古草秀子のレビュー一覧
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【インプット】
・仕事の片付けもモノと同じで、まずは自分の理想を知ってから、一つ一つに向き合い整理する
・一つ散らかると急に散らかりだすため、小さな散らかりを防ぐ事が大事
・SNSを使った浅い繋がりに時間をかけすぎない
・働くメンバーのときめきポイントを知って、適材適所にするとみんなが幸せ
・たった一人でも、片付けを通じて大きな影響を与えられる
・定期的に自分と向き合う時間が必要
・何の仕事をしているかより、どんな感情で働くか
【アウトプット】
・自分は努力不足だし、質の高い人脈も築けていない。まずは自分が力をつけるところから。
・まずは自分と身近な人を大切に
・今の仕事にも気づいていないときめきポイントがあるはずなので、分析&改善! -
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ネタバレ外向型の方がより高く評価されがちな社会において、内向型の長所や強みについて書かれている本。
アメリカ人の1/3が内向型というのは意外な発見だった。著者が内向型という点でも、とても興味深く読むことができた。
内向型は外向型にはない、謙虚さ、共感力、粘り強さ、創造性など高い能力があり、時には優れたリーダーにもなりえる。
私はどちらかといえば内向型です。
内向型である事にコンプレックスを感じていましたが、この本を読んで自分の性質を肯定的に捉え直す事ができました。
特に興味深かったのは、内向型の方が、外向型よりもあらゆる刺激に敏感だということ(=偏桃体が興奮しやすい)。
例えば、初対面の人が苦手というのも、実は人が苦手なのではなく、単に刺激に敏感なだけだというもの。
外向型の方が外部刺激に鈍感なので、臆病にならず自分らしく振る舞いやすい。
生まれつきの性質はある程度大人になっても変わらない。本来の長所を無視して、無理に外交的に振る舞う必要はないし、それは自分を否定することになる。
苦手な事を理解して無理をせず、自分の長所や強みを活かしていければいいなと思いました。
どちらが優れているとかじゃなく、お互いに補完し合える関係は理想的だと思います。
静かで謙虚だけれど、自分なりの信念を持って行動できるに人に憧れます。 -
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理想のワークスタイルとは何か?
自分の人生にどうやったらときめきをもたらせるか?
身の回りの物の整理は普段からやってることかもしれないけど片付けで大事なのは何が自分に必要で、それを持ってると前向きになれるのか?などだと考える。
そして、現代社会では物質的要素だけではなくてスマホアプリやメールなどデジタル情報の数々も物凄いスピードで溜まっていく。それらが自分のタスクを阻害していないか、緊急性や本当に必要な物を残せているか?優先順位を付けられているか?
物とデータ、両軸での片付けを成功させることで仕事もプライベートもバランス良くなり、ポジティブなエネルギーが回っていく! -
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ネタバレいわゆる外向型(=陽キャ)が大正義のアメリカ発の「内向型」人間の長所を取り上げた本。
1章では外向型が文化的理想になった経緯が書かれている。セールスマンの誕生、カーネギーという外向型人間の理想像の出現により、20世紀への転換期に頂点に達した文化的変容が反映されており、文化史学者のウォレン・サマスンにより「アメリカは「人格の文化」から「性格の文化」へと変容した」(P44)と表現されている。
「性格(personality)」という言葉は18世紀まで英語にはなく、「性格がいい(good-personality)」という表現は20世紀になってから広まった。
これはアメリカの工業化が背景にあり、農場から都市へ、の流れにより、人に好印象を与える必要が出てきたからである。
