1961年、少女ローレルは母が突然現われた男を刺殺するのを目撃した。男は近隣に出没していた不審者だったため、母の正当防衛は認められた。しかしローレルには警察には話せない秘密があった。男は母に「やあ、ドロシー、久しぶりだね」と言ったのだ。二人は知り合いだった! 50年後、大女優となったローレルは死期の近い母の過去をさぐりはじめる。あの事件の真相は? そして母の本に挟まれていた写真の見知らぬ女性は誰か? 本に残された署名ヴィヴィアンとは? 『忘れられた花園』の著者が新たなる迷宮へと読者を誘う。傑作ミステリ。
Posted by ブクログ 2020年04月14日
まず目次
ケイト・モートン読者なら
場所と年号の羅列(しかも過去と現在交互)
ときたら、ニヤけてしまう。
正当防衛で不審者の男を殺してしまった母
でも娘は、男が母に対して
知り合いのように話しかけるのが
聴こえていて……
現在:母は病床、高齢で過去の話を聞き出すことができない。
過去:母の若...続きを読む
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