藤田香のレビュー一覧

  • またまたトリック、あばきます。サエと博士の探偵日記(2)

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    「そのトリック、あばきます」の2巻目です。

    そういえば科学ミステリーだったのを思い出させる内容でした。

    「ガラスの龍は夜動く」は、

    以前小説(ドラマだったかな?)で読んだ(見た?)ことがあるトリックだったので

    すぐにトリックがわかってしまいました。

    よくある科学トリックなんですかね?

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    2012年11月29日
  • そのトリック、あばきます。サエと博士の探偵日記(1)

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    さらっと読める楽しいミステリーです。

    私はまだ黒魔女さんシリーズを読んでいないので、

    黒魔女さんの登場人物が出てくるのがちょっと残念でした。

    読んでて支障はないし、

    知ってる人には嬉しいのかもしれないけど、

    黒魔女さんを読んでない人にとっては微妙な気がします。

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    2012年11月29日
  • またまたトリック、あばきます。サエと博士の探偵日記(2)

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    “「おじさん、おじさんったら……。」
    「むにゃむにゃ……。お、サエ!どうした、デザートがあまったか?のこしたら、もったいないぞ、おじさんが食べてあげよう。」
    そういうことじゃなーい!
    っていうか、食べ物になると、ぱっと目をさますの、やめなさいっ。
    「ん?」
    急に、光一おじさんの顔がまじめになった。
    「どうしたの?」”[P.85]

    2巻目。
    1巻の幕間にいた犬はサエの飼い犬だったのか。

    “「ほんとだ!サエ、すごいね!だけど……。」
    博士が、めがねの奥から、じっとあたしを見つめてる。
    「ほかにも、なにかあるんじゃないのかなぁ。」
    なによ、そのいいかた。なんか気になるね。
    「え?い、いや、ほら、

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    2012年09月17日
  • そのトリック、あばきます。サエと博士の探偵日記(1)

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    “「じゃあ、手に絵の具がついたのもそこですね。」
    冷たい声でいうと、みすずさんは光一おじさんにすっと近づいた。
    「持ち物を調べさせてください。」
    けれども、光一おじさんはきっぱりと首をふった。そしてだまって黒板へ歩いていく。
    な、なにをするの?
    みんなが息をのんで見守る中、光一おじさんはチョークの粉を左手につけると、いきなり、バンッと黒板に手形をつけた。
    「サエ、博士くん。これがほんものの手形だ。そしてヒントだ!」
    ええ?ど、どういうこと?”[P.83]

    幕間にちゃっかり出てくるギュービッド様。

    “「はあ……。」
    あれ?博士、なにためいきをついてるの?
    「サエって、ほんとにくだらない話が好

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    2012年09月09日
  • 悪魔のミカタ(7) 番外編・ストレイキャット リターン

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    外伝で2巻続き。しかも過去。

    ただ・・・頭の上の毛虫はどこに?!

    いったい何?

    本編では登場しないの~?

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    2012年08月22日
  • 黒魔女さんが通る!! PART14 5年生は、つらいよ!の巻

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    “「でも、二人とも、入会テストに合格したの?」
    さっき、受付のおねえさんがいってたけど、かなりむずかしいらしいじゃない?
    「さあな。でも、だいじょうぶさ。おれたち、今日、学校で猛勉強したから。」
    「ああ、麻倉は算数が得意だし、おれは国語が得意だから、教えあったんだ。」
    いっしょに勉強?いつも、けんかばかりしてる、あなたたちが?
    「黒鳥を守るためには、一時休戦ってこともあるんだよ。」
    はあ……。しかし、そこまでして、ついてくるとは、ある意味、見直したかも……。
    だけど、お金はどうするの?ここ、セレブな塾だから、授業料も高いはず。麻倉くんの家は、お父さんが「おもちゃのアサクラ」の社長さんだから、い

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    2012年03月16日
  • 走れメロス 太宰治 名作選

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    「走れメロス」の「文庫」で予約したら
    この本が来てしまい
    驚愕そして爆笑。

    いかにも少女向けなイラストの表紙で受け取るのが少々恥ずかしかったですが
    内容は勿論素晴らしい。
    短編集ですが
    やはり作品は長さではないなと。
    ほんの十数ページの作品でも
    内容が薄いのに何故か出回っている数多の作品一冊より遥かに価値があるかと。

