遠山明子のレビュー一覧

  • アルプスの少女ハイジ
    ハイジの他者を思いやる気持ち
    自分のことより他者の痛み・苦しみに心を寄せる行動に
    感動します。

    そんなハイジの周りには自然と人が集まってきます。
    ハイジの純粋さに惹かれるのだと思います。
    私も好きになりました。

    ペーターがクララに嫉妬する気持ちもよくわかります。
    アニメを観た人も是非手に取ってみ...続きを読む
  • 紅玉は終わりにして始まり
    サンジョルディの日に向けて、中学生の娘に贈る本を探していてたどり着いた。

    タイムトラベルを題材としたファンタジーだが、恋愛小説としての要素の方も強いかも。ロンドンが舞台だがドイツの作品で、本国ではミリオンセラーだそうだ。

    登場人物も多く、タイムトラベルにまつわる設定が複雑なので、何度か読み返すこ...続きを読む
  • アルプスの少女ハイジ
    【アニメにはない宗教的なメッセージ】

    多くの方に親しまれているアニメ版のハイジは素晴らしい作品です。しかしながら、原作から削られてしまった部分にも、素晴らしい要素が盛り込まれています。それが宗教的な教えの部分です。

    原作では、アニメ版以上にクララのおばあさんが重要な役割を果たしています。アルムへ...続きを読む
  • 愛の一家 あるドイツの冬物語
    音楽家の父と優し母そして7人の子供の物語。個性豊かな兄弟姉妹が繰り広げる騒動と成長を軸にした作品。文章も簡潔で終始楽しい雰囲気なので子供は勿論児童文学や家庭小説が好きな大人にもオススメの1冊です。
  • 黄色の扉は永遠の階 第三の夢の書
    三冊目までほぼ一気読み。シークレーシーが誰なんだかという謎を早く解きたかったから。それにヘンリーとちゃんと幸せになってほしかった。読んでる私まですっかりオトメ。
    随所にクスッと笑えるネタも満載。

    こんな読書体験も貴重です。
    常日頃読んでいる本と真逆(?)な可愛すぎるLOVEファンタジー。
  • 緑の扉は夢の入口 第一の夢の書
    明るくポップでミステリアスな、女の子のための女の子による女の子のファンタジー!
    と、手放しで褒められないのがこのケルスティン・ギア。

    容赦なく女の子の痛いところやキュンどころを突いてきます。
    これも3冊。早く読み終えたい!
  • 比類なき翠玉 下
    時間旅行者の系譜第三作・下巻

    最後の最後まで読んで、ええーっ、と声を出してしまった。あの人がグウェンドリンの弟なの? それってあり? ……ありなんでしょうね。ただ、ある人物を救えたのなら、おじいちゃんも救えるのでは……? と思ってしまったけど、それを言ったらキリがないよね。なにより、おじいちゃんが...続きを読む
  • 比類なき翠玉 上
    時間旅行者の系譜第三作・上巻

    二巻まで読んでハマって、早く三巻を読みたい読みたいと言いつつ、なんだかんだで手にするまで半年くらい空いてしまった……(反省)。

    マーガレット・ティルニーもまたいい味出してるなあ。わたしの中のイメージは『ハリー・ポッター』のマクゴナガル先生だった。
  • 青玉は光り輝く
    時間旅行者の系譜第二作

    今作から登場のセメリウス、モントローズ卿(おじいちゃん)の存在が物語をさらに面白くしている。

    相変わらず主人公目線だとシャーロットがすごくいけすかない奴に見えるけど、彼女のこれまでの人生を思うと、可哀そうな気もしてくる。(だからといって嘘を言っちゃあだめですよ!)
    グウェ...続きを読む
  • 紅玉は終わりにして始まり
    時間旅行者の系譜第一作

