わらいなくのレビュー一覧
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サイバーパンク・ニンジャ小説『ニンジャスレイヤー』第1部ネオサイタマ炎上の第4巻です。
10話が収録されています。
『マシン・オブ・ヴェンジェンス』、ジェットスキーにまたがりマグロ漁船を棍棒で襲う“ヨコハマロープウェイクラン”の前に停まる家紋タクシー、その中から4人のクローンヤクザとソウカイ・ニンジャのアーソンが。
『デッド・ムーン・オン・ザ・レッドスカイ』、武装霊柩車乗りと清掃員とニンジャスレイヤーとラオモト・カンと…。
『バイオテック・イズ・チュパカブラ』、タイトルから想像できるでしょうがヨロシサン製薬のチャメシインシデント的な狂った研究のお話です。
そして『ネオサイタマ・イン・フレイム』、遂にネオサイタマ知事を目指すラオモト・カンとの戦いに終止符が打たれます。
次巻にも期待します。 -
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実際面白い……ポエット!
アニメ版では見られなかった、バイオスモトリの悲しみや、異常犯罪歴を負った男が自ら改竄した記憶を思い込み戦い続ける儚さ、そして『ニンジャが現れないニンジャの話』など、見応え抜群……ドスエ!
なんといってもワザマエが素晴らしい。殺陣の美しさたるや、圧倒的ニンジャのイクサを表現するに相応しい……ゼンめいた感動。
逆にシルバーカラスさんのお話はここでは見られないため、ヤマト=サンが好きな人は、原作、漫画版、あるいはアニメ版が向いているはず。
是非とも一度、お楽しみいただきたい。
それではオタッシャデ……WooooWasshoi!!!!! -
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サイバーパンク・ニンジャ小説『ニンジャスレイヤー』第1部ネオサイタマ炎上の第3巻です。
8話が収録されています。
マルノウチ・スゴイタカイビルではカチグミたちがトクリを傾け合い、ビル街では「コケシコタツ」「魅力的な」「少し高いが」「アカチャン。ソダッテ。アカチャン。」などとショドーされた垂れ幕やネオンサインがサラリマンなどの購買意欲を駆り立てる街ネオサイタマ。
今回はワザマエハッカーのナンシー=サンを守りつつ戦うニンジャスレイヤー=サンが描かれています。
しかし、格好良いのはニンジャだけではありません。
デッカー(刑事)のシンゴやツチノコ・ストリートヤクザのヤマヒロなど、非ニンジャのイカす連中も出ます!
何を言っているのかわからないと思いますが、お読みになればわかります…たぶん。
次巻にも期待します。 -
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ネタバレ『ニンジャスレイヤー』第3部第9巻にして第3部完結巻。第1巻から21巻にも渡った、“ニンジャスレイヤー トリロジー”の最終巻でもあり、感慨深い。
ニンジャスレイヤーはアガメムノンと共に月面へと飛び立ち、ザイバツ・シャドーギルドはカスミガセキ・ジグラットへ侵攻、ソウカイヤとサヴァイヴァー・ドージョーはまさかの一時共同戦線を張り、そしてついにネオサイタマ市民たちが管理社会へ反旗を翻す。
多くの登場人物たちが再登場を果たし、シリーズの総決算にふさわしい巻。
どの陣営の闘いも熱いけれど、特にユンコ・スズキの闘いぶりが印象深い。自らのあり方を見据え、アイデンティティの揺らぎをこそ力に変える台詞は熱かった。
人間社会の不条理や人間存在の根源的な弱さによって打ちのめされた人々が、それでも這い進もうとする姿は、シリーズ全体を通して、物語の底や側面や(場合によっては)表面にまで見ることができるものだった。
ユンコの吐いた気炎は、ユンコをはじめとしたモータルだけでなく、ニンジャたちをも含めた、ディストピアに生きる全ての人々の生き様へと鳴らされた福音めいた響きを持って聴こえてくる。 -
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ネタバレニンジャスレイヤー第3部第8巻。
アマクダリ・セクトの陰謀を砕く連作エピソード「ロンゲスト・デイ・オブ・アマクダリ」の終幕と、その後に続くアマクダリ幹部〈十二人〉のひとり、スパルタカスの撃破までを描く。
「ロンゲスト・デイ・オブアマクダリ」の最後のエピソードは「ネオサイタマ・プライド」だが、自らをひとりの復讐鬼であり、いわば“死人”であると規定していたニンジャスレイヤーが、「ネオサイタマに生きる一人の市民」としてアマクダリの圧政への怒りを持つことは許されるのか、と想うシーンは熱い。
エピソード名はそもそも、ネオサイタマ市民をコントロールするために作られたテレビ番組の欺瞞に満ちたタイトルだが、それを真の意味でのネオサイタマ市民の誇りとして再定義する構成は圧巻。また、亡き子・トチノキの年齢に関する描写も、感情を抑えた筆致がむしろほろ苦く、涙を誘う。
戦いの総決算である「ニチョーム・ウォー」は戦闘描写の面白さだけに留まらず、実験的な手法に驚かされる。紙面を二段、または三段に分割し、多方面で同時発生する戦いを、時間軸だけでなく、文字としても同じページに同時に現し、臨場感を演出している。
同エピソードでは再びDJゼン・ストームの革命レディオが活躍する。戦いに散った息子・ニスイのシャウトがサンプリングされるトラックは悲しくも雄々しく、美しい。
キョート共和国側では、シルバーキーやシャドウウィーヴの復活は喜ばしいものの、タカギ・ガンドーの行方が気にかかるところ。
