ナショナリズム ――名著でたどる日本思想入門

ナショナリズム ――名著でたどる日本思想入門

880円 (税込)

4pt

3.3

近代国家日本は、いつ何のために、創られたのか。否応もなくナショナリズムを自覚せざるをえない時代状況の中にある我々が、もっとも根源的なところから問題を捉えなおすために、日本ナショナリズムの起源と諸相を十冊のテキストを手がかりとして網羅。「思想史」をいまここで使える道具箱へと変貌させる野心作。

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ナショナリズム ――名著でたどる日本思想入門 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2012年02月05日

    戦前から戦中にかけてのナショナリズム(右翼思想)について知りたくて読んだのだが・・・。著者の執筆意図と読書の意図がずれていた。しかし、読み物としてはおもしろかった

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    Posted by ブクログ 2014年10月26日

    [ 内容 ]
    近代国家日本は、いつ何のために、創られたのか。
    「新しい歴史教科書をつくる会」、自衛隊の海外派兵、テポドンや国際テロの脅威…。
    否応もなくナショナリズムを自覚せざるをえない時代状況の中にある我々が、もっとも根源的なところから問題を捉えなおすために、日本ナショナリズムの起源と諸相を十冊の...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年05月31日

     近代以降に現れた「ナショナリズム」という概念を包括的に扱った新書。明治維新を通して日本は近代化が進んだが、その過程で、隠岐に住む島民のみで構成されるコミューンが一時的に樹立された。中央権力が不安定化すると、地方の力の影響が強まる流れは今後の日本を考えるうえで興味深い内容だと思った。また歴史小説家で...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年11月29日

    近代・現代日本のナショナリズムに関する諸思想を案内している入門書です。

    序章で著者は、マンガ家の小林よしのりの『新ゴーマニズム宣言special 戦争論』(幻冬舎)と、それが巻き起こした論争について触れています。そこには、小林が著者との対話を通して、彼が理想とするプロフェッショナルとしての自立とい...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年11月01日

    ナショナリズムとは?
    愛国心(パトリオット)、ファシズムとも混同されそうな、思想である。また、危険性も少し孕むような。現在の日本において、求められるものではなかろうか?本書ではまず、小林よしのり、を取り上げる。戦争論。国を愛する、国を考える上で、戦争は意識しなければならないことである。明治以降の事象...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2010年03月02日

    明治以降のナショナリズムを、10の視点に分類して代表する著作を紹介。盛り込みきれてない視点もたくさんある。
    司馬遼太郎を読んでみたくなった。

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