藤田香のレビュー一覧

  • 黒魔女さんが通る!! PART13 黒魔女さんのバレンタイン

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    “「だったら、参考までにききたいんだけど。」
    森川さんが、すすすっと、近よってきた。なんだろ?
    「黒雷からわたされた、『好きになり草』と『きらいになり草』、どっちを使った?」
    あ、その話ね……。
    「それがそのう、どっちも使わなかったんです。」
    あたしは、いろいろと迷ったあげく、『相性魔法』を使ったことを話すと、森川さん、三つ編みをゆらして、にっこり。
    「そう。それならそれでいいわ。なんだか、チョコちゃんらしいもの。」
    あたしらしい?そうなの?ふーむ……。
    「そんなことより、使わなかった『草』の缶詰、お返ししなくちゃいけませんね。」
    うっかりわすれてたよ。きのうお休みだったんだから、返しにくればよかった。
    「あら、いいのよ。バレンタインデーが終わるまで、持っていて。」
    バレンタインデーが終わるまで?
    「いよいよ、あさってはバレンタインデー。クラスのみんなも、盛りあがってるはず。それをみて、チョコちゃんも、『麻倉くんに本命チョコをあげたい!』とか、『東海寺くんとラブラブになりたい!』って、思うかもしれないでしょ。そのときに、あれを使えば、一発で、思いどおりになれるんだから。」
    いえ、それだけは、ぜったいにありえませんから!”

    チョコは一体どっちが好きなのさー。

    “ギュービッドったら、泣いてるような、笑ってるような、びみょうな顔してる。
    「じゃあ、これがエクソノームさまにあげるつもりだった、バレンタインのチョコ?」
    「そ。でも、あげなかった。だって、貴族のお嬢さまと結婚が決まりそうな王子さまに、あたしみたいな黒魔女が、チョコをあげるわけにいかないだろ。」
    ギュービッド……。
    「これでわかったか?あたしはもう、エクソノームさまのことなんか、これっぽっちも思ってないんだよ。」
    うそ、ばっかり……。
    「でも、このチョコ、せっかく作ったのにもったいないぜ。あ、そうだ、おまえにやるよ。どうせ、おまえ、チョコレートなんか、用意してないんだろ。」
    ねえ、そんなに、無理しないで……。
    「東海寺と麻倉に、くれてやれ。ヘビやカエルにビビらないほうが、おまえのパートナーだな。あたしとしては、バービー人形のコレクションを持ってる麻倉のほうが……。」
    「いいかげんにして、ギュービットさま!」
    やせがまんして、へらへら笑ってるギュービッドなんて、みたくないよ。
    「ギュービットさまには、いつだって、胸をはっていて、おバカなこといっていて、黒魔法も恋も一直線でいてほしいよ!」”

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    2011年02月20日
  • 黒魔女さんが通る!! チョコ、デビューするの巻

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    わたしが、初めて本が好きと思ったのがこの本です。
    濃いキャラが多く、どのキャラもとっても印象が強いです。
    一見恐そうに思いますが、こんなに面白いストーリーは初めてです。

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    2010年06月13日
  • 黒魔女さんが通る!! PART12 黒魔女さんのお正月

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    “ふーん。じゃあ、魔法書以外の本もあるの?
    「うん。だって、人間を呪うのが黒魔女でしょ。地下に、人間を研究するための本がたくさんあるよ。子どもむけの本は、このごろ『若おかみは小学生!』とか『泣いちゃいそうだよ』とか、『パセリ伝説』とかが人気みたい。とにかく、なんでもあるよ。あ、なぜか『ムーミン』シリーズだけはないみたいだけど。」
    ほう!じゃあ、『パスワード』シリーズとか『夢水』シリーズとかも、あるんだ。
    「推理ものはないよ。」
    は?なんで?
    「魔界では、事件は呪いでおきるから、証拠もなぞもないの。だから、ミステリーは、おもしろいと思わないんだよ。犯人さがしだって、黒魔法でなんとかなるし。死の国でも同じなんじゃない?マリーちゃんだったら、『魔ッチ』をすればいいわけでしょ。」
    はあ。だけど、それじゃあ、読書の楽しみが半減するような気が……。”