現在、アメリカでは内向型は二流の性格特性とみなされる。しかし、歴史的な有名人には内向型とされる人物(ニュートン、アインシュタイン、ショパン、プルースト他)が多数存在している。
現代はチームで働くことが推奨される組織では特にキャリアを高めるには外向型が有利である。そのために、理想的な人材として「平均して八十点から八十五点の成績を取り、課外活動に熱心な学生』(P56)が好まれている。
しかし2008年の金融危機は押しの強い外向型がもたらしたものであり、投資には内向型が行うリスク回避が必要不可欠である。
8章では、外向型はどちらかというと西洋、内向型は東洋と位置付けているが、内向型はアメリカでは劣等感を抱きやすい。内向型の人間には偽外向型として勤労している人も多い。
最後に11章では内向型の子に理想の教育現場について語られている。内向型の人間には、外向型の子たち向けの学校の指導とは異なる指導が必要である。
現在、コロナ禍でアメリカも大変ですがそろそろ落ち着いてきましたし、リーマンショックで変わらなかったんですから、大勢の人とパーティーをするのが大好きな外向型人間が重用される流れというのは簡単には変わらなさそう…。
アメリカの歴史の流れとともに外向型人間が輸出されて日本にもやってきたのか、と感じました。 -
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働き方もそうだし、働く環境も良くしたい。
時短を目指しているんだけれど、逆に仕事に追われて疲れる日々。こんな日々に終止符を打つべく、本書を読んでみた。
「なぜ片付けをするのか?」という目的意識を持つことが非常に重要。理想の働き方をイメージする。
私の場合、以下のことがやりたいから。
○取り出したい書類、確認したいプリントがさっと出てくる(原則5秒)
○先々を見通して早め早めに提案をする
○午後5時半になったら、10分間、明日するタスクを6個スケジュール帳に書き、優先順位を決める。
○ 15 分間、今日1日を振り返りPCに書き留める。
○ 18時にはきっぱりと職場を後にする。
同僚のありがたみ(働きぶりや、努力、職場環境への貢献)を忘れてはいけない。
○同僚に「ありがとう」と感謝を伝える
○同僚が重要な貢献をしてくれていると認める。
○同僚がひとりでいる時間を尊重しそのために配慮する。
○同僚を信用する
○尊敬に値する人間として、同僚と接する
こんまりさんの旦那様の「仕事の片付け法」もとても良かった。
①現状把握(大きなスケッチブックを横に置き、線を引いて12等分する。現時点で決まっている年間スケジュールを書き出す。おおまかな予定で良い)
②プロジェクトの優先度を考え、それぞれにかける時間を決める(「ときめく仕事」「ときめく未来につながる仕事」により労力をかけ、「やらなければいけない仕事」は極力時間をかけずに、と言うのが基本方針)
③タスクに落とし込む(細かいタスクをGoogleカレンダーや自分のスケジュール帳に書き込む)
旦那様は、2週間ごとに1時間ほど時間をとり、なぜ自分が働いているのか、仕事を通じてどんな未来を実現していきたいのか、理想の働き方はどんな働き方なのかを考え、その上で今あるタスクの優先順位を明確にしているそう。毎朝10分、その優先順位をもとに、その日やるべきタスクを決めてから仕事に取り掛かっているとのこと。さらに、このようなプランニングだけではなく、しっかり改善することも大切。
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サイ・モンゴメリーはテンプル・グランディンの本しか読んでいなかったが、それがとても良かったし、この本のタイトルも気に入ったので読んでみた。
動物と暮らすと、愛情の幅が広がるのを感じ、彼らの心の曇りのなさに驚かされることが度々あるが、著者が書いているのもまさにそういうことだった。
動物と暮らすとお金がかかる。自由に旅行にも行けないし、一日も世話を休むことができない。
