古草秀子のレビュー一覧
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高校生の課題図書になっているけど、大人が読んでも読み応えあります。文章は分かりやすく、当時10歳であったレイゾンの視点で書かれています。
「シンドラーのリスト」に載った最年少のユダヤ人の一人。
ホロコーストを生き延びた過酷な体験を物語っている。
レイソンは5人兄弟、ポーランドの東部で生活していたが、ドイツ軍の急激なポーランド侵略で生活は一変。
父親が目の前で父親よりもはるかに年下のドイツ軍人に殴られるところを目の当たりにするところや、(その後つれて行かれる。)ゲットーでは見回りに見つからないよう屋根裏で這いつくばって二日間も過ごしたところなど、大人でも到底厳しい状況の中、生きるために必死な様 -
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結婚を科学する。外国ではこの分野の研究が進んでいる、言い換えれば日本と比べ、よりオープンに話されている。それは同性同士の結婚についても言及されていることからも窺い知れる。
外国と日本では結婚観等の文化が違うので、本書を読んでもピンとこない部分は多々ある。だが結局は男と女であり、その脳みその構造の違いは国籍を問わず一緒である。そこを科学するこの本、結婚している人は勿論のこと、普通の恋愛面でも気付ける事は多いはず。
なお、統計学がこういう分野にも進出していることに驚いた。統計学は、その汎用性の高さから、人類の偉大な発明の一つとも言えると近々思っている。 -
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NYタイムズ紙の健康ジャーナリストの著者が、様々な「結婚に関する科学的な研究」を紹介している。全体的にどこかで読んだような話か感覚的に理解していたことを改めて根拠づけたという話が中心ではあったが、面白かった。表題に関連しては、4000人の男女を対象にした研究で「男性では、けんかの際に沈黙を保つことは、健康に対して測定可能な影響がなかった。だが女性では、けんかの際に感情を口に出さない人は、十年間の研究期間のなかで、思ったことをいつも夫に言う人に比較して死亡率が四倍だった」と指摘。女性がキーキー言うのはある程度、医学的に正当化されることが確認された。一方、「男女を問わず、議論の仕方が心臓病を導くリ
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PART1 よりよい結婚生活のために
1章 結婚の現実を知ろう
(離婚少なくなっている)
・結婚と離婚をめぐるデータ
・離婚を繰り返す常習者の存在
・期待の高まりがハードルを上げる
2章 結び付きの科学
(浮気するのは遺伝子のせい)
・ロブスターは理想の夫婦?
・マウスの一夫一婦婚
・浮気は遺伝子で決まる
・貞操遺伝子が変異すると
・そもそも人間は浮気性なのか?
・誘惑に打ち勝つには
3章 愛の科学反応
(ロマンスは測定できる?)
・求愛行動と口説きのしぐさ
・遺伝子の相性を嗅ぎ分ける
・恋する脳
・あなたの情熱を測定する
・恋に落ちると