本郷地下のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレバイト先によく現れる「彼」は、いつも決まって同じ席で同じ男と居た。
……めちゃくちゃ、タイプだった。
「恋をするのは女の子なのに、男にしか欲情できない」という不思議な体質に悩まされている高史は、彼女・舞の転勤により、一緒に暮らしていた家を出なければいけなくなってしまう。困り果てていたところ、友人が使っていない寮部屋に住まわせてもらえることに。が、話によると「同室の男は“あっち系"」……。入寮の日を迎え、同室の男・深町と出会った高史は度肝を抜かれる。深町は、バイト先でいつも気になっていた「彼」だったのだ。そしてある時、二人は一線を超えてしまう……。
「ふつう」ってなんだろう。俺は「ふつ -
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もっと
読みたかった!けど、良かったー
深町あんなツンケンしてたけど、なんだか可愛くて…もっと2人の短編集とか読みたいなぁ。
本編は2人とも苦しいことも多かったので、淡々と暮らす2人のお話も覗きたい!!
ちなみ20pで、2人がきっちりお付き合い、となるまでのお話でした。 -
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切なさが堪らなく良い
オメガバースものは基本的に好きではありません。避けがちです。だって運命って言葉はロマンチックだけれど「意志で変えられない」という概念が理不尽だし、ヒートというのも動物っぽくて嫌い。でも、こんな風に敢えてα/Ω性の運命に逆らうような作品は面白いです。
それにしても、蓮さんの生い立ちがつらすぎる。子ができないという理由で蓮を探したα信奉一族の父親は胸糞だし、見るからに愛情深い生みの父は早世してしまうし。胸糞の父は蓮がαじゃなかったらスルーだったわけで、その後子供ができたようだけどαじゃなかったらどうするのだろう。蓮は遠い親戚のお家で伸び伸びと絵を描きながら育ったほうが間違いなく幸せだったろうな。 -
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お
色々解決してないところがあって「いや~よかったよかった♪」のハッピーエンドじゃないです。
だからこその余韻が良かった。水葵と忍さん2人の不安定な未来というか、
先行きが快晴とは行かない曇り空の未来に「ああ~これから2人はこんな風になっていくかな?」とか
「こんな風に幸せになるのかな?」とか想いを馳せる。そんな余韻に浸れる良い作品でした。
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