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Posted by ブクログ 2018年02月08日
著者の、在野の学者さん的な悪い意味で独自かつ極端な方法論の提示は、あまり参考にならなかった。市民運動の現実を見ずに理屈が先走る傾向も、あまりいただけない。
他方で、なぜリベラルが勝てないのかという分析は、とてもわかりやすかった。そして、そういった分析こそリベラルに欠けているものだと、しみじみと感じた...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年03月17日
悪趣味だが、いくども研ぎ澄まされたリアリティを突きつけてくる。
途中、インタビュアーがもらす「知識人が社会運動の勝ち負けをあいまいにしてはぐらかす手管はわかりました」という言葉が本書から受けた印象を端的に表している。
題名と違い、WHY?の先のHOW?を説くのが目的か。
著者がどこへ向かいたい...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年03月12日
彼らはいつも繰り出すのが、憲法論です。彼我の力や能力のバランスを、刻々変わるルール(国際情勢)の中でで判断する困難はなく、憲法と言う絶対ルールを一方的に当てはめて、集団的自衛権行使?これは違憲だからだめ‼︎と判断して機械的に仕分けをすればそれで終わりです。
セカイ系のゲームと同様、善悪・敵味方が単純...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年06月08日
反戦と脱原発を主張するリベラル派の運動が、現実の日本の政治を動かす力となりえない理由について語っている本です。
インタヴューに著者がこたえるという形式で書かれており、呉智英譲りの露悪趣味と痛烈な皮肉が利いていて、おもしろく読むことができました。もっとも、こうした冷笑家気取りの語り口が気に入らないと...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年08月03日
効果測定や事後検証の必要性、翻って政策目的達成のための戦略・戦術立案の必要性、サラリーマンや実務家社会人を巻き込む必要性は完全に同意できる。
しかし、リベラリストが共有している、言論の自由が失われ始めていること、その結果、民主主義が機能不全に陥っていることの現状認識を(敢えて?)無視して、その主張...続きを読む
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