浅羽通明のレビュー一覧
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近代・現代日本のアナーキズムに関する諸思想を案内している入門書です。
まず取り上げられているのはアナーキスト大杉栄です。頼むべきは自分一人だと考える大杉は、個人の自由を最大限に尊重する気質をもっていたと著者は指摘しています。そうした大杉にしてはじめて、アナーキズムを人びとに「啓蒙」するというジレン...続きを読むPosted by ブクログ -
近代・現代日本のナショナリズムに関する諸思想を案内している入門書です。
序章で著者は、マンガ家の小林よしのりの『新ゴーマニズム宣言special 戦争論』(幻冬舎)と、それが巻き起こした論争について触れています。そこには、小林が著者との対話を通して、彼が理想とするプロフェッショナルとしての自立とい...続きを読むPosted by ブクログ -
ナショナリズムとは?
愛国心(パトリオット)、ファシズムとも混同されそうな、思想である。また、危険性も少し孕むような。現在の日本において、求められるものではなかろうか?本書ではまず、小林よしのり、を取り上げる。戦争論。国を愛する、国を考える上で、戦争は意識しなければならないことである。明治以降の事象...続きを読むPosted by ブクログ -
大学っていうのは、机に向かう勉強する場所でもあるし、いろんな人と出会う場所でもある。とりあえず大学側に何かをしてもらおうとただじっと待ってないで、自分から行動したいですね。要は自分次第。Posted by ブクログ
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著者自身が述べている様に(P287)筑摩書房「現代日本思想体系」を底本としている。彼の本は60年代発行であり、本書はその後の思想史をカバーし、かつ「道具としての思想」を意識している。
日本のアナーキズム思想における重要書として10冊をあげている。
結局のところアナーキズムにとって最大の難問は「権力...続きを読むPosted by ブクログ -
歴史知識皆無なのでなかなか頭の中で繋がりません。とにかくキーワード、人物が多い。入門本なのに全く覚えられそうにありません。時間もかかってます。だからレファ本カテゴリなのですが、いつか、日本史が頭に入ってから再読したいと思います。そのときには別のカテゴリに入るはず。Posted by ブクログ
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明治以降のナショナリズムを、10の視点に分類して代表する著作を紹介。盛り込みきれてない視点もたくさんある。
司馬遼太郎を読んでみたくなった。Posted by ブクログ