遠山明子のレビュー一覧

  • 紅玉は終わりにして始まり
    最初読むのしんどかったけど、主人公がタイムトラベラーと認められてからはググッと一気に物語が動いた。
    まだ謎だらけ。続きが楽しみ。

    2016.6.27
  • 比類なき翠玉 上
    待ってました!
    シリーズ3作目にして最終巻。
    今回は上下巻に別れてるんですね。
    そんなにページ数も多くないから一緒でも良いのに。

    上巻は下巻への序章といった感じ。
    下巻で最高に盛り上がってくれることに期待!
  • 獣の記憶
    18世紀フランスの「ジェヴォーダンの獣」事件で謎のままとなっている野獣の正体は何であったのか、博物学者を志すトマの目で事件を追う。ゴシックに傾くのかと思いきや、人間が人間ではなくなる闇を突きつけてくる。
  • 獣の記憶
    18世紀フランスで実際に起きた狼のような獣が殺戮を繰り返した事件を題材にしたゴシックミステリ。
    抑圧されながらも逞しく生きる女性たちに惹きつけられる。その中にはあのデュ・バリー夫人も!
    理想に燃える軟弱学生の主人公には時々イラッとさせられるけど、狂言回しも担わされているせいであろう。
    モチーフに持っ...続きを読む
  • 紅玉は終わりにして始まり
    ドイツのティーンズ向け小説。

    タイムトラベラーの遺伝子を受け継ぐ高校生の女の子。
    キュートでとても可愛い。

    三部作の第1作目と言うことでまだ謎が多いのですが、続きが気になるなぁ。
    SFと言うよりファンタジーでしょうか。
    若者二人の恋の進展も気になるところです。
  • 獣の記憶
    18世紀フランスの「ジェヴォーダンの獣」事件を題材にした長編。若き博物学者トマの活躍を描く。
    謎の獣を追うミステリーやヒロインとのロマンス、史実をふまえた歴史小説の側面もあり読み応えがある。
    序盤はやや冗長だが、終盤からは驚きの展開に引き込まれ一気に読んでしまった。