ドネラ・H・メドウズのレビュー一覧

  • 地球のなおし方―――限界を超えた環境を危機から引き戻す知恵

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    斎藤幸平の「脱成長」、そして「SDGs」という言葉なんてまだなかった2005年に、同じことを書いていた本が出ていたとは!

    15年以上積ん読していたものであるが、いま書店に並んでいてもおかしくない本。
    帯には先日逝去した坂本龍一が言葉を寄せている。

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    2023年04月26日
  • 世界はシステムで動く ― いま起きていることの本質をつかむ考え方

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    世界を理解するためのバイブルと言っていい。
    その意味で、J.E.ラブロック のガイア論と
    並んで、私のおススメ図書の5本の指に入る。

    ガイア論は地球の恒常性を示したもので、
    提示的、啓発的だが、
    本書は自然に加え、社会やその設計を志向する点で
    より工学的、実践的。


    世界は、単純な要素が繋がって、
    複雑な挙動を示す。

    システム思考家は、世界を
    フローの操作によってその水準を調整するメカニズムが付いているストックの集合体
    と見ている。

    そうですね!私もシステム思考家に
    なっていきますとも、ええ。

    これまで私が無意識、経験的に見つけて会社や家庭で作ってきたいくつかのうまくいく仕組み、

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    2019年10月13日
  • 世界はシステムで動く ― いま起きていることの本質をつかむ考え方

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    "目の前で起こっている事象を出来事としてとらえてはいけない。
    その事象は、何かとつながりがあり、その何かが起こした事象に影響されたもの。
    だとすれば、その全体像を俯瞰して見つめて、上流から河口に流れる川の水のように流れをつかむような考え方がシステム思考。
    もう一度読み、理解を深めたい。"

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    2018年11月14日
  • 世界はシステムで動く ― いま起きていることの本質をつかむ考え方

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    「システム屋」と呼ばれる方々がいらっしゃることがわかりました。
    世の中で起きている出来事をシステム化してみると、科学的なこと、ITでおきていること、政治行政でおきていること、家庭の問題、など、実は統一したシステムで起きていることがわかった。

    「お風呂の栓をしないまま水をためていってもたまらない」という単純なシステムで動いているシステムがいかに多いことか!

    「このことに気がついて、万能感をもったシステム屋さんが調子に乗って行政に提言してもうまくいかない」
    というのもひとつのシステムだそうで、それも面白かった。

    ときどき難解に、そしてまたときどき具体的になりながら、私たちの注意を引きつける文

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    2018年05月18日
  • 地球のなおし方―――限界を超えた環境を危機から引き戻す知恵

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    メドウズらの「成長の限界 人類の選択」をシステム思考の解説を絡めながら、構成しなおしたもの。
    最近、温暖化や持続可能性関係の本を続けて読んでいるのだが、分かりやすさ、そして思想的な深さという意味で、もっとも優れている、と思う。
    問題は、温暖化だけではなく、全体的なシステムの問題なんだな〜。まさにポスト資本主義への変革が必要ということ。

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    2017年05月04日
  • 世界はシステムで動く ― いま起きていることの本質をつかむ考え方

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    近頃、本を読むスピードが落ちたな〜、と思っていたけど、これは3日間で読んでしまった。
    単に、最近、それほど面白い本に出会っていなかったということだね。

    これは、本当に面白い、エキサイティングな本です。

    システム思考については、ある程度、知っているつもりだったけど、なるほど〜、な話しが満載です。目から鱗が落ちまくります。全く新しいことが書いてある訳ではないのだけど、これまで知っているつもりだったこと、単独では分かったつもりだったことが、つながるわけ。まさに、個別要素の合計ではなくて、知識同士のつながりが新たな知識として、立ち上がってくる感じ。

    ちょっと、またシステム思考、がんばってマスター

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    2017年04月30日
  • 世界はシステムで動く ― いま起きていることの本質をつかむ考え方

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    大変な名著ですので、ぜひ多くの人に読んで頂きたいと思います。

    多くの人が「読みづらい」と言っていて、「あ、そういうものなのか」と思いました。

    ぼくが「システムのモデリング」や「ダイナミクスの分析」というアイデアをすんなり理解できたのは、もともとシステム制御工学を専攻していたり、バージニア・アンダーソンの『システム・シンキング―問題解決と意思決定を図解で行う論理的思考技術』を若い頃に読んだりしていたからなのかもしれません。

    ぼくはそのような知識に早くから触れるという「幸運」に恵まれていました。しかし、多くの人は、そうではないんですね。

    たしかに、学校教育のカリキュラムを考えてみれば、「シ

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    2016年12月03日
  • 地球のなおし方―――限界を超えた環境を危機から引き戻す知恵

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    システム思考を学ぶために読んだ一冊。仮説と、そのシステムの回り方が文章でわかる。環境問題のデータももりだくさんなので、環境プロジェクトに関わるときに再読したい。

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    2015年01月20日
  • 成長の限界 人類の選択

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    この本は国連の依頼によって研究した報告書を元に、出版されたものである。
    幅広く冷静に環境問題と取り組んで調査した報告書で、そのプロセスと結果と未来に対する可能性を伝えている。
    1972年に最初の「成長の限界」が出版され、世界中に広まった。20年後の1992年に「限界を超えて」と言う題で新たな情報に基づいて出版された。
    その10年後に出されたのがこの「限界を超えて・人類の選択」である。
    又10年後に、その時点での状況をまとめて出版する予定だという。

    今後どんな生き方を選ぶかを一人一人に問い掛けている。人間が何を求め・そのために工業が何をし・経済がどう対応していくのか。と言う判断をする

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    2012年03月07日
  • 成長の限界 人類の選択

