ジョナサン・ローゼンバーグのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ元メンターから薦められて購入した一冊。
マネジメントレイヤーでなくても、「一人前のコーチとしてどのようにチームの成果最大化に貢献できるか」のヒントをくれた良書だった。
以下、アクションとメモ。
◎ネクストアクション
①全ての1on1/ VATのbriefingで、資料と議論したい事Top5をお送りする
→目的のすり合わせを事前に行うことで、会議時間を有意義に使うため
②時として「人当たりの悪いギバー」になる
→「率直さ」によって社内外で信頼/心理的安全性を醸成するため
→まずは「ありのままの自分」を曝け出し、次に相手のことを知る
→その後、相手を大切に思っていることを分かってもらえるような -
Posted by ブクログ
会社全体(アップル、グーグル)をチームとして、パフォーマンスを向上させることができるができるのが1兆ドルコーチである。
すぐれたマネジャーでいるためには、すぐれたコーチでいる必要がある。
人は、高みに上がれば上るほど、自分が成功するために他人を成功させることがますます必要になる、そしてそれを助けるのが、コーチなのだ
人の最良の部分を最大限に引き出す5つのカギ
①心理的安全性が高く、②明確な目標を持ち、③仕事に意義を感じ、④お互いを信頼し、⑤チームの使命が社会によい影響を与える
気になったことは以下です。
・フットボールのコーチには、感情に動かされないタフさが必要だが、私にはそれがないんだ -
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Posted by ブクログ
本書はグーグルの前CEOだったエリック・シュミット氏と同僚のジョナサン・ローゼンバーグ氏によって、グーグルのマネジメントについて幅広く紹介している本です。題名通りHow Google Worksということが多面的かつきわめて骨太に記述されていて、とても勉強になりました。 本書を読んでグーグルについて知らないことがたくさんある自分に気付きました。その意味で「グーグル」を知らない人はほとんどいないと思いますが、「グーグルという会社」がどういう会社か、について私は本書から多くを学び、そして親近感がわきました。
具体的には、本書を読む中で、グーグルと高度経済成長時代に世界を席巻していた日本企業との -
Posted by ブクログ
ネタバレ読書というのは常々、コスパの高い投資と思うが、本書はまさにそれ。
Googleのプロダクトや人の採用(スマート・クリエイティブ)を重視している姿勢をよく学べたと思う。
新しいことのチャレンジも、連戦連勝ではないこともよく理解できた。
webの世界は、物理的なモノがない、というか見えにくいので、プロダクトという概念があまり自分にはなかったが、実際にはかず多くのプロダクトがあることも学べました。
読んで損はないどころか、得るものばかりでした。
ユーザを中心に考える。
企業の成功に最も重要な要素はプロダクトの優位性。
失敗するコストが大幅に低下、成功やプロダクトの優位性を支えるのはスピード。
スマ -
Posted by ブクログ
僕は2015年入社の現役のグーグル社員なので、中の人ゆえにかなりスムーズに内容が入ってきた感じがありましたが、(外の人から見てどうかはわかりませんが、あなたがエンジニアなら非エンジニアの僕より内容がスラスラと入ってくるかもしれませんね)。書評としては、必ずデスクの上に置いておいて、逐一参照したい一冊だと思います。この本を今まで読まなかったことを後悔しています(まぁ読んでたら読んでたでちょっと破天荒にやりすぎていたかもしれないが)。この本が書かれた2014年と今日(2023年)ではかなりグーグル内も変わったと感じます。2014年の社員数と今の社員数では一体何倍に増えたんだろうというレベルでグーグ
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良書 実質6つの章にGoogleでの仕事のやり方が集約されています。各章の内容の一部を以下へ
序文
・漸進的なアプローチでは時代に取り残される
・テクノロジの世界では革命的変化が起こりやすい
・アイデアを生かしてありえないことに挑戦しよう
はじめに
・三つの技術トレンド インタネット、携帯端末、クラウド
文化
・共に働く仕事場をよくする
・フラットな組織
・組織は機能別に 独立採算はとらない
・社員に責任と自由を与える
・イエスの文化
戦略
・事業計画にではなく、人に投資する
・市場調査にではなく、技術的アイデアにかける
・小さな問題の解決に着目し、適用範囲を広げる
・特化すべき対象を -
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「マイクロソフトに対抗するにはプロダクトの優位性を維持するしかないこと、その最も有効な方法は既定の事業計画に従うのではなく、優秀なエンジニアをできるだけたくさんかき集め、彼らの邪魔にならないようにすること」
「大切なのは顧客の要望に応えることより、顧客が思いつかないような、あるいは解決できないと思っていた問題へのソリューションを提供することだ。」
技術者のモチベに全てを捧げて、リスクを取ってイノベーションに賭けよう!!って感じでまんまスポ根で青春。
そこで問題が起きない為に、通底する「文化」が大事ってのもわかる。
否定は全くしないけど実現するのは中々むずいよね。
目から鱗の人材育成や組 -
Posted by ブクログ
2016年に読んだ時の評価は二つ星だったが、今回は格上げ。
組織のマネジメントを考える立場でみると、Googleみたいになるのは無理だ、ではなく、強い気持ちでやるねん!ということかと。
以下、留めおきたい内容→
一度でも悪党らしき行いをした人間は、ずっと悪党だ。一瞬だけ誠実さを忘れる、といったことはあり得ない。
キャリア計画を作るステップ
5年後の理想の仕事とは?どこで何をしていくら稼ぐどんな内容の仕事か?転職サイトに載せる説明風に。
その仕事についた自分の履歴書はどんな内容か?そこまでに何をしたのか?
