詩縞つぐこのレビュー一覧

  • 異人館画廊 贋作師とまぼろしの絵

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    ブロンズィーノの絵が見たくなる。
    世の中にはいるんだろうけどそんなにばれないような模写を出来る人がホイホイいるかーって突っ込みたくなるけど・・・。
    2人の関係に激しくモヤモヤしてしまう(笑)。

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    2017年11月16日
  • 異人館画廊 盗まれた絵と謎を読む少女

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    ネタバレ

    【あらすじ】
    死を招く絵画に隠された暗号とは!? 美術ミステリー!独自の意味を背景や小物として絵画に書き込む手法、図像(イコン)。英国で図像学(イコノグラフィー)を学んだ千景は、祖父の死を機に日本に戻ってきた。祖母が経営する画廊には一風変わった仲間が集っており人付き合いの苦手な千景は戸惑うばかり。そこで千景はある盗難絵画の鑑定を依頼されるが、仲介者が昔から気の合わない幼馴染みの透磨だと知って…!? 呪いの絵をめぐるミステリー!!

    【感想】

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    2017年08月07日
  • 異人館画廊 当世風婚活のすすめ

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    少しずつ透磨と千景の関係が、嫌いだし喧嘩もするけどお互い信頼はしてるし安心する、っていう風に変わってきたかなあとおもいます。何かの拍子で自分の気持ちに気付くのかなあ。
    あとまさか足りない図像があれだとは思いませんでした…調べれば調べるほど奥が深いんだろうなあとおもうしもっと詳しく知りたいなーって思いました。

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    2017年05月02日
  • 異人館画廊 当世風婚活のすすめ

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    ネタバレ

    シリーズ4弾

    今回は、千景の失われた記憶に直結するところらしい
    としつこいくらい書かれていました。
    そして、図像術の話よりも、千景と透磨の関係の方ばかりだった。
    あのとき何があったんだ…???
    と気になる終わり方

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    2017年04月01日
  • 異人館画廊 当世風婚活のすすめ

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    新たな絵を巡ってのお話。
    透磨と千景の距離と関係も、少しずつ変わってゆく。
    絵は変わらずそこにあるが、人は変わってゆくもの。
    少しずつ千景の過去が明らかになってゆくところも、今後の楽しみ。

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    2017年02月20日
  • 異人館画廊 幻想庭園と罠のある風景

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    千景と透麿の心の距離がぐっと近づいた気がする。素直に言葉にはしないけど、お互いに相手を気にかけているのがわかり微笑ましい。透麿と京一も何だかんだで相手の良いところは認めているのが面白い。今後も楽しみです。

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    2017年02月04日
  • 異人館画廊 贋作師とまぼろしの絵

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    千景と透磨のもどかしい関係を描きつつも、ブロンズィーノの贋作の真相についてもしっかりしたストーリーをを見せてくれてお見事でした。ブロンズィーノの絵を検索して見ると、一見色遣いも綺麗で美しいと思ったのですが、じっと見つめていると不安な気持ちになりました。この作品を読んだ後だからでしょうか。本作ではカゲロウさんの情報力が目立っていて、さらに正体が気になりました。

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    2017年02月04日
  • 異人館画廊 盗まれた絵と謎を読む少女

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    本書で初めて「図像」という言葉を知りました。図像については、話の中で詳しく説明されていてわかりやすかったです。話はこの図像が使われた呪いの絵画をめぐるミステリ。美術が好きなので、私は好きな内容でした。濃いキャラクターが多いですが、中でもやっぱり千景と透磨の関係性も今後どう変わっていくのか気になります。

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    2017年02月04日
  • 異人館画廊 当世風婚活のすすめ

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    ■月の明るい夜、フラワーロードに突然クラッカーの音が鳴り響いた。

    成瀬家は、代々“禁断の絵”を守ってきた旧家だ。その絵が盗まれた。現当主の美津に絵をさがしてほしいと頼まれた千景と透磨だが、件の絵は異人館画廊に置き去りにされていた。同時期、失踪中の次期当主候補・雪江が死体で見つかるが、容疑者として浮上した男が千景の誘拐事件の関係者だと判明し!? 深まる謎の中、記憶の封印が次第に解けてゆく。緊迫の美術ミステリー!!

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    2017年03月09日
  • 異人館画廊 当世風婚活のすすめ

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    目をそらすのは、もうやめようー。

    シリーズ4作目。今回取り上げられている作品はホガースの当世風結婚。この絵は知らなかったので、すぐに画像検索した。このシリーズを読むといつも、絵は色んな見方があるのだと興味深く思う。
    千景と透磨の関係も、どんどん興味深くなっていく。いったい過去に何があったのか、何故透磨のことを忘れたのか、気になりすぎて次巻が待ち遠しい!
    相変わらずの京一もこのシリーズの良いところ。

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    2016年12月18日
  • 異人館画廊 当世風婚活のすすめ

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    ホガースの6枚からなる連作画『当世風結婚』を題材に、千景の消し去った記憶が呼び起こされる、ある種重要な巻。
    そして、まさかのカゲロウさん登場。

    透磨と千景の関係が徐々に変わり始めそう。いつも千景の考えていることがダダ漏れじゃないかというくらい、透磨の返しがいいとこ突いてくる。

    アダムとイブを模してイチジクにかぶりついて「これで僕たち同罪ですよ」からの「もうふざけるのはやめにします」にキュン死寸前。

    次巻が待ち遠しい。

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    2016年12月05日
  • 異人館画廊 幻想庭園と罠のある風景

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    このふたりはほんとくっつきそうでなかなかくっつかない…でもそれが良いし前よりはお互いちょっとずつ近づいてる気がしてとてもきゅんとする…透磨くんほんとすきです…あと瑠衣さんみたいな女性に憧れる!
    名前は聞いたことあるけど知らない画家ばかりなので今回もブリューゲルの絵が気になったし、いろいろ図像学についても調べたくなった!

