吉澤康子のレビュー一覧

  • あの本は読まれているか

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    構成的に面白そうに思ってチャレンジ。ミステリーかと思ってたけどスパイものだったか。もう少しドキドキ感が欲しかった。史実に基づいてるとこは好感持てる。

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    2022年11月19日
  • コードネーム・ヴェリティ

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    一部と二部に分かれており、一部はちょっと読みにくかったかなーと。
    二部は読みやすく、一部での謎というか、いろいろ種明かしされてよかった。
    つらいなー、戦争はつらい。

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    2022年10月19日
  • あの本は読まれているか

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    ★3.5

    パステルナークや、パステルナークの著書『ドクトル・ジバゴ』には、そんな物語があったんですねぇ。まぁ、旧ソ連では、国家の理想とは異なる人物や出来事は無かったという事になるので、パステルナークや『ドクトル・ジバゴ』の運命は、そうなっちゃうんですねぇ。

    この本の特徴は、旧ソ連サイド、アメリカサイド、それぞれの視点で描かれているところにあると思うんですが、それぞれの章において“わたし”あるいは“わたしたち”が示す人物が、ころころ入れ替わるので、いまの『わたし(あるいは、わたしたち)』が、一体登場人物上の誰の事を指しているのはちょっとわかりにくいです。普通は、そういう小説だと、中身の満足度も低くなるんですが、この作品の場合はちょっと違いました。なんでかな?ちゃんと最後まで読ませる力がありました。とはいえ、読むのにちょっと苦労したので、★は3.5です。

    『ドクトル・ジバゴ』は読んだことがないんですが、読んでみようかなぁ。

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    2022年09月15日
  • コードネーム・ヴェリティ

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    友人に薦められて読んだが、シンプルに面白かった。

    前半は歴史の知識がないせいか読みにくいところもあったが、第二部で伏線回収、真実が明らかになるにつれ、戦争という過酷な状況にのまれていくふたりの女性の強さや絆の深さに感動した。

    真実を知った上でもう一度読み直してみたい。



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    2022年04月14日
  • 夜ふけに読みたい奇妙なイギリスのおとぎ話

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    そう変わった話はなかった気がする。
    「かしこいモリー」「三人ばか」「赤鬼エティン」など、ろうそくにある話も多かった。
    ろうそくの訳のほうが語りやすい気がするのは、語っているからか?

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    2021年01月25日
  • 夜ふけに読みたい 不思議なイギリスのおとぎ話

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    訳者あとがきから
    これまで日本で読まれてきたイギリスのお話しはジェイコブズという編者の本
    本著はフローラ・アニー・スティールという女性の編者の本からいくつかを選んでまとめた

    よく知るタイトルのお話しも微妙に違って面白かった

    綺麗な娘がたくさん出てきて、苦難に陥っても、人間でない者が現れて、その者の言いつけを守れば(何年単位で)、王様やお金持ちと結婚して幸せに暮しましたとさ
    って話しが多かった印象。

    『美しい娘(プリンセス)、苦労するけど、助けてくれる魔法使いが出てきて、美しい王(王子)様と幸せに暮しましたとさ』
    素敵なプリンセスのお話し
    イギリスのイメージを感じられた

    一番好きなお話しは
    井戸の三つの首 かな。
    ノロウェイの黒牛、妖精王の黒い塔、イグサのずきん

    あれあれおたすけ
    三びきの熊の話
    トム・ティット・トット
    三枚の羽根
    金のまり
    ジャックと豆の木
    ねこっ皮
    三びきの子豚
    ノロウェイの黒牛
    めんどりのペニー
    井戸の三つの首
    フォックス氏の城☆
    おちびのスコーン
    赤ずきんちゃん
    妖精王の黒い塔☆
    おばあさんとお化け
    イグサのずきん
    ロバとテーブルと棍棒
    バラの木☆

    ☆残酷シーンのあるお話し

    挿絵:アーサー・ラッカム(1867年~1939年)
    飼い猫、チェッコとチェシャ
    チェシャは『不思議の国のアリス』のチェシャ猫のモデル

    2020年、スティールの本がイギリスで出版されて百年
    アーサー・ラッカムの没後八十周年

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    2020年07月08日
  • コードネーム・ヴェリティ

