木村友祐のレビュー一覧

  • 海猫ツリーハウス
    青森八戸

    服飾の専門学校を中退し
    就職することもなくほぼバイトみたいなもんで生活する亮介

    兄の慎平は破天荒で感情的で自由奔放で
    農業を継ぐわけでもなく都合のいいようにふらふらしている。

    兄の紹介で親方の趣味の延長みたいな
    ツリーハウスを建てるのを手伝う日々

    兄弟。
    同じ腹から...続きを読む
  • 海猫ツリーハウス
    薄い割に時間かかった

    亮介は甘いかもしれないけど、亮介なりに考えたんだよなー
    それをやる前から全否定されて、死んじゃうかと思った
    救いがねぇ
  • 海猫ツリーハウス
    兄弟間の確執…とまでは行かないものの、微妙な溝とか苛立ちとか葛藤とかがリアルに描かれていた。
    そこに職場の上司でもあり物語の軸になる人物でもある『親方』が絡んできて、表紙の愛らしさからは想像もつかないドロドロした展開に。東北弁のおかげか筆致のおかげか、テンポよく読めたのであまり気分は悪くはならなかっ...続きを読む
  • 海猫ツリーハウス
    読み終わって、まず、ごたごたしてるなと思った。でも、ごたごたしてるなかで必死にもがいてる主人公は読んでてそれなりに共感を持てた。
    個人的には読み始めからかなり浮いた存在であった“首をくくられたおれ”にはもっとぶっ飛んだアピールをしてほしかった。
  • 海猫ツリーハウス
    25歳の亮介は東北南部の実家の農家を手伝いながら、“親方”の元でツリーハウス造りの手伝いもしていた。いつかはファッションデザイナーになるという夢を持ちつつ。そこへ、スローライフ、自給自足と唱える兄が帰ってきた。兄と父、兄と弟の関係に不穏な空気が漂い始める。

    どこでオススメだった本だったか忘れちゃっ...続きを読む
  • 海猫ツリーハウス
    図:うん。案外読みやすかった。でも後半尻つぼみな気が…。
    内容(「BOOK」データベースより)
    25歳の亮介は、ファッション・デザイナーを目指しながらも、実家の農業を手伝うかたわら、「親方」の元でツリーハウス作りに精を出す毎日。地元コミュニティで人気者の兄・慎平の帰郷がきっかけとなり、つかの間の均衡...続きを読む
  • 海猫ツリーハウス
    亮介は、デザイナーを目指しながらも、じいちゃんの農業も手伝い、「親方」のもとでのツリーハウス作りのバイトにも精を出す毎日。 が、そりのあわない人気者の兄・慎平の帰ってきて、日常の均衡が崩れはじめる。 兄ばかりがもてはやされ、自分をわかってもらえない苛立ち、兄の命令に逆らえない葛藤。 第33回すばる文...続きを読む
  • 海猫ツリーハウス
    ワイヤーで人をつり下げたヘリコプター、それを視る亮介、スローライフに憧れて帰って来た兄慎平、海猫ツリーハウスを創る親方、始めはみんな気のいい人と思っていたのだが、、、最後にはどす黒い思いが渦巻いて、嫌な後味の読後感