働きが悪くなると血糖値が下がらないだけでなく細胞がエネルギーを作ることができず活動できなくなってしまう。インスリンの代わりがつとまる物質は存在しないので,インスリンの効き目が悪くなるとインスリンをたくさん分泌して量で勝負するようになる。しかし,高濃度のインスリンには血圧を上げる困った性質がある。
■内臓脂肪は皮下脂肪と比べて中性脂肪を活発に出し入れしている。あまた中性脂肪をまめに取り込む一方で体内でエネルギーが不足するとすぐさま中性脂肪を分解して細胞から吐き出す。
・内臓脂肪は普通預金,皮下脂肪は定期預金
■飲んだ後になぜラーメンが食べたくなるか。それはご飯を食べていないから。〆のラーメンより飲む前のおにぎり1個がよい。
■炭水化物を食べると血糖値が上がり脳に満腹シグナルが送られる。炭水化物を食べないと,どんなにカロリーの高いものを食べても満腹感が得られにくい。
・アルコールが肝臓で分解されるときに特殊な物質が作られる。この物質がブドウ糖からエネルギーを取り出す反応の邪魔をする。それと同時に体内の材料からブドウ糖を合成する反応も抑えてしまうため飲酒によってエネルギーが不足し血糖値が下がる傾向がみられる。
■遅い時間に食べるとなぜ太りやすいのかについては完全に解明されているとは言えない。
・脂肪細胞から分泌される善玉物質のレプチンが減る。レプチンは脂肪がたまると分泌が増えて食欲を抑える働きをする。ところが夜遅い食事が続くとレプチンの作用が低下して食欲が高まってしまう。 -
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「引き算思考」でやめるべきNG習慣を見極め、確実につぶしていくのがダイエットによいそうです。各章、最後にまとめてあるので、振り返りやすいです。また、具体的ですので、日常生活に取り入れやすいと感じました。牛乳は夏場はアイスコーヒーに入れてよく飲んでしまうので、控えようと思います。
【食べ方・食べ物】
・摂取カロリーを抑える。脂質を減らし、次に糖質を控える。
・水1.2L/日飲む。
・牛乳は太りやすい。低脂肪牛乳、無調整豆乳、オーツミルクで代用する。
・おやつは脂質が多いナッツより甘栗。
【運動】
・筋トレは大きな筋肉を重点的に。
・息がはずむ強さの有酸素運動を30分、週5日以上。 -
Posted by ブクログ
内蔵脂肪がたまりやすいという日本人の特性を基に、専門の先生が内臓脂肪とそれをいかに減らしていくかということについて解説されていて、勉強になりました。別の著書も読んでみたいと思います。
【体質】
・日本人は内臓脂肪が付きやすい。特に、内臓脂肪は男性に多い(女性は皮下脂肪が付きやすい)。
・欧米人とは基本的に太るメカニズムが違う。
・内臓脂肪は病気につながる(第2章まで)。
【食事】
・脂肪が減る場合、内臓脂肪から落ちる。
・大原則は、脂肪の摂取を抑えること。ただし、炭水化物を多く摂ると脂肪が減りにくくなる(グリコーゲンがたまり、脂肪を使わずに済んでしまう)。
・結局のところ、エネルギーの摂り過ぎ。収支を考える。
・玄米と大豆はアディポネクチンという善玉物質を増やしてくれる。精米するなら七分づきがよい。
【運動】
・有酸素運動を行えば内臓脂肪は減少する。ウォーキングであれば、速足で汗ばむくらいの速度で。
・20分程度継続してでなくても、コマ切れでOK。
・内臓脂肪を落としたいのであれば、筋トレ、有酸素運動の順がよい(脂肪の分解を促す)。
・運動初心者にはラジオ体操がおすすめ。