ケイト・モートンの作品一覧
「ケイト・モートン」の「湖畔荘」「秘密」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「ケイト・モートン」の「湖畔荘」「秘密」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
※上下巻の感想です。
オーストラリアの港に、英国からの船が到着した。ヒューとリルという優しい二人の元ですくすくと育ったネルは、二十一歳の誕生日に、自分が船に取り残された少女であることを告げられる。自身の死の間際、孫のカサンドラにとある遺産を残す。「その意図を理解することを願って」と綴られたメモ。カサンドラは、ネルの正体を求めて彼女が持っていたコーンウォールのコテージに向かう。イライザ・メイクピース、彼女の本を片手に。
「言いよどむナサニエルの口に、人差し指を押しあてた。言葉は封印された。」
「”知らない場所でひとりぼっちで過ごす夜がどんなに恐ろしいものか、ちゃんとわかっっているからね”」
Posted by ブクログ
最後は事件の真相が二転三転し、先が気になり読む速度がどんどん速くなった。
最後はすべてがつながり、えーっと思わず声を上げそうになった。
ケイトモートンは初めて読んだが、訳者あとがきに、私が抱いた感想のすべてが書かれていたので抜粋する。
「...つまり過去の悲劇の真相を関係者の証言や当時の記録によってあぶりだすという、ジグソーパズル的謎解きの基本をきっちり抑えた典型的な作品だ。
だがモートンのジグソーパズルはピースの数が半端じゃない。その大半を占めるのが、登場人物たち一人ひとりの胸に去来する記憶の断片だ。それらが巧妙にシャッフルされて作中にばらまかれ、読むものを幻惑する。」
「モートン作品の