木村友祐のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
亮介は、デザイナーを目指しながらも、じいちゃんの農業も手伝い、「親方」のもとでのツリーハウス作りのバイトにも精を出す毎日。 が、そりのあわない人気者の兄・慎平の帰ってきて、日常の均衡が崩れはじめる。 兄ばかりがもてはやされ、自分をわかってもらえない苛立ち、兄の命令に逆らえない葛藤。 第33回すばる文学賞受賞作。 だけど、私は、この後の亮介の行く末こそを読みたいな。 亮介、どう生きていくの? ここでやめないでよ、木村さん。 「現代の太宰?」と帯の惹き句にあるけれど、おおげさにすぎないかなあ。 もう少し他の作品を読んでみないとわからないけどね。