    絵が相変わらず可愛い。
    魔界の人の名前を忘れつつある。やばい。

    “「そこにいるのは、黒鳥だな。」
    はあ……。やっぱり出ましたか、麻倉くん。
    あなたたち、ぜったい二人セットで登場するね。もしかして、ソーセージ?じゃなかった、双生児?それなら、まったく同じことをいってあげます。
    「ちがいます。人ちがいです。」
    そういって、あたしは、くるりと背中をむけた。
    「そんなこといっても、その黒ずくめの衣装でわかるよ。」
    ぐっ。そっちも、同じせりふを返してきたか……。
    「でも、よかった。また、東海寺につきまとわれてるんじゃないかと、心配してたんだ。」
    はい、つきまとわれました。でも、追っぱらってやりましたよ~。麻倉くんも、早く帰らないと、追っぱらっちゃいますよ。
    「黒鳥、もうすぐ、日がのぼるな。」
    な、なによ、やけにしんみりしちゃって。
    さっきみたいに、目玉をぐいっと右によせて、うしろをうかがうと、麻倉くん、もこもこのダウンジャケットに、あごをしずめて、こっちを見つめてる。両手をポケットに入れ、ちょっと口をとがらせ、むすっとしてるのも、いつもと同じ、照れかくしの表情。”

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    2010年04月11日
  • 黒魔女さんが通る!! PART11 恋もおしゃれも大バトル?の巻

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    “あ、ちょっとまってよ。
    なんだかよくわからないけど、これは、よーく調べてみないといけないね。
    なんだって、あたしは黒魔女さん三級なんだし。”

    ケーキが美味しそう。
    前の話ちょっと忘れてた…。
    また読みなおそうかなぁ。

    “三級黒魔女・黒鳥千代子殿

    貴殿は、三級黒魔女でありながら、まじめに修行にとりくまず、その結果、重大な事故をひきおこした。ただちに王立魔女学校に出頭のうえ、冬期講習をうけること。

    黒魔女しつけ協会会長 グラシュティグ”

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    2010年03月16日
  • 悪魔のミカタ(5) グレイテストオリオン

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    みークルのメンバー真嶋綾は夢を見ていた。こういう場合、見ている夢はたいてい嫌な夢で、実際真嶋綾が見ていたのも嫌な夢だった。もっとも夢にはたいてい終わりがあり、幸い、真嶋綾も目覚めることが出来た。悪夢の終了。…ところが目を覚ました綾を待っていたのは、“悪夢のような現実”だった

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    2009年10月07日
  • 悪魔のミカタ(3) パーフェクトワールド・平日編

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    “悪魔のミカタ”への協力の代償として、舞原姉にデートを申し込むことになった堂島コウ。だが、妹を宇宙人にさらわれたという過去を持つコウをもってしても(?)、気後れしてなかなか舞原姉を誘うことが出来ない。しかも舞原姉の理想は「初めてのデートで、初めてのキス」なのだという。つまりデートのみならずキスもしなければならないわけで、ますます気後れし、にもかかわらず舞原妹からは矢の催促をされ、さんざん思い悩んだコウの結論は!?

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    2009年10月07日
  • 悪魔のミカタ 魔法カメラ

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    “宇宙人に妹をさらわれた”と言うちょっと変わった過去を持つ高校生・堂島コウ。その彼のもとに突然現れたのは色とりどりのエナメルのベルトを要所要所に巻いただけと言う奇抜(?)なファッションの少女で、しかも“自称”悪魔だった。さらにその“自称”悪魔の言うことには「一昨日あなたの望みは叶えられました。その魔力を感知して、あたしは来ました。契約を履行し、魂をいただくために」まったく身に覚えのないコウは果たして、自らの無実を証明できるのか!?それとも…。

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    2009年10月07日
  • 黒魔女さんが通る!! チョコ、デビューするの巻

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    「魔女」ものが好きで、読んでみたら面白いったらありゃしない!!特に始まり方が……「キューピット」を「ギュービット」って言っちゃって……。そしたら、黒魔女ギュービットが出てきちゃって!?

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    2009年10月04日
  • 模造王女騒動記 フェイク・フェイク カーム・ブレイカー

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    平凡な生活を夢見、実践する主人公の前に現れた全裸の少女は、某国の皇女の身代わりアンドロイドだった!……それなんてエロゲ?(苦笑)ネタとしては手垢がびっしり感があるんだけど、この作者の軽妙な筆致でついつい読まされてしまいます。

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    2009年10月04日
  • 悪魔のミカタ 魔法カメラ

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    これ絶対帯と返しだけでミステリーものだと判る人間いねーよ!
    ファンタジーとか特殊能力ものでは一切ありません。ミステリーです。
    面白いけど人物がちょっと判別しづらいか。

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    2009年10月04日
  • 悪魔のミカタ 魔法カメラ

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    んーミステリー?いゃね。確かにミステリーだよ。しかし、なんてかカメラの能力に頼りすぎちまったような気が・・・。まぁあれだけ強力で危ないカメラ持つと人はなにする河からないかわからないからそれはそれですね。文自体は普通に上手いかと。キャラもなかなかいいですし。さすがに続いてるだけの作品か・・・。んー私的にあまり肌に会わないだけなんだがね・・・。

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    2009年10月04日