田辺剛のレビュー一覧
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ホラーとSFの融合
タイムリープとボディ・スナッチャーをテーマに、ピースリー教授の精神交換と太古の知的生物の謎が描かれています。
田辺剛の緻密な画力が、クトゥルフ神話の不気味な世界観を鮮烈に表現しています。『狂気の山脈にて』と繋がる重厚な物語が魅力です。
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購入済み
ホラーと冒険の融合が魅力の傑作
H.P.ラヴクラフトの代表作を漫画化した作品。
南極探検隊が遭遇する未知の恐怖と古代文明の謎を、緻密かつ重厚な画風で描いている。
寒々とした風景と不気味な雰囲気が、クトゥルフ神話の深遠な恐怖を際立たせます。ホラーと冒険の融合が魅力の傑作てせす。
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購入済み
読み応え十分
H.P.ラヴクラフトの名作を漫画化した一冊。
隕石がもたらす未知の恐怖が、緻密な画力で鮮やかに描かれています。
色彩の表現はモノクロながら強烈で、クトゥルフ神話の不条理な世界観を巧みに再現しています。6章構成で読み応え十分。
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購入済み
強くおすすめ
緻密な画風で、クトゥルフ神話の不気味な雰囲気を見事に再現しています。
陰影の効いた作画と重厚な物語が、恐怖と絶望感を際立たせています。ホラー漫画ファンやラヴクラフト愛好者に強くおすすめです。
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Posted by ブクログ
圧倒的存在の実存を知り、慄き震えるダニッチの村人たち。
終わりの始まりを目の当たりにした彼らは、ただただ理解をあきらめ、そういうものがあるという恐怖に怯えるしかない。
人間に何ができるのか。大きな存在を知ったところで、できることはないという諦めのもとで来たる日を待つししかできないのか、という終末感がある。
何度も書くけどメガテンユーザーなので、大いなる存在でもなんでも人間舐めんなよ、の気概がある。悪魔召喚プログラムがあれば、なんとかなるだろ、という盲信の信頼感。まあ、きっと先輩サマナーみたいに瞬殺されそうですが、それでも舐めんなよの気概は大事。
そんな気概を意にも介さないほどの存在という -
Posted by ブクログ
邪神クトゥルフ顕現の「クトゥルフの呼び声」。
大伯父の遺品から発見された粘土板。奇怪で異様な存在感のある板の由来を探っていく内に、人類の歴史以前から存在していた邪神へと近づいてゆく。
直接クトゥルフと接したわけではなく、調査を続ける中で、触れてはいけないものに触れたこと、開けてはいけないものを開けてしまったことに気づく。
未知なるものへの恐怖と、それゆえの畏怖に怯えながらも、知ることを止められない様が、興味と恐怖を混ぜ合わせた感情を呼び起こしてページが止まらない。
クトゥルフ神話は、その存在を初めて知ったメガテン・ペルソナの印象を強く受けてしまっているので、どうしても倒すことのできる存在 -