わらいなくのレビュー一覧
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『ニンジャスレイヤー』第2部第2巻。
ラオモト・カンの末子、ラオモト・チバの戦いの始まりが描かれる「ライズ・オブ・アマクダリ」が面白い。チバの脇に控えるオニヤス・カネコ(ニンジャネーム:ネヴァーモア)、とアガメムノンのキャラクターが良い。3人を描いた扉絵にも雰囲気がある。
「ウェイティング・フォー・...続きを読むPosted by ブクログ -
「あなたへのオススメ」でためし読みして、一気に最終巻まで読んでしまった。
この漫画の存在をまったく知らなかったが、まだまだ世の中には凄い作品があると思い知らされた。 -
第1部「ネオサイタマ炎上」の完結。といえど、復讐者の葛藤は解消されることはなく、第2部「キョート殺伐都市」への引きを残しながら、余韻を持って第1部が閉じる。
相変わらずのハードボイルドだけれど、最終章「ダークダスク・ダーカードーン」で、フジキドとナラクとのバディ戦が描かれる展開もまた熱い。
キャラ...続きを読むPosted by ブクログ -
サイバーパンクディストピアSFニンジャ活劇。
悪の組織に妻子を奪われた男が、古代のニンジャの力を獲得し、その力の闇に呑まれないよう抗いながら復讐のため戦う、という筋の、王道なダークヒーローもの。「Wasshoi!」「のっぴきならぬマッポーの世」「インガオホー!」「ヨロコンデー!」など独特の言語センス...続きを読むPosted by ブクログ -
熟考してみた、一分間、じっくりと
『KEYMAN』、殿堂入りである。ありがとうございます
この最終巻の一撃は見事、扉をぶち開けた
絵柄こそアメコミ風であるも、ストーリーはガッツリと、日本人が大好きなものであるように感じた
綺麗事も、汚い事も、ごちゃまぜになっているからこそ、質の高い面白さが生まれるの...続きを読むPosted by ブクログ -
久しぶりに買いました。間飛んでるけどさほど気にならず。
ヤモト=サンちょっと切なげなところもありつつカワイイヤッター
だけで生きていけるわ私。Posted by ブクログ -
物語に引かれたのはこっちの方が強い。スワン・ソング・サング・バイ・ア・フェイデッド・クロウ。この一話を読んだだけで、この本の元はとれたと感じた。どんな人間にも意味がある。そして何かを伝えるそんな物語に弱いのだ。終わりも良い。託された新たなニンジャに幸あれ。Posted by ブクログ
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巷でうわさのアイエエエエ!ニンジャ!ニンジャナンデ!?です。
記念すべき一巻の話の最初が「これまでのあらすじ」・・・
どうやら時系列バラバラの一話簡潔みたいです。それでも読者そっちのけで話がぐんぐん進んでいく勢いはすごいです。Posted by ブクログ -
この巻は「アトロシティ・イン・ネオサイタマシティ」と「ストレンジャー・ストレンジャー・ザン・フィクション」のどちらも甲乙つけがたい。
アトロシティ、は荒唐無稽なキャラクターであるヤクザ天狗が好き勝手に暴れまわる話なようでいて、タロやヤマヒロが到底敵わない理不尽に立ち向かう話であることに気づく。
一見...続きを読むPosted by ブクログ -
この巻でのお気に入りは「ア・カインド・オブ・サツバツ・ナイト」
初見ではそこまで印象には残らないかもしれないが、読めば読むほど深みが分かる。
悪の組織の戦闘員がヒーローに倒される、それだけの予定調和な、本来なら触れられるまでもない、タイトルの通りのごくありふれた夜。
それだけにレオパルドが最後に残し...続きを読むPosted by ブクログ -
アクションゲームのラストステージめいて、ニンジャスレイヤーが戦う、戦う、戦う!これまで戦って来た敵も再登場し、ボスラッシュめいて息つく暇なく戦い続ける。文章でこんな疾走感を得られるとは全く信じ難いほどだ。