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    2016年11月27日
  • 異人館画廊 当世風婚活のすすめ

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    2人の距離が縮まった感じがしましたね。
    千景がすべてを思い出したとき、どうなるのやら。

    カゲロウさんも姿を現しましたね。待ってました。

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    2016年11月11日
  • 異人館画廊 贋作師とまぼろしの絵

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    なかなか図像術を用いた絵画が出てきません・・・

    内容(「BOOK」データベースより)
    英国で図像学を学んだ千景は祖母の営む『異人館画廊』で暮らしている。ブロンズィーノの贋作の噂を聞いた千景と幼馴染みの透磨は高級画廊プラチナ・ミューズの展覧会に潜入するが怪しい絵は見つからなかった。が、ある収集家が所持していた呪いの絵画が、展覧会で見た絵とタッチが似ていることに気づく。しかも鑑定を依頼してきたのが透磨の元恋人らしいと知って!?

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    2016年11月07日
  • 異人館画廊 幻想庭園と罠のある風景

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    内容(「BOOK」データベースより)
    図像術の絵を求めて、離島に住むブリューゲルのコレクターを訪ねた千景。絵の持ち主・波田野は、邸の庭園でブリューゲルの絵を再現しようとしているらしい。庭園を完成させれば絵を見せると言われた千景は庭園の謎を追うが、透磨はそれが千景の父・伸郎の設計だと気づく。父の見えない悪意に苦しむ千景は、さらに波田野の息子が起こした事件に巻き込まれてゆき…。

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    2016年10月25日
  • 異人館画廊 当世風婚活のすすめ

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    ネタバレ

    もうとっとと思い出してしまえ!と酷いことを考える一読者。
    前は父親の影が、今回は母親の影がちらつき。
    いろいろと根深そうですなぁ。
    絵画の謎は興味深いので、次作もてんこ盛りでお願いしたいところ。

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    2016年10月18日
  • 異人館画廊 当世風婚活のすすめ

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    もしかして谷さんは、もっともっとおどろおどろしい話を書かれたら面白いのではないだろうか、と読みながら感じました。
    このシリーズは、割とあっさりと人が死に、グロテスクな描写はほとんどないものの、事件に関わる人間の内面がドロドロしています。

    主人公が浮世離れているせいで、まるでそういったことを感じない作りにはなっていますが、みんな負の感情に引っ張られているなあ…と毎巻思います。4巻目になる今作は、一番それを感じたかもしれません。キリスト教における7つの大罪の中で、一番罪深いのは嫉妬だと思っているんですが、さもありなん。嫉妬から引き起こされる様々な感情は、己をも傷つけますね。怖い怖い。

    透磨がや

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    2016年10月11日
  • 異人館画廊 当世風婚活のすすめ

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    徐々にだけど煮詰まってきている感じはある。失われた記憶のことも、恋路のことも、あと何冊かでけりが付くんじゃないかと思う。

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    2016年10月06日
  • 異人館画廊 幻想庭園と罠のある風景

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    ネタバレ

    シリーズ第3弾。妹より。
    1・2作目、ちょっと私には合わないと思って敬遠してましたが
    3作目も手に取ったら意外に、続編も楽しみになってきました。

    絵画、図像術の専門の千景
    絵画のことはわからないので、グーグル画像検索しながら。
    「イカロスの墜落のある風景」 そしてそれを真似たとする庭

    特に今回は、千景とお父さんの関係がクローズアップされました。
    そして、件の庭の持ち主のところの親子関係も


    画像検索といえば今回は絵画よりも前に
    おばあちゃんが作るおやつ? スターゲイジー・パイの方が先でした
    (これはどういう向きにして口に入れればいいんだろう?)

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    2016年07月25日
  • 異人館画廊 贋作師とまぼろしの絵

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    前作から引き続き千景と透麿の素直になれないもどかしい関係が続いている。
    図像学に絡めたミステリーは、読みやすく引き込まれてしまう。事件とは別に千景の幼い頃の出来事が伏線として話を盛り上げていて、そちらも気になる。
    千景の過去に起こった誘拐事件の真実とは?透麿とどう関係しているのか? 素直になれない2人の行く末と合わせてこの先が気になり、続きを読みたくなってしまう。


    余談ですが、オレンジ文庫のCMで坂口健太郎さんが言う「あなたの波打つ髪はラファエロのよう。透き通る肌はフェルメール、謎めいた目は…」のセリフはこの本の中に出てくる一説。

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    2016年06月20日