感情タグBEST3
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サンジョルディの日に向けて、中学生の娘に贈る本を探していてたどり着いた。
タイムトラベルを題材としたファンタジーだが、恋愛小説としての要素の方も強いかも。ロンドンが舞台だがドイツの作品で、本国ではミリオンセラーだそうだ。
登場人物も多く、タイムトラベルにまつわる設定が複雑なので、何度か読み返すこともあったものの、基本的には女子高生らしい軽快な一人称の文章に乗ってテンポよくストーリーが進んでいくので、どんどん読み進めてしまった。
脳内で映像化されるような描写も多く、普段本を読まない子でも、いつのまにか世界に入リこめてしまうのではないだろうか(実際に映画化もされているようなので、いずれ観てみたい)。
なお、本書は3作(3作目は上下巻)あるシリーズの1作目だが、すべて読まなければ物語は完結しない。
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時間旅行者の系譜第一作
先に映画を観たら原作も読みたくなってしまって(ミーハー)。
翻訳ものなので、もしも訳が合わなかったら……と保険で一作目だけ買ったけれど、失敗だった。これは三部作すべて読みたい。読んでいる間、ずっとワクワクしていた。こんな感覚は久々。
タイムトラベル能力に目覚めてしまう女の子が主人公です。
幽霊、高飛車な従姉妹、学園生活など、色々な要素が出てくるので
読んでいて楽しかったです。設定も作り込まれている感じでした。
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有る日突然タイムトラベラーとしての能力に目覚めてしまったグウェンドリン、彼女は時を巡る秘密結社の計画に巻き込まれることにーーー
数年前に映画化もされたようで、気になったのでとりあえず原作から読んでみることに
ドイツで人気の小説家によって書かれた今作、作者さんはドイツの方ですが舞台はロンドン
三部作の1作目なので、序章的な感じなのか物語の核心にはあまり触れられませんが、タイムトラベラーのヒロインを通して昔のロンドンを見ていくのはとても楽しい時間で、あっという間に読み終わっていました
次巻も楽しみです
Posted by ブクログ
ドイツの作家さんのタイムトラベルファンタジー。16歳の現代っこが、思いがけずタイムトラベラーになってしまう。タイムトラベラーの遺伝子をもつ家系に生まれてたり、幽霊がみえたり、もともと不思議なことには耐性があるグウェンドリンだけど、タイムトラベラーたちの秘密結社のめんどくさいあれやこれやに巻き込まれてしまう。
ティーンエイジャーが主人公だけあって、わりとにぎやかに物語がころがっていく。ライトでコミカルだけど、タイムトラベルの設定や構造はわりとしっかりしているからそれだけじゃない。
まだ第一部のこの巻では明かされない謎も多くて、これからどうなっていくのかが気になってしょうがない。三部作いっきに読んでしまいたい。
Posted by ブクログ
タイムトラベルものだけど、SFというよりファンタジー。
ヤングアダルトというより、プリンセスダイアリーのような、海外少女小説。
続きが気になって、文庫ではなくソフトカバーで出ていた続きを読んでしまった。
話としての処理にはいろいろ不満もあるけど、シチュエーションとキャラが好きだったので満足です。二次創作が盛んらしいのもうなずける。
シャーロットも結構好きですが、なんと言ってもおじいちゃん…!
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ある日突然、高校のカフェテラスでめまいにおそわれた「あたし」グウェンドリンは、過去へタイムトラベルしてしまった。タイムトラベルの力を持っているのは、いとこのシャーロットのはずだったのに…
謎の秘密結社の目的を果たすため、超ハンサムなギデオンとコンビを組んで過去の時代に送り込まれることになったあたし。
好きでタイムトラベルしてるんじゃないし、何もかも謎だらけ!
書店で平積みになってたのを見て、ジャケ買い…ではなくジャケ読み。
ケルスティン・ギア、全く知らず初読み。
タイムトラベルの仕掛けに特殊な一族の血を要するあたりはちょっとホラーファンタジーっぽく、色々な時代の衣装を整えるくだりはコスプレ体験のわくわく感、その上文句なしのイケメンとのラブストーリーとてんこ盛り。
「あたし」と翻訳されるようなティーンエイジャーの活躍する翻訳物は、くるくる飛び跳ねるような心理描写と、ときに無鉄砲なやんちゃっぷりに乗ってしまうまではやや疲れるが、ここを超えると面白くなってくることが多い。
まぁ、とにかく完結まで読んでみよう。
一回登録してから、文庫本で読んだのに単行本で登録していたことに気づいて登録し直したため、続きの3冊より後に登録という変なことになってしまった。
うーん、本棚の並び順を変えたいなぁ。
Posted by ブクログ
最初読むのしんどかったけど、主人公がタイムトラベラーと認められてからはググッと一気に物語が動いた。
まだ謎だらけ。続きが楽しみ。
2016.6.27