深津貴之のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
深津式プロンプト索引
■ロールを与える
ChatGPTに役割を与えることで適切な回答を引き出す
■コンテキスト(文脈)を与える
どのような回答を求めているかの文脈を指示することで適切な回答を引き出す
■制約条件
回答を導く上での制約条件を定義することで適切な回答を引き出す
■出力フォーマットを与える
どのような項目で回答を記述するかを指定する
■プロセスを与える
回答の考え方などをステップで指定する
■Zero-Shot Prompting (例なし推定)
一発で回答させる単発の命令
■Few-Shot Prompting (少数例での推定)
回答例を与えてから回答させる
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Posted by ブクログ
タイトルが象徴するように、未知なモノに対しては、どうしても「敵か味方か」を分けたくなる。その後、敵でも味方でも自分と比較して能力を識別する。それは、社会性生物が個の生命を守るための本能みたいなものだろう。ChatGPTに関してもこれ。だからよくある議論は、ChatGPTが仕事を奪う(悪玉説)、でも新規性は無いしハルシネーションもある(悪の弱点)、故に最終判断や更に創造的な活動は人間が担う(正義は勝つ)みたいなパターン化したもの。そういう話でも良いのだが。
何冊か読んできて、そこに書かれている内容では無いが、私の思考は次の通り。今のAIの弱点は、ある段階の哲学や価値観によるものである事と、個人 -
Posted by ブクログ
ネタバレ非常によく考え抜かれた書籍である。
私自身もプロンプトエンジニアリングを実践しているが、本書ではその過程で検討した内容がほぼ網羅されていた。内容の一部は、以前からx.com(Twitter)で知っており、参考にさせていただいたものも多い。この書籍と著者には、感謝の念しかない。
本書でも言及されているように、生成AIはハルシネーション(幻覚)を起こすことがある。その対策として、生成AI側に積極的に質問させるというアプローチは非常に有効だ。
紹介されているプロンプトのバリエーションは、網羅的で隙がない。また、対談形式で構成されているため、非常に読みやすい。章立てについても完璧であり、生成AI