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バイト先によく現れる「彼」は、いつも決まって同じ席で同じ男と居た。……めちゃくちゃ、タイプだった。 「恋をするのは女の子なのに、男にしか欲情できない」という不思議な体質に悩まされている高史は、彼女・舞の転勤により、一緒に暮らしていた家を出なければいけなくなってしまう。困り果てていたところ、友人が使っていない寮部屋に住まわせてもらえることに。が、話によると「同室の男は“あっち系”」……。入寮の日を迎え、同室の男・深町と出会った高史は度肝を抜かれる。深町は、バイト先でいつも気になっていた「彼」だったのだ。そしてある時、二人は一線を超えてしまう……。「ふつう」ってなんだろう。俺は「ふつう」になれるのかな……。不器用な二人が手を取り合ったとき、涙が溢れて止まらなくなる。あたたかなメッセージがぎゅっと詰まった、本郷地下・待望のBL最新刊!
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Posted by ブクログ
『恋をするのは女の子なのに、男にしか欲情できない』セクシャリティに悩む高史は、バイト先で客として来ていた深町と偶然 大学の寮で同室となり、度重なるシンクロニシティで行動を共にするようになる。
本編・カバー裏のあとがきも含めて、答えのないセクシャリティについて触れられた内容になっています。
私も私の答えを知りません。あとがきを読んでドキリとさせられました。
BL作品ですが、この話と真面目に向き合った、少し考えさせられるお話だと思います。
210810追記:
作者が同人誌として『商業特典まとめ本』を出しています。
電子特典を除く、世田谷とメトロの特典まとめ+描き下ろしです。
泣いた
よかった。セクシャルマイノリティに限らず深町の最後の言葉に救われる人は多かれ少なかれいるはず。
エロ薄め。メトロからくる人はそれ目当てで来ると物足りないかも知れないので念のため。
シンクロニシティどころじゃない
数年ぶりに再読して驚いています
今なぜこんなに刺さるのか、、初読の頃は(それなりに良かったと思ったけれど)ここまでではなかった。
高史くんの複雑なセクシャリティから生じる苦悩は一筋縄ではいかなかったろうに、きっと高史くん生来の穏やかで優しい性格やほんわり柔らかな外見があまりにも素敵すぎて、その苦悩のヘヴィさが伝わりにくい。
でも深町くんのことを絶妙に絡ませることで、不思議なほど高史くんの抱える辛さまでもが浮き彫りになるという…巧い!こんな描き方なかなか出来ないと思う。
ラストシーン、初読では単純に「えっここで終わり?!」と若干物足りなく感じたのだけれど、再読後の今はこの終わり方がまた未来を感じさせる余韻を残しているように感じられて素晴らしく良い。
そしてそこからの、『数年後』ですよ!
数年後…社会人になっている2人、相変わらず雑然とした部屋には明らかにそこに2人が共に暮らしている生活感があります。
風呂(シャワー?)から上がってくる深町くん、流れで何気なく自分の名前でアナグラムをやってみてちょっとした発見をしてしまう…この時の表情、見えないけれど絶対可愛かっただろうなぁ〜
きっと思い出したよね、かつて「ここまで偶然が重なるなるなんて、男と女なら〈運命〉って〜」って高史くんに話したこと
男同士だってここまできたらもうシンクロニシティどころじゃないわ、運命です!(笑)
いやぁ再読して良かった。
ホントに素敵な作品です^^
良かった。
好きになるのは女性、でも身体が欲情するのは男性、というのは、初めて読む特性でした。
いずれにせよ、いわゆる 普通 でないということは、それだけで
生きづらいことがたくさんあると思います。性に限らず…
そういう部分もまるっとアナタだから、そのままで、自信もって
自分にとって自然なように生きればいいんだよ、というメッセージを、作品から感じました。
白黒ハッキリスッキリするお話ではないかも知れませんが、
これが自然で、優しい世界に思います。グラデーションを受け入れる。
理解されず孤独であった2人が、受け入れあえる優しい相手に出会えて良かった。
絵はシンプルで、丁寧です。お話も、シリアスもコミカルもあって、良かったです。
せつない
恋をするのは男だからとか女だからとか単純じゃないんだなって思いました。
きゅんとしたけど、自分と同じ性別だから恋じゃない、勘違いだと思ってしまう人もいる中で、性別とか関係なく、好きな人を見つけることができるのは素晴らしいことだと思います!
しんどいなー
性欲と恋愛対象が一致しない人がいるのを初めて知りました。こういう人、どう恋愛とかセックスする人を探すのかー。。。すごい難しそ。
女性と男性だけに分かれてる世界って、結構エグくないか?と思った。
そういえば、自分の同級生で女の子だけど「僕」って一人称で話したがってる子がいたけど、今は”普通”に女性やってる子がいたなーと思い出した。
実際は男・女にわかれないグレーの人も多いのに、成長するうちに、多少の誤差を飲み込める多くの人が女か男かどっちかに収まっちゃうのかなー。
変わろうと努力しても気持ちがついていかずうまくいかない、理解してくれる人がいるのに応えられない、自分の存在は何なのか、性別関係なく考えさせられるお話でした。
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