ケイト・モートンのレビュー一覧

  • 秘密 上

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    まず目次

    ケイト・モートン読者なら
    場所と年号の羅列(しかも過去と現在交互)
    ときたら、ニヤけてしまう。

    正当防衛で不審者の男を殺してしまった母

    でも娘は、男が母に対して
    知り合いのように話しかけるのが
    聴こえていて……

    現在:母は病床、高齢で過去の話を聞き出すことができない。
    過去:母の若い頃、時代の中生き抜く姿

    母は何故、男を躊躇なく殺したのか?
    過去に何が?という謎で読ませます。

    語り方が上手い…焦らずじっくり読む。

    だけど、本の外(現実)の世界が
    大変なことになっていて、なかなか
    読書に集中出来ない。

    …なので感想は下巻にて

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    2020年04月14日
  • 秘密 下

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    物語は、過去、現在、大過去と三段階に分かれて語られていく。
    50年前母親ドロシーが、家に訪ねて来た男を刺殺した。それを偶然目撃してしまった娘のローレル。事件は正当防衛が認められたが、そうでは無い事をローレルは知っていた。
    余命幾ばくもない母を前にして、あの時の真実を突き止めようと動き始める。
    上巻は進みが遅く、挫けそうになりながらもながら読み進めると、下巻の中盤あたりから物語は加速度的に一気に進み、目が離せない展開へ。謎解き自体は割とありがちな展開だが、読後感は非常に良く胸に心地良い。

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    2019年11月03日
  • 忘れられた花園 下

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    イギリスから船でオーストラリアに渡り、一人置き去りにされた少女。いったい彼女は何者で、何が起きたのか。過去と現在を行きつ戻りつしながら、過酷な運命に翻弄される一族の秘密が解き明かされていく。

    時代を大きくさかのぼりつつ語り手が何度も変わるため、人物関係を頭のなかで整理するのにひと苦労。それでも、ところどころ挿入される童話の真の意味を考えたり、少しずつ解き明かされていく悲しい過去によってそれぞれの人物像が浮かび上がっていく過程は、古典を読んでいるかのような心地よい読書となる。

    たぶん、子どもの頃にオーソドックスな海外の物語を読んで、異国の主人公たちに憧れた空想好きの元少女たちに愛される作品な

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    2019年11月26日
  • 忘れられた花園 下

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    ゴシックミステリーというジャンルらしい
    イメージより地味な読み心地ではなく
    サスペンスフルで
    次々とページをめくってしまう。

    途中で真相に気づいてしまったが
    それでも最後まで引っ張られる
    解説によるとやや荒さもあるみたいだけど
    綺麗にまとまって面白かった。

    他の本のあらすじをよんでみると
    こういう感じの話が多い作家さんなのかも

    映像化したら見てみたい。

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    2019年04月07日
  • 忘れられた花園 上

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    港に残された少女ネルと
    ネルを看取ったその孫カサンドラ
    そしてネルの持っていた本の作家イライザ
    他にもいますが主人公の各時代が切り替わりながら進む(目次には西暦と場面の文字、これだけで面白そうな雰囲気がある)

    ネルとは何者なのか?
    なぜこんなことが起きたのか?
    スラスラと引き込まれて、各時代で似たような場面でリンクしたり、時間差で登場人物のつながりが明かされたり
    作者の連続技がすごい。

    ひとまず感想は下巻にて
    登場人物が多いのがややつらい

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    2019年04月04日
  • 秘密 下

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    ネタバレ

    何となく面白そうだと思って買った本だったので、最初は「過去や現在、視点さえも行ったり来たりするので、読みにくにかも、、、」と思っていたが、そんなことはなかった!

    出だしから刺すのかい!と思ったけど、ドロシーの過去を考えたとしたら、そうなるよね、と

    読んでいるうちに、段々とドロシーがえげつない感じになってきて、ローレルの幼少期の母であるドロシー像とはかけ離れていたのも、そもそもが違うからとも考えられるような、、、

    最後の章のジミーに、何とも言えない気持ちになった

    結婚してからのヴィヴィアンは、初期は少しでも楽しかったのだろうか、やっぱりそんなことはなかったのだろうか。
    そんな中でドロシー

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    2019年03月21日
  • 忘れられた花園 下

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    何人かのおばあちゃん、孫がでてくる。いつもなら、誰が誰やらこんがらがってくるんだが、ちゃんと書き分けられているのか、混乱がなく、最後まで一気に読めた。

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    2018年04月18日
  • 忘れられた花園 下

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    良質ゴシックミステリー。ロマンス小説の香りもするが、入れ子構造で語られる各時代の女主人公たち、それぞれの決意と強さには励まされる。『レベッカ』『リオノーラの肖像』を思い出す。

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    2017年09月26日
  • 忘れられた花園 上

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    ネタバレ

    なぜ少女はオーストラリアへ出向間近の客船に取り残されたのか。

    4世代にも渡る少女のルーツをめぐる物語。

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    2017年08月14日
  • 忘れられた花園 下

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    下巻は続きが気になり、一気に読破!

