田辺剛のレビュー一覧

インスマスの影 1 ラヴクラフト傑作集

田辺剛

[ガオカ]

宗教や異種を題材にした
本当にあったかと思えるような内容の話。
元々は小説だが、マンガにしたので見やすく
誰でも内容を理解しやすいようになっている。
続きが楽しみ！

＃深い ＃怖い ＃ダーク

狂気の山脈にて 4 ラヴクラフト傑作集

田辺剛

[vicap0204]

狂気の都に住むもの

狂気山脈、完結です。これまでに読んだことがあるクトゥルフ神話の中でも一番読み応えのある作品でした。
『旧支配者』達の歴史、呪われし存在である『ショゴス』などと色々と有名な神話生物も出てきたり何よりも南極の、しかも迷宮のような洞窟(遺跡)の中と最悪の閉鎖空間でちょっとばかし狂っている上司と一緒っていう難易度ナイトメアの状況が恐怖を高めてくれました。
そこに何があったのかある程度は知ることは出来ましたが、本当の事は闇の中で、というのがクトゥルフ神話なのですよね。

＃怖い ＃ダーク

狂気の山脈にて 3 ラヴクラフト傑作集

田辺剛

[vicap0204]

神話生物達の時代

元から『クトゥルフ神話』は知っていて、数多くの神話生物も知ってはいましたが、やはり圧倒的な画力で描かれたものは迫力が違いますね。
南極で、地球のあちこちで開催される神話生物大戦争!界隈でも非常に有名な反乱も語られるなど非常に盛り沢山な内容となっております。
いよいよ次巻では狂気山脈のクライマックスということで、調査隊の運命が決まりますが、きっとろくでもないことになるのでしょう、クトゥルフ神話だから...。

＃怖い ＃ダーク

ダニッチの怪 2 ラヴクラフト傑作集

田辺剛

成長したウィルバーによって召喚された「古のものども」。いわゆるオールドワンですね。ifのあのデザインは、これをそのまま持ち込んだのか。こちらの世界で、実体化したものは見えてはいないのですが、足跡を見る限り近いと思います。

正直なところ、オールドワン召喚して、村民たちには謎の出来事が起きてしまったある日の出来事だった、という感じで終わるのかなと思っていただけに、その後の怪異乱暴の展開には驚きました。なんというか、きちんとこちらに害を及ぼすものであるのだな、という新鮮さ。

これはダニッチという村は全滅してしまうのか。残された人たちが散りじりになって、村は廃村として記憶からも記録からも消えてしまうということになるのかな。

狂気の山脈にて 2 ラヴクラフト傑作集【電子特典付き】

田辺剛

生々しい生物描写が魅力。文章だけでは脳内に描けなかった「生物としての生臭さ」が絵になっていて、「おー、こうなっていたのか！」と感動。

狂気の山脈にて 4 ラヴクラフト傑作集

田辺剛

キーワードやwikipedia情報だけ知っていたクトゥルフ神話をとりあえず2つめクリアだー。
活字なんて楽ちんぽいだぜと思っていた自尊心を打ち砕いた原作だったけど、良かった、僕でも読み切れた。
視覚作品になってしまうとやはり拍子抜けなところはアルのだろうか。
そういえば、よく考えれば一番最初に読んだクトゥルフ神話って二重螺旋の悪魔だw アレは面白かったなー。

狂気の山脈にて 3 ラヴクラフト傑作集

田辺剛

いつのまにか出ていたので最終巻と一緒に。
原作は、インスマウスの影をよんで力つきて手を出していなかったけど、やっぱ漫画になるとありがたい。
絵柄が実に不気味でかつ写実的で良く合っている気がする。
ホラーってよりSF何かねぇ。100年前にこの世界ってのは確かにすごいのかも知れない。

狂気の山脈にて 2 ラヴクラフト傑作集【電子特典付き】

田辺剛

まんがで読めればじゃんじゃんいけるぜーって事で2巻ももちろん。
「何か大発見があったのだ」と言う事を理解していながら異常事態に巻き込まれた痕跡を見ていやいやただの発狂だよ、という風な思考になるのがなんとも。
そういう正常化バイアスを持ってしまうのが正に狂気なんだよ、とか言うのもあるんだろうけど、まあ単にご都合的なふうにも映るよね。
何か報告書めいた流れなので全滅エンドはないだろうが、どういうふうに進んでいくのか、原作知らないので楽しめています。ヒトデマンがどうなるか。

