ホテル・ネヴァーシンク

ホテル・ネヴァーシンク

ニューヨーク州の山地にそびえ立つホテル・ネヴァーシンク。大統領も宿泊に来る人気ホテルだが、子どもが行方不明になる事件がたびたび発生していた。どうやら経営者一族の抱える秘密が関わっているらしい。洋館ホテルを舞台に展開するミステリと家族の年代記

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ホテル・ネヴァーシンク のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年02月24日

    ★5 決して沈まない豪華絢爛な〈ホテル・ネバーシンク〉世代を重ねた未来には #ホテル・ネバーシンク

    ■あらすじ
    1930年代から現代まで、三代にわたって家族経営を続ける〈ホテル・ネバーシンク〉。絢爛豪華で巨大なそのホテルは、街のシンボルとなっていた。

    しかしある時、ホテルで宿泊していた子どもが行...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年01月22日

    ある一家が始めたホテルが大きくなり堕ちていくまでの約70年を描いた連作。ミステリー要素は少なめではあるけれど子供が行方不明になる事件が起きてからはそれぞれの語りの中にも不気味な空気が少しずつ入ってくる。ホテルに関わる人たちの生活や人となりがとても味わい深くそれだけでも楽しめる。次第に明かされてくる長...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年05月07日

    とある実業家の道楽的思い入れにより改築に次ぐ改築が繰り返された広大な屋敷、フォーリーハウス。
    財政難により競売にかけられた屋敷はユダヤ人シコルスキー一族に買い取られ『ホテルネヴァーシンク』として一時代の輝きを放つ。
    半世紀に渡る隆興と凋落の裏にはシコルスキー一族の決して美しいばかりではない営みが息づ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年04月15日

     ロバート・B・パーカーのスペンサー・シリーズの初期作品の一つである『キャッツキルの鷲』というタイトルはなぜか忘れがたいものがある。さてそのキャッツキルという地名だが、「キル」は古いオランダ語で「川」の意味なのだそうだ。古いオランダ語。うーむ。

     ハドソン川に沿ったいくつかの土地の名には「キル」が...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年07月22日

    20世紀前半、アメリカ。ポーランドから移住してきたユダヤ人一家が営むホテル〈ネヴァーシンク〉には、キャッツキル山地へ保養に来た家族連れが数多く訪れる。だが、創業者アッシャーの跡を継いだジーニーの時代に、宿泊客の息子がホテル内で行方不明になる事件が発生。捜査も虚しく少年は見つからなかったが、十数年後、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年02月28日

    子供たちの失踪とホテルの50年。
    犯人探し、ではなく、ホテルを経営する一族や関係者たちの光と闇が描かれている。

    登場人物が多いので、一覧表の確認は必須。
    かなり早い段階で真相に気がつくので、ちょっと拍子抜けしてしまう…。どこかで似たような話を読んだ(見た?)ような…気がするのです。

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    Posted by ブクログ 2021年10月08日

    ニューヨーク郊外のリゾートホテルが舞台。その地で民宿から丘の上の大邸宅をホテルに変え、成功したユダヤ人一族。創業者と子どもたち、孫、古くからの従業員たちのそれぞれのストーリーを繋いでいく。ホテル開業後のある時、宿泊していた男の子が行方不明になった。同じ頃、ホテルの周辺でも子どもが行方不明になったが、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年04月10日

     2020年アメリカ探偵作家クラブ(通称、エドガー賞)ペーパーバック部門賞受賞作品です。

     ニューヨーク近郊の田舎町で、ホテル創業から四世代に亘る一族の登場人物がそれぞれのホテルの思い出や、自身の人生を語る構成です。事件は、少年が行方不明になり一族の少女の一人が監禁される。また、近くの町でも少年が...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年02月28日

    70年近くに及ぶ一族の物語。ミステリー要素は少なく、ひたすら一族の様々な人が一人称の語り手になりリレーの様に時を戻して行く。文章ものめり込む様だが、私の好きなミステリーとは違った。

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2023年02月12日

    日本初上陸の作家、アダム・オファロン・プライス。訳がケイト・モートン「湖畔荘」等の青木純子さんということもあって手に取りました。

    ニューヨーク近郊の山中に建つホテル・ネヴァーシンク。ホテルの関係者の視点で1950年から2010年代まで、ネヴァーシンク(不沈)の興隆から荒廃までを描いた作品。
    195...続きを読む

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