鋭い社会風刺も相変わらずで、胸焼けしそうなバトルの連続に清涼感を与えてくれる。
シックスゲイツ...続きを読むPosted by ブクログ -
サイバーパンクニンジャ活劇、ニンジャスレイヤー。これが何かというのはとても一言では表せないが、本筋は家族を殺された男が悪の親玉に復讐するという単純な話。
その単純な筋にこれでもかというほど多様な味付けをして出来上がった作品と言えるだろう。
サイバーパンクやアメコミの影響はもちろん、毎回個性的な怪人(...続きを読むPosted by ブクログ -
巷で噂のニンジャスレイヤー=サンの冒険はずっと気になっていた。
単行本の分厚さに躊躇していたが、今回イヤー!とキヨミズ・プラットフォームから飛び降りるつもりで買ってみたら大正解だった。
ツイッターに投稿された時とはストーリーの順序が変えられているようで、第一話にあらすじがあった時点でこれは普通の...続きを読むPosted by ブクログ -
分かってやってるに違いない、絶妙な違和感で統一された日本で繰り広げられるニンジャ同士の構想。twitter小説ならではのスピード感、意外と王道なストーリー、そして各エピソードが時系列バラバラで、つい読み返したくなるのも中毒性高し(-_-)Posted by ブクログ
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ツイッターで話題のニンジャスレイヤーを書籍に纏めた1冊。
破茶目茶な文章表現とは裏腹に、内容はいたって真面目。
熱きニンジャソウルに触れれば、ニンジャの魅力にハマること間違いなし。
ツイッターならただでは読めますが、やはり紙で読みたいので私的にはコチラが好きです。
ただ、難点を上げるなら時系列になっ...続きを読むPosted by ブクログ -
「ニンジャスレイヤーって、プロレタリアート文学ですよね」
私ではなく、ツイッターのフォロワーさん(書店員)がおっしゃった一言なのだけど、これってなかなか正鵠を射ているのでは。
忍殺語、世界設定、絶妙な言葉選び……というのは三巻目ともなると新鮮味も薄れて「もうあきた」となってしまいがちなのだけ...続きを読むPosted by ブクログ -
忍殺語と呼ばれるオリジナル・スラングを交えた文体が楽しい、爽快ニンジャ・アクションかと思いきや……サツバツ! 変な日本語と突飛なニンジャに笑っていられたのは最初の十ページだけだった。
舞台は磁気嵐により世界から孤立し、重金属酸性雨が降り注ぐジゴクめいたマッポーの近未来日本・ネオサイタマ。繰り広げら...続きを読むPosted by ブクログ -
シルバーカラスサンほどにんさつっぽさを廃したキャラはいないんじゃないのか。
にんさつっぽさとはオハギ中毒だったりとかマグロだったりとかそういうのです。
シルバーカラスサンは善人ではなくて善行を行ったわけでもなくて、道を後世に繋ぎたくてヤモトサンを利用したに過ぎず、それを自覚しているからこそ尊いイン...続きを読むPosted by ブクログ -
そして二冊目。というか、書店にこれしかなかったので、最初にこちらを購入したのですが。
他のレビューでも絶賛されている「スワン・ソング・サング・バイ・ア・フェイデッド・クロウ」、ヤモト=サンとシルバークロウのエピソードが普通に名作で泣いた。ネタ小説だと思って手にしていたので、背後からのアンブッシ...続きを読むPosted by ブクログ -
きっかけはツイッターのTLに流れてきたことだったか……。元々カンチガイ系ファンタジーや、「ぼくの考えたさいきょうの××」ネタが好きなので即フォロー。そして今に至る。
忍殺語と称される作中用語の出来があまりにもよいし、ネタやツボを心得ているので、最初は「天外魔境」シリーズのように「自称日本通のガイ...続きを読むPosted by ブクログ