    カサンドラもネルも大好きになった。そして、イライザは切なくなった。

    3人に共通するのは、自分の居場所をそれぞれが必死になって見つけようとしていたところ。自分が何者なのか、ないもの、もしくは失くしてしまったものを必死で追い求めて、本当に大切なものをちょっぴり見失ってしまう。

    私は、人間にとって大切なもののひとつに「自分の居場所を見つけること」があると思っているので、この物語は本当に面白かった。

    この本のタイトルの意味も下巻まで読むとわかります。

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    2017年07月06日
  • 忘れられた花園 上

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    タイトルにひかれて購入。

    最初は時代が行ったり来たりな上に、登場人物もいろいろ出てきて、頭を整理するのに必死。上巻を読み終えるころにようやく登場人物と時代がリンクしました。

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    2017年07月06日
  • 忘れられた花園 上

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    ゴシック色があるところが、モーリアの後継と言われるところなのかな?
    モーリアの方がより、「怖い」感じする。堅い、とでも言おうか。
    この作品が柔らかく感じるのは現代があるから、身近に感じるからかもしれない。

    いずれにしろ、楽しく読みました。予想通りのところと、予想を裏切るところとあり、どっちだろうどっちだろうと先が気になって。

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    2017年07月05日
  • 忘れられた花園 下

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    ネタバレ

    一番の謎は予想通りでしたが、面白かったです。
    過去の人物視点で語られる事は、現在の人物は自分で調べないと知りえない事で、それも、詳細まではわからない、という構成も面白いです。

    それから、作中にバーネットが登場するのですが、彼女がブラックハースト荘のガーデンパーティに招かれるのが1907年。『秘密の花園』の初版発行が1911年。成程、そういう仕掛けかぁ、と。

    本編にはあまり関係がないのですが、読んでいて疑問に思った事が、訳者あとがきですべてツッコまれていたので、「あ、何だ、そう思ったのは私だけじゃなかったんだ!」と、少し面白かったです。

    『秘密の花園』と『茨の城』がお好きな方にはおすすめで

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    2017年06月11日
  • 秘密 上

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    やあ、久しぶりとあいさつした男をナイフで刺す母

    ものすごく魅力的な導入で座り直して上下巻一気読み。
    面白かった、のだけど。
    読み終えて本棚に配置しようとした所で
    あれ?なんでこれハッピーエンドなんだ
    なんでラブロマンスなんだ?と読み始めた時のワクワクした動機とはまったく関係ない終わり方だったことに気付き、こういうの読みたかったんだっけ?とすらなってしもうた
    いや、面白かったですけどね

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    2025年09月20日
  • 秘密 上

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    主人公ローレルは子供の頃に自宅で母ドロシーが男性来客を刺殺するのを目撃し、その男性は近隣で「不審者がうろついている」という通報が入っていたので母ドロシーは正当防衛が認められて無罪にはなったものの、どうも男性と母は知り合いだったようなので、やがて大女優になったローレルが「あれはどういう事情だったのか?」と探っていく…というミステリ。
    現代と過去が交互に語られていくが、母ローレルの若い頃はあまり良い印象ではないなあ…というところで下巻に続く。

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    2025年05月25日
  • 湖畔荘 下

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    上巻を読んだ後はここからもう一冊分話しがどう続くのかと心配になりましたが、まさかの展開で地道に読んで良かったと思いました。
    証拠がほとんど残っていない70年前の事件でそれぞれがずっと引きずってきたことがどう解決されていくかすっきりします。

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    2024年10月25日
  • 湖畔荘 上

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    だれにも過去があって、目を背けてもいつかそれは追ってくるということがどの人物からも感じる。読み始めの時は時系列と中心人物が行ったり来たりするので覚えるのに苦労しました。メモを取りながら話を頭にいれたのでミステリー初心者さんは大変かもしれません。
    70年前の事件を調べ直す難しさや、当時の人の生活感がよく書かれていて面白かったです。

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    2024年10月25日
  • 湖畔荘 上

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    下巻をまだ読んでいない状態での感想です。

    洋書の日本語版ですが、特有の無理やりな和訳がほとんど感じられず、読み進めやすいです。

    章ごとに年代と主人公が入れ替わる構造で、世界観を把握するのにけっこう時間が変わります。
    どうやらみんなそれぞれ隠し事や疑問を持っていそうですが、ほとんどその正体はわからないままです。
    下巻で全部回収されることを期待して。

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    2024年01月21日
  • 忘れられた花園 上

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    オーストラリア・ブリスベン、1930年、ネルは21才の誕生パーティの時に父親から、実はおまえは実の子じゃないと告げられる。イギリスからの船が着いて、一人残っていたのだ、と。それからネルは幸せだったそれまでの家族が、何の関係も無い別なものに見えてきて、婚約も解消し、家を出て自らのルーツ探しに奔走する。2005年、95歳で孫に看取られながら死んだが、今度は孫のカサンドラが祖母の謎を辿る・・

    オーストラリアでの90年、そしてルーツのイギリスでは19世紀末、さらにその家の始祖はコーンウォル地方で、1724年、難破船からの略奪で財を成した、というのまで村人からの聞き込みで分かってくる。デュ・モーリアの

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    2022年10月29日
  • 湖畔荘 下

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    1933年と2003年のエピソードが交互に少しずつ語られるに従い事件の真相が徐々に明らかになり繋がっていく見事な構成となっている。あっと驚くようなトリックやどんでん返しは無いものの一気に読ませて充分楽しめる。しかし、ミステリー小説全般に言える事だが読んでいる最中はワクワクドキドキするものの読み終わった後にほとんど何も残らないのが少し淋しい。英国コーンウォール地方を訪ねて見たいとは思ったのだが…。

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    2022年09月03日