    こういう作品を読むと
    今は面白くはあっても読んで得られるもののない作品も多いなあと思う。
    読後 考える、考えさせられる、その上で自分の内面に何か残せるような作品だからこそ名作、なのかと。

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    2012年03月02日
  • 黒魔女さんが通る!! PART14 5年生は、つらいよ!の巻

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    ワンパターンというか先が読めるというか…まあ小学生にも分かる展開のものにしなきゃいけないからしょうがないか。
    相変わらずチョコのモテっぷりに嫉妬。

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    2012年02月14日
  • ほとんど全員集合! 「黒魔女さんが通る!!」キャラブック

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    “といっても、ギュービッドの鬼の特訓や、わけのわからんドリルをやらずに、二級になれるのは、ラッキーだよ。
    ようし、やってみるかぁ。
    「だろだろだろ!そう思って、プロフ帳をつくっておいてやったぞ。」
    わあ、かわいい!
    「おまえがまえに魔界に行ったときに、華童亜沼からゴスロリを借りたろ?その残り布で、カバーを作ってやったんだぜ。魔力がこめられてるから、魔界へ行っても、がんがんプロフを集められるはずだぜ。」
    ギュービッドさま......ありがとう!
    じゃあ、まずは、練習がわりに、自分のプロフを書いてみるかな。”

    描き下ろしのイラストも沢山あって良かったー。

    “「王立魔女学校」校則
    第1章 校訓

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    2011年11月16日
  • 黒魔女さんが通る!! PART0 そこにきみがいなかったころの巻

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    “「では、おまえを極秘でここに呼びつけたわけを話そうかね。」
    あ、はいはい。
    「じつはね、おまえに、人間界へ行ってもらいたい。」
    人間界へ?なにをしに?
    「きまってるだろ、インストラクター黒魔女になってもらうのさ」
    ええっ?あたしに黒魔女を育てる先生になれと、そう、おっさる?”

    「アホ、バカ、マヌケ、おたんこなす、すっとこどっこい」
    の件は無理があるだろうと思いつつ。
    後付けの設定なのかなー。
    なかなか綺麗に纏まって。

    “「そして、あなたはギュービッド。あなたに、ギューバッドって、おばあさん、いる?」
    ええ?ギューバッド?
    「ああ、それは、おばあちゃんじゃなくて、大ばあさんだよ。でも、会っ

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    2011年11月03日
  • 黒魔女さんが通る!! チョコ、デビューするの巻

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    最も売れている、とかいう予備知識はまあ、置いといて

    小学生のみなさん。
    読んだことない?読んでみ。女子なら面白いと思うはずですよ。
    男子でも、本が好きなら「読まず嫌い」しないことだ。

    大人の方、また「大友」の方。
    自分的には、大人がこのシリーズを読むなら、1巻から読むのはおすすめしません。
    もうちょっと後、そうですね、6~8巻あたりから読んで下さいな。
    で、この前はどうなってたんだろう、てな感じでさかのぼって読む。
    この方が入りやすいのではないかと思います。

    それはなぜか。
    キーワードは「読者参加型」と「作者のさじ加減」です。

    このシリーズでは、主人公のクラスメイトなど、登場人物を公募

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    2011年11月01日
  • 黒魔女さんが通る!! チョコ、デビューするの巻

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    再読、青い鳥文庫の好きなシリーズの1つです。
    表紙だけ見たら、学校の怪談のような怖い本みたいですが、そんなことはありません!
    間違えて呼び出した黒魔女ギュービットの元で(無理やり)黒魔女修行をする女の子のお話です。

    もしかしたら、ギュービットの方がお化けより、怖いかも知れませんが(笑)

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    2013年01月20日
  • 悪魔のミカタ(9) It/ドッグデイズの終わりかた

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    前編を半年くらい前に読んだせいで最初追いつけなかった。
    話は面白いんだけど、キャラが好きになれない…
    特に主人公が(爆)

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    2011年07月28日
  • 黒魔女さんが通る!! PART13 黒魔女さんのバレンタイン

