浅羽通明のレビュー一覧

  • 右翼と左翼

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    ある事柄をベースに時系列で歴史を整理するものに出会ったのは大学を出てからなのですが、歴史の学び方、楽しみ方はこう言うことだったんだな、と遅ればせながら気づきました。歴史の面白さとはこう言うことだったんだなぁ。

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    2025年08月11日
  • 右翼と左翼

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    右翼と左翼について、中立的な立場から解説をしてくれる本。著者は付け焼き刃的に書いた本で、本来ならば専門家に解説を委ねたいと最後に書いてあるが、これを書ける人はなかなか存在しないと思う。私にとっては名著である。

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    2025年04月16日
  • 大学で何を学ぶか

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    大学の勉強は意味ない
    大学の授業受けるより人間関係作ったりコミュ力上げたり何かチャレンジする時間に使ったほうが良いなど大学教授が語らないガチの大学論
    大学は4年間の猶予期間に過ぎないという本質

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    2025年01月21日
  • 大学で何を学ぶか

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    逃げで勉強しちゃいけんのですね、、。エスケープはダメかぁ。私にとって勉強は趣味止まりだな、じゃあ。と思いました。読むの遅すぎた!一年の時に読みたかった本です。就活生として読んだけど、それはそれで面白かったかな。

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    2020年12月23日
  • 『君たちはどう生きるか』集中講義 こう読めば100倍おもしろい

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    安定の浅羽評論。
    「批評は二次創作」説は押井守御大もどっかで言ってた筈(『TVをつけたらやっていた』)。
     その辺の『君たちは~』評を読み込み、それらのどの辺はよくて、どの辺が誤読であるかをエビデンス込みでコメントし、まづ「二大正義」があると言ふのを書く。その、マンガ版で削除されたかつ子さんの説くナニと、おじさんのいふソレは、発行当時どうも日本に入りかけてた二大潮流であったらしい。
     原作がラノベ的であると言ふのは、へー。
     相変はらず、小林よしのり先生の他、西原理恵子先生の本まで引用し、『君たちは~』の時代背景と他を開陳してゆくのは、まだ作者が元気な証拠であらう。

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    2019年05月24日
  • 「反戦・脱原発リベラル」はなぜ敗北するのか

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    著者の、在野の学者さん的な悪い意味で独自かつ極端な方法論の提示は、あまり参考にならなかった。市民運動の現実を見ずに理屈が先走る傾向も、あまりいただけない。
    他方で、なぜリベラルが勝てないのかという分析は、とてもわかりやすかった。そして、そういった分析こそリベラルに欠けているものだと、しみじみと感じた。

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    2018年02月08日
  • 「反戦・脱原発リベラル」はなぜ敗北するのか

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    著者が言うところのリベラルの弱点って、その通りかなと思う。自分も基本的にリベラルだと思っているので痛いところを突かれた気がする。

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    2016年04月10日
  • 右翼と左翼

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    右翼と左翼について、フランス革命から現代日本(2006年)までの流れを解説した本。
    物語としてスムーズに描かれていると思う。

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    2015年03月26日
  • 右翼と左翼

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    今までの歴史や政治などの断片的な知識が全てつながったような痛快さを感じた.新書らしからぬ,豊富な図解,噛み砕いた説明.良書.

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    2014年10月14日
  • 右翼と左翼

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    思想一般の不誠実さがどこからくるのか少し分かった気がした。己の思想がどんな来歴や原理原則に根差していることを直視せずに、結局のところ中道ぶる姿勢が欺瞞なのだ。
    右派については、「自衛隊のイラク派兵…彼らのみにリスクを負わせるな。徴兵制復活が先だという主張が…上がったという報道はありません」という言及。
    左派については、「被征服のリスクは、非武装の憲法を選択している論理的な帰結としては負うべき」という言及。
    この原理を意識せずに何事かを述べること、本来自分の思想がこのどちらかに基礎を置き構築されていることに気づかないこと、それがあらゆる欺瞞の本性のように感じた。

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    2014年05月11日
  • アナーキズム ――名著でたどる日本思想入門

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    個人的にこれまでアナーキズムを深く考えたことがどれほどあっただろうか。アナーキストなど何を考えているか得体の知れない完全なる他者だと確信していた。それは無意識のうちに信念として存在するほどに。その思想は社会を国を共同体を破壊して何を達したいのかと疑問に思うだけで、こちらから知ろうともしなければ、あちらからも呼び掛けられもしない存在。それがアナーキズムであり、アナーキストであった。

    しかし本書は呼び掛ける。
    「我々誰もが、徹底すればアナーキストにならざるを得ない」と。我々の生活する社会の原理原則を突き詰めた先にアナーキズムはあるということだ。自由、平等、反権威などを建前として暮らす以上、人はそ

