山村浩二のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
今回はなんとドイツから魔物のウォルフさん一家が日本へバカンスへ来る話。
遂に九十九家が国際交流です。
ウォルフさん一家はパパと息子二人は狼男。
ママと一人娘は魔女という組み合わせ。
外務省の国際共生課からのお話で九十九さんに白羽の矢が立ち、化野原団地の視察を案内する事となりました。
九十九さん一家もグローバルになったなぁ。
九十九家のいたずら3人組に一抹の不安を抱えつつもウォルフさん一家歓待の為に地域共生課の面々と団地の管理局長の的場さんと共に計画を練る九十九さん達。
はじめは順調にいくかと思ったけど・・・
まぁ九十九さんの不安は見事に的中しますわな。
よりにもよってウォルフさん一家の子 -
Posted by ブクログ
このシリーズもついに4作目。
今回は九十九家の子供たちがメインのお話。
とある夏の夜、アマノジャクノアマくんが隣町で見つけた廃校寸前の学校のプールにサトリのさっちゃんと一つ目小僧のハジメくんを連れて遊びに行きました。
あちこち壊れて埃やカビでジメジメしている校舎に気味悪がるどころか大喜びしちゃうのはさすが妖怪の子供達w
深夜のプールにも躊躇なく飛び込んで遊んでしまいます。
するとプールにもう一人いる気配が・・・
気配はするけど正体が掴めない相手を探して、夜のおんぼろ校舎で一騒動。 俺なら怖くてすぐ逃げてるね。
この騒動の決着のつき方が良かった。
地域共生課の野中さんがもの -
Posted by ブクログ
気になるけど表紙が微妙で読むの躊躇してた本。
もっと前に読んでおけばよかった!
化野原団地(アダシノハラだんち)に住みたい!
妖怪が住む土地に人間が団地を立て始めて、大半の妖怪が怒って人間を襲おうとしてる時に、まずは人間と話しあおうって提案するぬらりひょん。
実際市役所まで足運んでみたら、散々たらい回しにされて
毎回同じ話をさせれて可哀想だった。
地域共生課の野中さんが良い人でよかったわ。
てっきりぬらりひょうんが怒って妖怪引き連れて団地乗っ取っちゃうのかと思ったもん。
その後は野中さんの親身な対応でその土地に住んでいた妖怪達も納得して、団地で共存することになるんだけど。
河童たちが住 -
Posted by ブクログ
子ども向けの物語かと思いきや、なんと地球の歴史や成り立ちから、今話題のお金(ビットコインやブロックチェーン、仮想通貨)などの基礎知識が得られる優秀本。著書の斎藤さんがストーリーも考えていらっしゃるとは驚き!随所に学問的キーワードが散りばめられている。そして、インターネットの活用を地球の未来のために考えていることに感動しました。限りある地球の資源を使い切っちゃう前に、今の経済成長第一主義を見直してほしい。お金は所詮全て、人間の決め事で作られた仮想通貨に過ぎない。お金をたくさんあることが幸せと思わない方がいい。この本ではむしろ、お金があることを負債が増えると言っていた。そんな考えもあるんだと、お金