ケイト・モートンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ何となく面白そうだと思って買った本だったので、最初は「過去や現在、視点さえも行ったり来たりするので、読みにくにかも、、、」と思っていたが、そんなことはなかった!
出だしから刺すのかい!と思ったけど、ドロシーの過去を考えたとしたら、そうなるよね、と
読んでいるうちに、段々とドロシーがえげつない感じになってきて、ローレルの幼少期の母であるドロシー像とはかけ離れていたのも、そもそもが違うからとも考えられるような、、、
最後の章のジミーに、何とも言えない気持ちになった
結婚してからのヴィヴィアンは、初期は少しでも楽しかったのだろうか、やっぱりそんなことはなかったのだろうか。
そんな中でドロシーの計画通りジミーと出会い、いけないと思いつつも恋に落ち、別れ際にキスをしたときの気持ちを考えると、、、そして二人の女友達が最後に会った時のこと、その時のヴィヴィアンの気持ちを考えると、、、
あれやらこれやら考えるとキリがないし、読み終わったから結末はもう分かっているんだけど、分かった上でもう一度読みたいなと思った。 -
Posted by ブクログ
よく海外のミステリー物を読むと、表紙を捲った部分にある登場人物一覧。
あれの重要性と、普段あれにだいぶ頼ってたんだなということが実感できる作品。
つまり登場人物表が今作にはないという、ただそれだけのことなのだが。
あるネグレクト事件関連の失策で謹慎処分となったロンドン警視庁の
女性刑事セイディはコーンウォールで過ごすうちに
森の中で打ち捨てられた屋敷を発見する。
そして70年前、その屋敷でエダヴェイン家の末子である赤ん坊セオが
行方不明になり、未だに解決されておらず迷宮入りになっていることを知る。
ミッドサマー・パーティーの夜、そこでいったい何があったのか。
そんなあらすじなのだが、上巻は現代である2003年と、
1933年、時には1911年を行ったり来たりする上、
登場人物についての紹介もあまり親切ではない+とにかく多いので、
誰が誰だか理解するのに相当苦労する内容。
上巻の後半でようやく事件と登場人物の整理が頭の中で追いつくのだが、
そこに到達するまでは混乱かつ、まさに苦行。そこが挫折ポイントになるかも。
ただ、理解してからはエンジンが掛かったかのように惹き込まれていく内容。
主に、謹慎中の刑事であるセイディと、
エダヴェイン家の次女でありミステリー作家のアリスを軸に物語は進んでいく。
上巻である程度70年前のセオ失踪事件の中身を提示されるのだが、
まだまだアリスは秘密を隠していそうだし、
70年前の事件を一人追うセイディも不祥事の内容など
明らかになっていない謎がかなりある状態で上巻は締め括られる。
さてさて下巻はどうなることやら。ひとまず期待したい。