強みと弱みは?どんなスキルを磨く必要があるのか?
どうすればその仕事に就けるのか?ど -
Posted by ブクログ
自身の勤める会社とは異業種で、且つトップを走るGoogleの経営陣が著した本書。6年前の本とはいえ古さを感じさせない。また単なる経験談に限定されずアカデミックな研究とも相まった内容であり、興味深い。どのような業界の企業であれ、学ぶべきところは多分にある。Googleの精神を知ることによって彼らの商材に対する関心も高まった。「スマート・クリエイティブ」という人称について当初はイメージがつかなかったが、深く理解できた。起業家や経営者だけでなく、社会経験があり、深く内省する習慣のある社員や、具体的なGoogleの事例を自社に置き換えて革新を進める意志のある方には是非ご一読頂きたい。単に読み物としても
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購入済み
How Google Work
今回、組織文化の醸成のヒントとして、この本を手に取りました。イノベーションを続けるGoogleの秘訣として「戦略、企業文化、人材、意思決定、イノベーション」に焦点をあてた本で「部署」という小さい組織でも直ぐに活用・実践できると思いました。
「技術よりも文化が重要」というところにとても惹かれました。差別化された良い文化は「人」を成長させることができるとともに、自部署はもちろんのこと、他部署の人がその職場で働きたいと思うプラスのスパイラルが生まれ、その結果、組織が活性化し成長するということをバーチャル的に体現することができました。この本を読んでイメージトレーニングすると、なにかできるような気がし -
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Posted by ブクログ
▼以下メモ
企業文化
・社員同士の距離を近づける。
・「悪党」すなわち、傲慢な人間、妬む人間からは仕事を取り上げる。
・人に「ダメ」といわない。
戦略
・計画は流動的に。
・利益より「大きくなること」を重視する。
人材
・採用は絶対に妥協しない。学ぶ意欲の高い人物を採用する。大事なのは「何を知っているか」ではなく、「これから何を学ぶか」である。
・好き嫌いではなく、人格と知性で選ぶ。
・採用を全社員の担当業務に含め、「スゴイ知り合い」を紹介させる。貢献度は評価に入れる。
・報酬は、低いところから始め、成果を出す人にはずば抜けた報酬を支払う。
スマートクリエイティブとは
・リーダーシップ -
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Posted by ブクログ
シリコンバレーのレジェンド、ビル・キャンベルの成功の教え
あらゆるマネージャーの最優先課題は、部下のしあわせと成功だ
チームメンバーの連帯感を生み出し、高めるために、旅の報告など仕事以外のプライベートな話題からスタッフミーティングを始めよ
「第一原理」で人を導く
去る者に敬意を払う
コーチャブルな資質、「正直さ」「謙虚さ」「あきらめず努力を厭わない姿勢」「つねに学ぼうとする意欲」
人に求めるべき最も重要な資質な、知性と心だ。つまり、すばやく学習する能力と厳しい仕事を厭わない姿勢、誠実さ、グリッド、共感力、そしてチーム・ファーストの姿勢である。
「ありのままの自分」をさらけだす
問題や機会に直面 -
Posted by ブクログ
2025/04/19読破
マネジメントについての成功体験
君が優れたマネージャーなら、部下が君をリーダーにしてくれるリーダーを作るのは、君じゃない部下なのだ」ドナ ドゥビンスキー
「お互いの強みと歪みを知った上で、信頼し合い、協力して目標達成しようとする人々のネットワーク」
リーダーの「敬意のこもった問いかけ」に効果があるのは、相手の3点である
「有能感」(自分を試されていて、それに答えることができると言う感覚。)
「関係性」(他者とつながっていると言う感覚)
「自立性」(自分が状況をコントロールし、選択していると言う感覚)
上司が部下を叱るときは、相手が安全だと思っているときに叱る