狂気の山脈にて 1 ラヴクラフト傑作集

田辺剛

昔クトゥルフ神話に興味を持って全集を読み始めたけどやはり読書慣れしていない身にとっては文体でやられて挫折していたラブクラフトに、マンガ化されてればいけるだろいと言う甘い見積で手を出してしまったよ。
もちろん田辺さんの絵が的確で非常に面白いです。
何ともホラーで冒険でSF的で面白いです。

狂気の山脈にて 1 ラヴクラフト傑作集

田辺剛

壮大な自然スペクタクルを描く確かな画力と、徐々に徐々に「触れてはいけない物」に足を踏み入れるコズミック・ホラーのゾクゾク。セキネシンイチ制作室の（？）デザインワークも抜群にいい。

異世界の色彩 ラヴクラフト傑作集

田辺剛

のどかな農家が、隕石の落下により次第に異界へと姿を変えていく話。全編暗い筆致で、平和な生活が徐々に変質していく様子、そしてその果ての光景などが実におぞましく描かれる。グロじゃないんですよな。しかし明らかに異常で恐ろしい。

サウダージ

田辺剛 / カリブsong

短編集。名作文学（の漫画化）と拮抗するかのようなオリジナルの作品が織り交ぜられた面白い試み。
濃い。

名状しがたいもの ラヴクラフト傑作集

田辺剛

田辺剛さんのラヴクラフトシリーズ 10
「夢見人(ドリーマー)へ」「北極星(ポラリス)」「恐ろしい老人」
「霧の高みの不思議な家」「ランドルフ・カーターの陳述」「名状しがたいもの」
「銀の鍵」「断章 アザトース」の8篇収録。

悪くはないけど小粒な感じ。

時を超える影 1 ラヴクラフト傑作集

田辺剛

田辺剛さんのラヴクラフトシリーズ 5
2冊で一遍のお話。

ちょっと冗長だったような。1冊くらいの長さなら良かったかも。

狂気の山脈にて 1 ラヴクラフト傑作集

田辺剛

田辺剛さんのラヴクラフトシリーズ 4
4冊で一遍のお話。

2冊目くらいまでは先が気になって一気に読んだ。3巻は進みが遅い。
最後の最後はちょっと肩透かし感が。
絵はすばらしい。だけど漫画としては見にくいし読みにくいところがチラホラ。
この世界観はすごくいい。

闇に這う者 ラヴクラフト傑作集

田辺剛

田辺剛さんのラヴクラフトシリーズ 3
1冊まるまる「闇に這う者」の一遍。

ダークな世界観でいい感じ。終わり方も良かった。

異世界の色彩 ラヴクラフト傑作集

田辺剛

田辺剛さんのラヴクラフトシリーズ 2
1冊まるまる「異世界の色彩」の一遍。

これは宇宙からの脅威のお話、なのかな。おもしろかった。

魔犬 ラヴクラフト傑作集

田辺剛

田辺剛さんのラヴクラフトシリーズ 1
「魔犬」「名もなき都」「神殿」の３篇収録。

ラブクラフト初心者なので、その世界に触れるにはちょうどいい感じだった。

ウルタールの猫 ラヴクラフト傑作集

田辺剛

　此度の舞台は幻夢境（ドリームランド）！
　その地で猫を殺してはならないという法が定められた経緯を綴った表題作を始め、幻夢境を舞台にしたラヴクラフトの初期掌編３編を、大胆なアレンジで膨らませつつ、しかし原作に忠実に描写。
　考えすぎという自覚はありつつ、しかし私は本書を、名作ファンタジー『未知なるカダスを夢に求めて』漫画化の先触れなのではないかと、どうしても期待してしまうのだ。

インスマスの影 1 ラヴクラフト傑作集

田辺剛

[アマネ]

画力は圧倒的だが

画力は凄い！クトゥルフ神話の世界観に凄くマッチしている。
しかし物語自体が約100年前のモノで、且つ物語発表後、他の作家達がこの作品に触発されて似たような作品をいくつも世に出したため、現代の目線で読むと読んだことのあるような話で目新しさは感じない物語。
あとクトゥルフ神話自体が、人間がどうにもできない古代の神に翻弄されると言う救いの無い物語が個人的には好きではないので、画力のみの評価で星3つです。