古草秀子のレビュー一覧
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タイトルに惹かれて読んだ本。
『動物たちが教えてくれた「良い生き物」になる方法』、原題はHOW To BE A GOOD CREATURE - A Memoir in Thirteen Animals
謙虚さ、優しさに満ちていて、本当にいい感じだった。この本を読んでいて、思い出したこと。魚は「心」がないということが言われていたが、それは今では間違いだということになっている。何でも人間の視点で物事をみてしまうと、このように人間以外の生き物に対して、「劣れるものたち」という意識を持ってしまいかねない。動物たちのすごい能力は身近にいるイヌ、ネコでも照明済み。この著者のように、生き物たちは私たちが「 -
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自分自身内向型であり、現実的に困難も抱えているので、いくらかは役に立ってくれるかなという若干の期待を持って読んでみた。
本の内容は、アメリカでは外向的な人間がもてはやされ、内向的な人間は見下される傾向があるが、実際はそれぞれに長所短所があり、内向型はもっと自分なりの生き方を追求してよいし、お互いに協力し合うことで、よりより結果をもたらすこともできる、という主張。なので、「すごい力」というタイトルは若干言いすぎではある。
とにかく長いので読むのに忍耐力が必要だったが、内向型とは何か、自分は内向型なのか、この本で取り上げられている内向型よりもさらに内にこもる傾向があるのではないかなど、読みながら自 -
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ちなみに自分は「ENTJ-T」という外向型で「指揮官」というタイプ。
某サイトの「血も涙もない鬼だと思われても構わないさ。自分が有能な鬼のままでいる限りはね」というのがおそろしく当たっているものの、内向的な面もかなり併せて持っていて、どうしてもそのバランスが取りづらい。そんなアンバランスな自分にとって、本書は共感するところも多く、また為になるところも多い。
企業における人物評価において、外向型であること、という点があまりにプライオリティが置かれすぎている、と感じていたので、本書でのそうした偏った評価への指摘はかなり的確な点は素晴らしいと思った。
明らかに外交性が必要ないような職種でもそうし -
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ネタバレ自己啓発というか自己発見かな?
内向型人間と外向型人間と言う字面からも想像できそうな2パターンに人類を分けてしまう。
これは少々強引な気はするのだが、他人との接し方、距離感に関して言えばこの分類はスゴク当てはまると思う。
この内向型人間(もしくは外向型人間)の心理的特徴を知ることで、自分の生きづらさや対人的な反応に対して納得が出来て腑に落ちることが多く、結果的に自己肯定感も高まる。
どちらのタイプが良い悪いではないが、確かに世の中ではリーダータイプという声高に意見を言う人が多くのシーンでもてはやされていることが間々あるが、決してそれが全てではないという事を教えてくれる。
分かってはいた -
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内向型の著者が書いた、内向型人間の特性を描いた本。
世の中は外向型への評価が高く、それに対比すると内向型は外向型の長所が「欠けている」という評価となってしまうんですよね。内向型の長所はアピールしづらいというのはあるんじゃないかと思います。アピールするということ自体が、外向型の特性に属するということも大きな要因かと。
最近の日本は外向型への評価比重が以前より上がっているように思います。プレゼンは上手だが実力が伴わない人が昔より増えてないですかね。アメリカではこの本は結構売れたということで、内向型への見直し機運は高まっている(?)んでしょうが、日本はどうかなぁ。最近しばしば言われる、持続可能な○○ -
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ネタバレ名犬チェットと探偵バーニーの第一弾。「ぼくの名はチェット」改題文庫版。これは犬好きにはたまらない本ですな。チェットの一人(犬?)称なので、常に犬目線。犬ってほんとにこんなこと考えてるのかもと思わせられるくらい、いちいち納得します。血みどろな殺人事件は起こらず、謎解きでもないので、ミステリというより、ハラハラさせられて、スッキリもするエンターテイメント小説ですね。
相棒と言えどもそこは犬と人間。都合よくツーカーではなくチェットが目撃し知ったことを、バーニーがどんな風に突き止めていくのかを楽しむミステリでもあるのか。2冊目も購入済みなので、楽しみ。 -
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読み終わったあとに、「犬、サイコー!\(^o^)/」と絵文字付きで叫んでしまいたくなるくらい、犬好き、ミステリー好きにはたまらない一冊かと思います。
いや、そうでなくともこの物語の主人公(主犬公!?)チェットには、誰もがハマってしまうのではないでしょうか。
リトル探偵事務所のオーナーにして腕のいい探偵のバーニー・リトルと、その相棒の大型雑種犬チェット。あくまでも相棒であってペットではありません。
その様子は、チェットが語るこんな描写からも明らかです。
"退屈はどこかへ吹き飛んだ。車のエンジンをかけるバーニーの表情はきりりと引き締まり、生気に満ちていた。ぼくらは仕事を生きがいにして -
- カート
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試し読み
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- カート
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結婚に関するあらゆる研究についてまとめられた本。アメリカでは、結婚の研究がかなり広範囲で行われていることに驚いた。カウンセラーにかかるのが当たり前の国では、結婚の研究に投資する人がたくさんいるのだろうか。
この本は、すべての大人にオススメだ。結婚してる人なら、思い当たることばかりだろうし、これからする人もよく読むといい。
この本には、センセーショナルことは書いてない。だけど、章が変わる毎に、驚きや、息を飲むことの連続だった。
子供が産まれると結婚生活の満足度は下がる。普段はみんなが言わないようにしていることだ。
どちらかが浮気をしても、別れるよりも修復する夫婦の方が多い。
どこの国でも家事は女 -
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