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    あのローマクラブの成長の限界の第三弾。強力なスーパーコンピューターを用いた人類の今後をシミュレートしている。人類が起こすであろう様々な行動について、シミュレートし、その行動による持続可能性について詳しくかいてある。その一つ一つが非常に興味深く、名著であることは言うまでもない。環境問題や人口問題に関わる人は、必ず読むべき本であり、それ以外の方にも是非読んでいただきたい。

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    2010年09月04日
  • 成長の限界 人類の選択

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    「ローマクラブ」や「成長の限界」は地球規模の環境問題を最初に訴えたものとして有名ですが、そのアップデイト版です。要点は、

    * 技術や政策変更を想定しないシナリオでは、再生不可能な資源が逼迫することにより、工業生産が2020年をピークに減退し、サービスや農業も縮小する(ただし予想ではない)。
    * 人口や工業生産を減らさずに持続可能な社会に移行することは、おそらく可能だが、エコロジカル・フットプリントを積極的に削減する必要がある。
    * 持続可能な社会に導くためには、人口と工業生産を安定させることに加え、資源の利用効率を上げ、汚染排出を減らし、土壌の浸食を抑え、土地の収穫率を向上させる技術を開発・

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    2018年10月31日
  • 地球のなおし方―――限界を超えた環境を危機から引き戻す知恵

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     「成長の限界 人類の選択」の著者と翻訳者が、よりわかりやすい内容にして共同で作成したもの。地球環境の将来像がWORLD3というコンピュータによってシミュレーションされ、単純なグラフで描き出されているので非常にわかりやすい。
     本書の中で特別にとりあげられている\"システム思考\"は、生きていく方向性を見つめる上で助けになってくれるように感じた

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    2009年10月04日
  • 地球のなおし方―――限界を超えた環境を危機から引き戻す知恵

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    地球の限られた資源を、人間がどれだけ盲目的に摂取しているのか、このままの生活を続けるとどうなってしまうのか...では、私達は、どうしてゆけば良いか...膨大なデータによるシミュレーションの結果をもとに書かれたムズカシくてブアツイ本が、枝廣さんが噛み砕いてくれたやさしくてわかりやすい文章で、私達の前に舞い降りてくれました!環境を考えてる方、絶対に必読!!!!!

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    2009年10月04日
  • 成長の限界 人類の選択

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    30年前に出た「成長の限界」。最新のデータで新たな「限界」を検証します。そこで語られるのは「あらゆるケースを想定しても2060−80年には成長は頭打ちトンなり、前後して人口や一人当りの財も減っていく」という(私にとって)衝撃の結論です。著者は科学者グループですが、「人類の将来をどうするかビジョンを持て」「学べ」「ウソをつくな」「慈しめ」と語ります。この辺、船井幸雄氏やラビ・バトラ氏の論調とシンクロします。大著ですが、ひとつひとつの論点について興味がつきません。(水の供給の限界、食糧供給源としての漁業、など)

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    2009年10月04日
  • 地球のなおし方―――限界を超えた環境を危機から引き戻す知恵

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    グラフ、簡略化されたイラストなどですごくわかりやすく環境問題を説明していました。
    地球規模で考えたら見えない問題も、バケツの水に直すと見えてくるもんだ。

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    2009年10月07日
  • 成長の限界 人類の選択

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    1982年のローマ倶楽部の報告、成長の限界。10年おきに最新情報を交えて書いている。

    コンピュータを使い人類の成長をシュミレーションするのだが、“成長の限界”が訪れる時期がすぐ近くに迫っている。だから、人類はそのときに最悪の状況にならないように良い選択をするべきだという主張。

    論理展開の仕方、反対意見に対する配慮、すごくわかりやすい文章(ちょっと枝廣さんの訳が…。)。環境問題に関心のある学生には必ず呼んで欲しい。もっとこの本がメジャーになって欲しい。

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    2009年10月04日
  • 成長の限界 人類の選択

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    本書は1972年の「成長の限界」と1992年の「限界を超えて」に続く書。この30年間、人間と地球との関係はどうなってきたか。今の地球はどういう状態か。どうすれば崩壊せずに持続可能な社会に移行できるかを訴える。そして、各人が?ビジョンを描く?ネットワークをつくる?真実を語る?学ぶ?慈しむを真摯に実践する必要があることを説く。

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    2009年10月04日
  • システム思考をはじめてみよう

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    『世界がもし100人の村だったら』のドネラ・メドウズの作品だとは知らず友人からオススメされて読み始めた。とても読みやすく世界や自分の中の偏見や思い込みを考え直すよいキッカケになった。

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    2025年10月27日
  • 世界はシステムで動く ― いま起きていることの本質をつかむ考え方

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    久しぶりにこのテーマを探求していこう!と思える本に出会えた。
    今の私のレベルでは難しい。平易な言葉で構造的に書いてあるのに難しい。だから感想が書けるほど頭がまとまっていない。
    それでもこのシステムシンキングを学ぶということは、組織構築、問題解決、社会理解にとっても重要だということはわかった。

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    2025年09月14日
  • 世界はシステムで動く ― いま起きていることの本質をつかむ考え方

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    ある組織、仕組み、事業、人間通しのやり取り、自然などなど、系やシステムと呼ばれるものがどのように成り立ち、バランスを取るのか、強化されていくのかについて書かれている本。
    非常に面白く、自身の視座を上げるのに適した本。
    しかし、読みづらく、ウィットな高学歴な著者の言い回しが少し辛い。
    最後の付録ページに用語集が載っているのでそれがないと色んなものが記憶から消える。

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    2025年02月16日