全体を通し、コメディめいた言葉回しの中に、隠れた熱と美、そして実験的かつ緻密な構成が垣間見え、いつもながらのニンジャスレイヤー節が謳いあげられている。 -
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ネタバレ『ニンジャスレイヤー』第3部第7巻。アマクダリ・セクト中枢との直接対決が始まり、この部の終わりも見えてきた印象。
「レイズ・ザ・フラッグ・オブ・ヘイトレッド後編」は、物語半ばでデリヴァラーが退場してしまったのは残念だったけれど、「ブルタル・ショウギ・サイボーグ・ヴァーサス・アングリー・タナカ・メイジン」の再結成と、そこで行われた父子初めてのセッションがリフレインされる展開はやはり熱かった。
ニンジャスレイヤーの侵攻により次々と〈12 人〉が欠けていく中、特にメフィストフェレスの最後の戦い(「デス・オブ・アキレス」)は、名前に恥じない心理戦を見せてくれて面白かった。 -
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ネタバレ『ニンジャスレイヤー』第3部第6巻。
ニンジャスレイヤーが新たな境地へと達する「リヴィング・ウェル・イズ・ザ・ベスト・リヴェンジ」、ジェノサイドとエルドリッチの因縁が明かされる「ウィアード・ワンダラー・アンド・ワイアード・ウィッチ」、アガメムノンの目的や背景、そして対抗勢力が描かれる「レガシーズ・オブ・メガトリイ」など、第3部終幕に向けて意義深いエピソードが続く巻だけれど、白眉は巻末の「レイズ・ザ・フラッグ・オブ・ヘイトレッド 前編」だと思う。
社会の抑圧に対して音楽の力で対抗する、タニグチことDJゼン・ストームが、非力なモータルながら実にタフ。リスナーたちが体制側に逮捕拘束されないようにと、命を賭して行うラジオ放送での台詞も、いちいちクールで格好良い。
前編の最後では、デリヴァラーという名のニンジャとして蘇った息子・ニスイに救出され、ただ一人生き延びる場面が描かれるけれど、それは単なるハッピーエンドではなく、今後の葛藤を思うと難しさも感じさせる。
暴力でなく音楽を、とマイクロフォンに叫びながら殺されていたとしたら、それはそれで物語としては美しい結末だったろうけれど、生き延びてしまったことで、暴力の化身となった息子との関係性をどのように再構築するかという問題が生まれる。それがどのように描かれるのか、後編を読んで確かめたい。 -
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妻子を「ニンジャ」に殺された「サラリマン」が自らも「ニンジャ」となり、「ニンジャ」を全滅するための「ニンジャスレイヤー」(ニンジャを殺す者)として世に蔓延るニンジャたちを殲滅していく復讐譚。
本書はその各エピソードを時系列に関係なく、順不同で収録。なお、著者は米国人二人組。
サブタイトルにある「アマクダリ」や、しょっぱなのエピソードに出てくる「マルノウチ・スゴイタカイビル」、「セプク」(切腹)等の語や、殺しあう敵同士、ボスと部下の支配関係、あるいは親友同士であっても「サン」付けで呼び合う風習(?)、ニンジャ同士は闘いの前にお互いが「オジギ」をして「ドーモ、XX=サン、YYです。」と「アイサツ」を「決める」、等々、誤解、曲解、勘違いの日本語と日本文化のオンパレードに痺れっぱなしの一冊だった。
あと、「ニンジャ」は本書では平安時代の「リアルニンジャ」の魂が現代によみがえり、人間に憑依したもので、基本的には人間に害悪をなす者という設定だったり、「アイエエエエエ!」という独特の悲鳴や、闘いの最中の「イヤーッ!」、「グワーッ!」などの叫び声が2~3行にわたって続くなどもかなり魅力的。
続巻もあるようなので、そちらも楽しみ!アイエエエエエ! -
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ネタバレ『ニンジャスレイヤー』第3部第5巻。
エピソード「ダークサイド・オブ・ザ・ムーン」においても、また「ステイ・アライヴ・フォー・ユア・カラテ」においても、アマクダリ・セクトに目的を達せられてしまい、そして副題どおりに、ネオサイタマとキョート共和国との戦争が始まる。
シリアスな展開が目立つ中で、バランスを取るように挟まる爽やかな短編が良い。「ファスト・アズ・ライトニング、コールド・アズ・ウインター」のスシ対決はファニーながらも熱い。
「ステイ・アライヴ〜」にて、ブラックヘイズとフェイタルが久しぶりに参戦したのも読んでいて嬉しくなるところ。 -
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ネタバレ『ニンジャスレイヤー』シリーズ第3部第3巻。
遠くキョート・リパブリックでタカギ・ガンドーが活躍する「ザ・ブラック・ハイク・マーダー」、チーム・シマナガシがニンジャスレイヤーと邂逅する「ヘイル・トゥ・ザ・シェード・オブ・ブッダスピード」、いまいち締まらない、けれど憎めないニンジャ、スカラムーシュが登場する「トゥー・レイト・フォー・インガオホー」など、バラエティ豊かなエピソードと多彩な顔ぶれが楽しい巻。
消費主義への批判や支配体制への反抗などがメタファーに包まれているけれど、それらはことさらに言い立てられず、相変わらず淡々とハードボイルドに語られる物語が心地良い。 -
購入済み
作者に惹かれて
作者様のKEYMANという作品ではアメコミの様な作品でしたがこちらはガラッと変わって和風物。相変わらず表情と個性の濃いキャラクター達で期待を裏切りません。