    先に映画を観たら原作も読みたくなってしまって(ミーハー)。

    翻訳ものなので、もしも訳が合わなかったら……と保険で一作目だけ買ったけれど、失敗だった。これは三部作すべて読みたい。読んでいる間、ずっとワクワクしていた。こんな感覚は久々。
  • 獣の記憶
    過去の未解決事件の中でも18世紀フランスで起きたジェヴォーダンの獣事件は好きなモチーフだ。狼のような未知の獣に100人以上の女、子供が惨殺された。この事件に博物学者の卵トマが挑む、スロヴェニアが生んだ歴史ミステリ&ロマンスの傑作。犯人は本当に狼か未知の生物か、それとも狼男なのか。トマはジェヴォーダン...続きを読む
  • 比類なき翠玉 下
    終わってしまった~
    物語はここまでだけどワールドは続いていく感じが大好きです♪♪

    わりとさらっともろもろの設定を回収して、でも人間関係とかはちょっと放ってある感じが若干物足りないけどそれはそれでありかなと。その辺りがワールド感を出しているのでしょうか。
    でも、おいらちゃんにはでっかくなって暴れてほ...続きを読む
  • 比類なき翠玉 上
    三巻で終わりとは!
    つい最近ハマったから完結まであっという間でした!実際にオンタイムで追いかけていたとしたらかなり焦れただろうなぁ~

    濃密で作り込まれたタイムトラベルならではの伏線張りまくりな展開に頭の中が大混乱。
    上巻は、まだまだこれからという感じです。時空入り乱れての、恋と大冒険の世界にもう少...続きを読む
  • 青玉は光り輝く
    キャラも世界観も把握できてるし読みやすいして、夢中で一気読みしてしまいました。次が5月にならないと出ないのがつらい!!
    訳者あとがきに紹介されてる映画も気になるし、ファン作品も気になる。ドイツ語読めないのがつらい!!!
  • 愛の一家 あるドイツの冬物語
    百年前のドイツの、つましくも仲のよい一家のお話。面白かった!
    家族のほか登場人物が皆生き生きしていて楽しい。
    大家族だから当然お金はないんだけど、誇り高い感じでよかった。
    この頃のドイツとかイギリスとかの児童文学は面白いなあ。面白いものだけが生きのこっているのかもしれないけど。
  • 愛の一家 あるドイツの冬物語
    音楽教師の父と優しい母、そしてにぎやかな7人の子どもたち。ペフリング一家はいろんな騒動にまきこまれますが、いつでも家族で助け合って乗り越えていきます。ユーモアたっぷりのこの一家と同じ屋根の下で暮らしてみたくなる名作です。
    ドイツで出版されたのは1907年。古めかしいところもたくさんあります。女の子と...続きを読む
  • 黄色の扉は永遠の階 第三の夢の書
    シリーズ3部作ラスト。
    YA向け作品なのだろうけれど物凄く楽しかった。
    夢の世界を行き来するという設定が
    堪らなく魅力的だし
    登場人物たちもとてもキュートで大好きになってしまった。
    私はミアがお気に入り。

    私も登場人物たちと共に夢の世界へと入り込んだし
    久し振りにファンタジーの中へと浸る事が出来...続きを読む
  • アルプスの少女ハイジ
    TVの学習塾コマーシャルに『ハイジ』のアニメが、なぜ使われるのか?
    長年不思議だったけど、わかった!
    まさに「ハイジの修行時代と遍歴時代」だからね。

    子供の頃に読んだときは、物語の展開が面白くて印象的だったけど、(例えば「夢遊病」とかクララが歩けるようになるあたり)
    今回じっくり読むとまさに成長物...続きを読む
  • 黄色の扉は永遠の階 第三の夢の書
    夢の廊下があって、条件を揃えれば廊下の扉から人の夢に入り込めるという面白い設定の三部作の最終巻。

    三冊とも比較的長いので読むのはそれなりに大変だけど、その甲斐はある内容。
  • EXCELLENT 卓越した自分になるための9つの行動
    開放性、内省、やる気、健康、統制、共感、アジャイルマネジメント、共鳴、リーダーシップ
    この行動をエクセレントに操ることで自分が進歩していく。
    各章にまとめがついているのでかいつまんでそれを読めば良い。