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    2017年01月17日
  • 右翼と左翼

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     はて、この考えは左なのかはたまた右なのか。そんな疑問から本書を購入した。
     今日続いてる右左の軸はフランスの政治に由来しているらしい。しかし国や歴史によって様々な意味付けもされているようだ。自分はおそらく左派だと思うが、左派の弱点はアイデンティを与えることが出来ないとの指摘は響いた。
     ヒトが物事を理解するためにはそれを分けることだ。そしてそれは二つに分けることから始まる。右左もそのようなものだろうか。それともそれは原始的な敵味方を区別する生物的なものだろうか。

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    2013年09月05日
  • 右翼と左翼

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    日常で使われる「右」「左」という用語、なんとなく分かるようで分からなかったこの概念を歴史を紐解きながら解説する。
    本書を読むと、この「右」「左」という概念が極めて相対的であり、ある時期には「右」であっても、時代の流れと共に「左」と認識されることもあり得ることが分かる。
    *「左」「左翼」…人間は本来「自由」「平等」で「人権」があるという理性、知性で考えついた理念を、まだ知らない人にも広め(啓蒙)、世に実現しようと志す(p44)。
    *「右」「右翼」…「伝統」や「人間の感情、情緒」を重視。「知性」や「理性」がさかしらにも生み出した「自由」「平等」「人権」では人は割り切れないと考える(p45)。
    *「

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    2013年03月31日
  • 大学で何を学ぶか

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    学校は、勉強をする所なので勉強だけを学ぶ所だと思っていました。しかし、この本を読んで、学校は、勉強だけを学ぶ所ではないことが分かりました。ただ先生の話を聞いて家に帰ると言うだけでは、学校に来ている意味がないことに気づきました。先生の話を聞いて、何を吸収して活かして帰るかがかなり重要だと言うことに気づきました。学校は、勉強をする場所ではなく、勉強を吸収して活かすことを学ぶ場所だと思います。みなさんもこの本を読んで考えてみて下さい。

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    2010年01月22日
  • 天使の王国 平成の精神史的起源

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    著者が90年代に各種媒体で発表した「同時代論」をまとめた本。
    結果、平成日本の時代精神を解題するに至った。
    本書は1991(平成3)年にJICC出版局から出版された単行本が1997(平成7)年に幻冬舎から文庫化されたもの。
    そのあとがきでは、文庫化までのタイムラグの間に始った「言論の新世紀を告げる「事件」」、小林よしのりによる『ゴーマニズム宣言』について特筆している。

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    2011年01月14日
  • 昭和三十年代主義 もう成長しない日本

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    本書の議論から逸れることを言うと、「もう成長しない日本」というよりは、もともと日本は成長する気がないように思える。自動車、半導体、スマホなどの物質面では劇的に変化したが、精神面では戦前と大差ないように思える。昭和三十年代を懐かしむどころか、戦前・戦中の日本を理想とする政党が政権の座について久しい。

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    2025年11月28日
  • 右翼と左翼

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     左翼と右翼の違い・関係性を分かりやすく、初心者向けに書かれた、「左翼、右翼」を知りたい向けの入門書にお勧め。

    第8部構成で、
    1,2章は左翼と右翼の辞書などを引用した意味の違い。
    3,4章は、世界史から見たフランス革命を皮切りにした左翼の誕生とそれの反動として生じた右翼の目標と掲げる未来を見ていく
    5,6章は、日本の歴史の中で、明治から昭和の戦後までの左翼と右翼の関係性を交互に述べていく
    7章は、現代日本の右翼と左翼を、総理大臣が国を動かしてきた政策と左翼がその政策を動かす話題を取り上げる形で国が運営され、戦後の左翼と右翼の価値観変化を語る。
    エピローグは、左翼と右翼の区別がなくなり、今ま

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    2024年04月03日
  • アナーキズム ――名著でたどる日本思想入門

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     宮崎哲弥『新書365冊』(朝日新書)と松岡正剛「千夜千冊」の紹介をきっかけに読んでみた。本書が素晴らしいのは、読書ノートと索引が充実してるところだ。新書本であるのにもかかわらず、各章ごとに、関連する書籍を多数案内してくれたり、本書で登場した用語と人物名のページをくまなく載せたりと、著者の誠実ぶりに感銘を受けた。では肝心の内容はどうであるかというと、こちらも「アナーキズム」の知識が体系的にまとまっており、今回初めて知ったものが多かったため、内容的に満足のいくものであった。はじめにアナーキズムの定義を記述し、次にこの概念と関連する人物像の経歴と影響力を、最後に現代(といっても本書は2004年出版

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    2023年03月25日
  • 右翼と左翼

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    簡単に言う「右翼」と「左翼」は実は難しい
    本書を読んでも私は明確な定義が分からなくなったが
    「アイデンティティ」という座標軸はなるほどと思った

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    2020年12月05日
  • 右翼と左翼

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    あとがきの、世界史を履修しなかった人への早分かり本になっていれば、というのにうなづく!
    世の中いろいろ世界史ありきだ、、と感じることが最近多くて、高一で世界史が必修だったことを思い出した
    自分が左翼側かなと思って、そもそも右翼左翼ってなんだろう。って知らなかったから手に取ったけど、とっても面白かったー

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    2020年05月03日