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    “「だったら、参考までにききたいんだけど。」
    森川さんが、すすすっと、近よってきた。なんだろ?
    「黒雷からわたされた、『好きになり草』と『きらいになり草』、どっちを使った?」
    あ、その話ね……。
    「それがそのう、どっちも使わなかったんです。」
    あたしは、いろいろと迷ったあげく、『相性魔法』を使ったことを話すと、森川さん、三つ編みをゆらして、にっこり。
    「そう。それならそれでいいわ。なんだか、チョコちゃんらしいもの。」
    あたしらしい?そうなの?ふーむ……。
    「そんなことより、使わなかった『草』の缶詰、お返ししなくちゃいけませんね。」
    うっかりわすれてたよ。きのうお休みだったんだから、返しにくれば

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    2011年02月20日
  • 黒魔女さんが通る!! チョコ、デビューするの巻

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    わたしが、初めて本が好きと思ったのがこの本です。
    濃いキャラが多く、どのキャラもとっても印象が強いです。
    一見恐そうに思いますが、こんなに面白いストーリーは初めてです。

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    2010年06月13日
  • 黒魔女さんが通る!! PART12 黒魔女さんのお正月

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    “ふーん。じゃあ、魔法書以外の本もあるの?
    「うん。だって、人間を呪うのが黒魔女でしょ。地下に、人間を研究するための本がたくさんあるよ。子どもむけの本は、このごろ『若おかみは小学生!』とか『泣いちゃいそうだよ』とか、『パセリ伝説』とかが人気みたい。とにかく、なんでもあるよ。あ、なぜか『ムーミン』シリーズだけはないみたいだけど。」
    ほう!じゃあ、『パスワード』シリーズとか『夢水』シリーズとかも、あるんだ。
    「推理ものはないよ。」
    は?なんで?
    「魔界では、事件は呪いでおきるから、証拠もなぞもないの。だから、ミステリーは、おもしろいと思わないんだよ。犯人さがしだって、黒魔法でなんとかなるし。死の国

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    2010年04月11日
  • 黒魔女さんが通る!! PART11 恋もおしゃれも大バトル?の巻

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    “あ、ちょっとまってよ。
    なんだかよくわからないけど、これは、よーく調べてみないといけないね。
    なんだって、あたしは黒魔女さん三級なんだし。”

    ケーキが美味しそう。
    前の話ちょっと忘れてた…。
    また読みなおそうかなぁ。

    “三級黒魔女・黒鳥千代子殿

    貴殿は、三級黒魔女でありながら、まじめに修行にとりくまず、その結果、重大な事故をひきおこした。ただちに王立魔女学校に出頭のうえ、冬期講習をうけること。

    黒魔女しつけ協会会長 グラシュティグ”

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    2010年03月16日
  • 悪魔のミカタ(5) グレイテストオリオン

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    みークルのメンバー真嶋綾は夢を見ていた。こういう場合、見ている夢はたいてい嫌な夢で、実際真嶋綾が見ていたのも嫌な夢だった。もっとも夢にはたいてい終わりがあり、幸い、真嶋綾も目覚めることが出来た。悪夢の終了。…ところが目を覚ました綾を待っていたのは、“悪夢のような現実”だった

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    2009年10月07日
  • 悪魔のミカタ(3) パーフェクトワールド・平日編

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    “悪魔のミカタ”への協力の代償として、舞原姉にデートを申し込むことになった堂島コウ。だが、妹を宇宙人にさらわれたという過去を持つコウをもってしても(?)、気後れしてなかなか舞原姉を誘うことが出来ない。しかも舞原姉の理想は「初めてのデートで、初めてのキス」なのだという。つまりデートのみならずキスもしなければならないわけで、ますます気後れし、にもかかわらず舞原妹からは矢の催促をされ、さんざん思い悩んだコウの結論は!?

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    2009年10月07日
  • 悪魔のミカタ 魔法カメラ

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    “宇宙人に妹をさらわれた”と言うちょっと変わった過去を持つ高校生・堂島コウ。その彼のもとに突然現れたのは色とりどりのエナメルのベルトを要所要所に巻いただけと言う奇抜(?)なファッションの少女で、しかも“自称”悪魔だった。さらにその“自称”悪魔の言うことには「一昨日あなたの望みは叶えられました。その魔力を感知して、あたしは来ました。契約を履行し、魂をいただくために」まったく身に覚えのないコウは果たして、自らの無実を証明できるのか!?それとも…。

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    2009年10月07日