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    読み進めながら一部と二部も何度も行き来してしまいました。でもミステリーというよりも悲しい戦争小説、そして美しい青春小説でした。
    同著者の『ローズ・アンダーファイア』も購入してあるのでそちらも楽しみです。

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    2020年03月03日
  • 夜ふけに読みたい奇妙なイギリスのおとぎ話

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    夜ふけに読みたいイギリスの昔話シリーズ第二段。挿絵はアーサー・ラッカム。挿絵がたくさんというわけではないが、話に合った挿絵で◎

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    2020年01月05日
  • 夜ふけに読みたい 不思議なイギリスのおとぎ話

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    知っているようで知らなかった話ばかりだった。
    昔話は教訓を伝えるためにもあると聞いたことがあるが、まさにその通りだなと思った。

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    2019年08月07日
  • 夜ふけに読みたい 不思議なイギリスのおとぎ話

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    アーサー・ラッカムのイラストが可愛い。この手のおとぎ話はやはり不条理と言うかシュールと言うか。面白いですね。
    目次に物語毎に難易度と、大人向け/こども向けと区分がついてるのがちょっと真新しい(大人/子どもの区分け基準がよくわからなかったけれど…)。ルビも豊富で親子で楽しめる一冊に編集されてますね。

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    2019年06月13日
  • 夜ふけに読みたい 不思議なイギリスのおとぎ話

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    イギリスのおとぎ話集。

    子供の頃に読んだお話が多かったですが、改めて読んでみると文章の雰囲気が違っていたり、細部を忘れていたりして楽しく読めました。

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    2019年05月15日
  • 夜ふけに読みたい 不思議なイギリスのおとぎ話

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    美しいレディ・メアリーが熱烈に求婚された美青年で金持ち、礼儀正しくて快活なフォックス氏の美しい城をこっそり見に行くとそこには・・・!(『フォックス氏の城』)残酷なお話あり、『三びきの熊の話』『ジャックと豆の木』などのなじみ深いお話あり。集められたイギリス童話の不気味で奇妙なあじわい・・・これは確かに夜ふけに読みたくなります。黙って読んでも声に出して読んでも楽しいおとぎ話集です。

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    2019年05月15日
  • コードネーム・ヴェリティ

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    普通に面白かった。その言葉が1番しっくり来るだろうか。

    舌を巻く味の濃いメインディッシュでも、贅を尽くしたデザートでもない、お口直しのシャーベットのような作品。 シンプルだけど不思議と心に残るのだ。 訳者の訳しわけが見事で、これまた静かな感動に一躍買っている。

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    2019年03月20日
  • ローズ・アンダーファイア

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    フィクションだけど、フィクションじゃない…そんな感じ。

    ラーフェンスブリュック強制収容所に関するもの。

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    2019年03月05日
  • コードネーム・ヴェリティ

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    なかなか評価の難しい小説。
    第二次大戦時のイギリス。偶然巡り合った二人の若い女性。一人はパイロット、もう一人はスパイ。
    物語はナチス占領下のフランスでナチスの捕虜となってしまったスパイの女性が、拷問の末の、情報提供として書き始めた小説形式の独白として描かれる。
    これが第1部。
    第2部はパイロットの女性の視点で描かれる捕虜になった女性を救出するための話。
    当然ながらこの第1部の奇妙な小説が第2部の展開の伏線となり、話は展開していく。
    なぜ評価が難しいかというと、第1部が結構長いのだ。若い二人の女性の青春記みたいな感じもあるが、それでも長い。
    第2部で伏線など回収されていくが、そこまで第1部が長くなくてもと思う。はっきり言って第1部は途中から単調に感じてしまう。
    一方で解説を読んで知ったのは、これがヤングアダルト小説、つまり10代など若者向けの小説として書かれて、ヒットしたということ。
    米国の書評では、若者だけでなく、万人にとっても面白い作品とあるが、まさにその通りで、主人公の二人が若いという事を除けば、ナチスの捕虜となった女性の独白や、第二次大戦のイギリスの女性パイロットの話が、どうしてヤングアダルト小説なのか、よくわからないのだ。
    ただ想像するに、これは第二次大戦をアメリカとの大平洋戦争と捉えるのが普通の日本人と、連合国対ナチスドイツの戦いと捉える欧米人との感覚の違いかもしれない。
    でも、気になる作品であることは確かで、次作も読んでみたいと感じる。