それがイヤだから、飼わないと言う人の言い分はもっともだし、無責任に飼う人は最低だ、そんなんなら最初から飼うなと思ってはいるのだが、動物と暮らすことで得られる素晴らしさは何にもかえ難く、それをどうしたら分かってもらえるだろうと常々考えていた。この本を読むと分かってもらえるかもしれない。
動物たちと心が繋がる経験をすると、人はもっと「良い生き物」になれる。
「人間の家族とは対照的に、クリストファーとわたしの関係では、おたがいの違いはなんの問題も生じなかった。クリストファーは豚で、わたしはありのままの彼を愛した。犬なのにモリーを愛したのではなく、犬だからこそ愛したのと、ちょうど同じように。そして、すぐにそうとわかったのだが、クリストファーもまた、偉大な寛容さで、わたしがしがない人間であることを受け入れ、許していたのだろう。」(P53)
「これまでにサーバーが教えてきれたなかでいちばん重要なのは、たとえどれほど絶望的に思えてもつぎに何が起こるのかはだれも知らない、ということだ。すぐそこの角を曲がれば、すばらしい出来事が待っているかもしれないのだ。」(P165)
著者の考えや行動に全面的に賛成というわけではない。虐待されたり、障害を持った犬を飼いたいというのは立派だが、犬種にこだわるのは理解できないし、安楽死についても、本当にそれしか選択肢はなったのか?とは思う。
しかし、巻末の推薦図書リストの『ケープコッドの海辺に暮らして』(ヘンリー・ベストン著)の言葉には完全に同意する。
「わたしたちはもっと賢い、おそらくはもっと神秘的な概念を必要としている‥‥なぜなら、動物を人間の物差しで測るべきではないのだから。わたしたちの世界よりももっと古く、完璧な世界で、わたしたちが失ってしまった、あるいは最初から与えられなかったすばらしい感覚を与えられた彼らは、完成された完璧な存在として生き、わたしたちにはけっして聞こえない声に従って生きている。彼らは人間とは異なる存在であり、劣る存在ではない。彼らは別の世界の住人で、人間とともに生命と時間の網にからめとられている、すばらしく苦悩に満ちた大地の囚人仲間なのだ。」(P181)
哺乳類が人間の良きパートナーになることは知っていたが、タコの知性と愛情にも驚かされた。タランチュラが人に馴れることにも。
タコの本も読んでみたい。 -
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ネタバレ仕事でのグループワーク後にいつも違和感を感じていたため、ある意味それを「正当化」するために読んでみた。
以下、気になった点。
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・優れた音楽家たちは・・・たとえ集団で演奏するものであっても・・・個人練習が本当の練習であり、集団でのセッションは「楽しみ」だと表現する。
・”エンジニアは人々の生活を変えることができる「世界にとって重要な人物だ」と教えた。”
・ブレインストーミングが失敗する理由:社会的手抜き(集団で作業すると、他人任せで自分は努力しない)、生産妨害(発言したりアイデアを提示したりするのは一度に一人なので、その他の人たちは黙って座っているだけ)、評価懸念(他社の前では自分が評価されるのではないかと不安になる)
・クラスのリーダーになるのが大切だと思う子もいれば、良い成績をとったり仲間から好かれたりすることが大切だと思う子供もいる。
・自由意志は私達を大きく変えるが、それは遺伝子が定めた限界を超えて無限にという意味ではない。
・群れの中の数等は、草を食べながらも定期的に顔を上げて捕食動物が狙っていないかと周囲を見なわす。そうした敏感で注意深い個体がいる群れは生き残る確率がより高く、それ故にその群れの中では敏感な個体が生まれ続ける。
・誰かがレバレッジ比率を上げて、もっとリスクを取ろうと強く主張するたびに、次の数年間でその意見が「正しい」と立証された。総主張した人たちは称賛され、昇進し、発言権を増した。逆に、強気に出ることを躊躇し、警告を発した人は「間違っている」と立証された。彼らは糾弾され、無視されるようになり、発言権を失った。どの金融機関でも、そんなことが日々繰り返され、ついには、先頭に立つのは特殊な種類の人ばかりになった。