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    2018年11月10日
  • コードネーム・ヴェリティ

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    悲しい。でも読むのを止められなかったです。
    ナチスに捕らわれたジュリーが、拷問の末に書かされるようになった手記は、親友マディの日々でした。
    ジュリーとマディの、戦時下でも害われない友情と、それを読んできてからの、第二部の「キスして、ハーディ!キスして、いますぐ!」が泣けました。
    戦争さえ無ければ…と思うシーンがたくさんあって、もうこんな世界にしてはならないという思いを改めて感じました。

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    2018年09月19日
  • コードネーム・ヴェリティ

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    さまざまな謎が第一部の手記、驚愕の事実が判明する第二部の手記。そして慟哭の結末、という内容紹介。
    ナチス占領下のフランスで捕虜になった若い女性スパイとその親友の女性飛行士が主人公だが、第一部の謎というのが、どこが謎でどこがカギなのか私にはわかりにくかった。第二部でこういうことか、とうなづけるところもあったが、第一部を三人称にした意味がどうもよく理解できないままだ。
    だからと言ってこの作品の価値を否定するつもりは毛頭ない、ないのだが。
    ヤングアダルト向けに書かれたそうだが、十分に読みごたえはある。
    ハッピーエンドにせず、二人が自分に課せられた使命を担って逃げない、その雄々しさに胸が詰まる。
    ただ、二人の少女、と言えばキャロル・オコンネル『クリスマスに少女は還る』をつい思い出し。戦争ものではないのだが、驚愕と慟哭ではこちらに軍配を挙げてしまう。

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    2018年09月13日
  • コードネーム・ヴェリティ

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    ネタバレ

    前半読みにくくてちょっと読み進めるの大変だったけど(暗号化されてるからなおさらなのか)2部のキティホークの章は読みやすくなった。エンゲルに驚いた。みんな分からない。一体誰が敵で誰が味方なのか…
    夜と霧という言葉が何度も出てきたが、かの有名な夜と霧のタイトルはここからなのか?

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    2018年01月29日
  • コードネーム・ヴェリティ

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    第二次大戦中、女性パイロットのマディと女性無線技士のクイーニーは親友同士。クイーニーはスパイでもあり、マディの操縦する飛行機でフランスにもぐり込むが、ナチスに捕まり拷問をやめる代わりに、知っている情報を書くように紙とインクを渡される。残された時間の中で、クイーニーは生きているかどうかわからない親友マディについてを小説のように書き始める。この紙が無くなり、与えられた時間が過ぎればクイーニーは実験材料として収容所へ送られるであろう。

    第二部は、フランスにもぐり込んだクイーニーがレジスタンスとともに活動する場面が描かれる。そして、第一部の真実が明かされる。
    戦時寺中の過酷な状況の中、お互いを信頼し続けたクイーニーとマディ。第一部でさりげなく書かれていることが、実は伏線で第二部を読み進むうちに明かされていく。ひきつけられてしまうストーリー運びだった。

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    2017年12月16日
  • コードネーム・ヴェリティ

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    タイトルと装幀だけでレジに持って行ったので、あらすじやジャンルは分からないまま読み進めた。創元推理文庫なのでミステリか?とあたりをつけるも、それにしては色んなことがあからさまなので、不思議に思いつつ。

    解説まで読んで、児童書なのだと知って納得した。本書は2部に分かれており、秘密が散りばめられているが、浅く土がかけられている程度だ。分かりやすいと行っていい。

    誤解しないでほしいが、児童書は好きだ。私の読書体験の原石だから。飛行中の景色ーー緑色の月の光や、心の底から邪悪な人間としての描写がないことーーあの親衛隊大尉すらーーなどは、懐かしさを覚える。子供の頃、この本を読んだらきっともっと胸の奥まで針が刺さっただろう。

    今年発売の新刊に本書の登場人物が出るという。邦訳が出てほしい。楽しみに待っています。

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    2017年04月23日