・”シリコンバレーでは、仕事ぶりを見せるだけでなく、自分自身をうまく表現できないと、過小評価されてしまう。多くの外国生まれの人々がそれを体験してきた。リーダーではなく、都合のいい労働力とみなされてしまうんだ。”
・心から大切に思っている仕事をすすめるために外交的に振る舞っているのであって、この仕事が終われば本物の自分に戻ってゆっくりできる、そう自分に言い聞かせることもない。それどころか、心のうちで、自分ではない人間になることが成功への道だと言い聞かせてきたのだ。これはセルフモニタリングではなく、自己否定だ。
・「敏感な」あるいは「高反応な」タイプは行動する前にじっくり観察して戦略を練る。そのため、危険や失敗やエネルギーの無駄遣いを避ける。これは「本命にかける」あるいは「転ばぬ先の杖」という戦略だ。対象的に、逆のタイプのr積極的な戦略は、完全な情報がなくても迅速に行動することで、リスクを伴う。つまり、「早起きは三文の得」であり「チャンスは二度ない」から「伸るか反るかの賭けに出る」のだ。
・唯一最高の性格というものはない。むしろ、性格の多様性が自然選択によって守られたのだ。
・外向型はより安直なやり方で問題解決を図り、正確さは二の次なので作業が進むほどに間違いが増え、問題が難しくて自分の手には負えないと挫折感を抱くと、全てを投げ出してしまう傾向がある。内向型は行動する前に考えて、情報を綿密に消化し、時間をかけて問題解決に取り組み、かんたんには諦めず、より性格に作業する。内向型と外向型とでは注目点も異なる。内向型はぼんやりと座って思考を巡らせ、イメージし、過去の出来事を思い出し、未来の計画を建てる。外向型は周囲でおきていることにもっと目を向ける。
・交渉する能力は生まれつきのものではなく、テーブルに拳を叩きつけながら話す人達だけが持っているものでもない。誰でも優れた交渉者になれるし、それどころか、物静かで丁寧な態度を取ることや、しゃべるよりも耳を傾けること、衝突よりも調和を求める本能を備えていることは、結局の所帳尻をプラスにする。
・否定的な感情の抑圧が習慣になっている人は、夜のなくぉより否定的な視点で見るようになるのかもしれない。
・必ず少し早めに行こう。早く来ている子どもたちと打ち解けておくほうが、すでに出来上がっているグループにあとから入り込むのよりも簡単なのだ。
・人生の秘訣は、適正な明かりの中に自分を置くことだ。ハリウッドのスポッtライトがふさわしい人もいれば、机においたスタンドがふさわしい人もいる。
・「新集団思考」が持つ危険を忘れずに。もし創造性を求めるのなら、まずは一人で問題を解決してから全員でアイデアを分かち合うよう従業員たちに支持しよう。多くの人々の知恵がほしければ、電子機器を使うなり、紙に書くなりして集め、途中の過程で各人が他人のアイデアを読んだり評価したりしないよう注意しよう。
・積極性や雄弁さに優れているからと言って、優れたアイデアの持ち主だとは限らない。 -
Posted by ブクログ
有名なペリー就学前プロジェクトやアブシディ?実験などによると、就学前に非認知スキル(成績を上げるための勉強ではなく、生活力的な忍耐力、対人スキルなどの能力)を上げるような教育を施すことにより、成人後の逮捕率、各種依存症率、離婚率、就業率、持ち家率などに有意な差が生まれるとされている。これをベースに、最も社会的なリターンの大きい教育投資は、就学前に非認知スキルなどを上げることであると説く。
二章ではこれに対して他の識者が見落としている点などを指摘。特に非認知スキル教育はややもするとその時点で優位な集団の(≒白人の)規範を押し付け再生産しかねないという指摘が興味深かった。また、こうした実験と結果の測定が仮説の提唱者によって行われることから、妥当性を疑問視する意見もあった。
どの説が正しいのか判断しかねたが、成長過程にある人間を対象として社会実験を行うことの困難さはよくわかった。