フィリップ・コトラーのレビュー一覧

  • 社会が変わるマーケティング ― 民間企業の知恵を公共サービスに活かす

    Posted by ブクログ

    一、全体として何に関する本か
     英語タイトルは「Marketing in the Public Sector」(公共機関のマーケティング)である。本書が対象にしているのは行政機関だけではなく、電気・ガス・上下水道・郵便などの公共サービスを提供する社会基盤全般で働く職員、社員のマーケティングについて書かれている。公共部門の特徴としては、「公共機関は独占であることが多い」「公共機関は市民の利益のために奉仕する」「公共機関は衆人環視のもとで行われ、メディアの注目を大いに集める」ということが挙げれら、一般企業と置かれている立場が異なる。一般企業のマーケティングのスローガンは顧客価値と顧客満足であるが、

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    2010年11月06日
  • 社会が変わるマーケティング ― 民間企業の知恵を公共サービスに活かす

    Posted by ブクログ

    民間で行われているマーケティング手法を公共(Public Sector)に活かすソーシャルマーケティング(Social Marketing)について書かれた本。
    マーケティングの第一人者のコトラーさん著。
    片手間でちょろっと読むには重たすぎました。
    ずっしり。
    いくつものケーススタディが紹介されていて、様々なマーケティング手法について書かれている。
    訳者はスカイライトコンサルティング。
    じっくりと腰を据えて読みたい本です。

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    2010年05月13日
  • コトラーのマーケティング思考法

    Posted by ブクログ

    ラテラルマーケティングはバーティカルマーケティングが対象としない領域で機能する。
    ラテラルマーケティングはなんらかの変更を加えない限り対象とならないニーズ、用途、状況、ターゲットを付加することで全く新たな製品、サービスを生み出す手法である。

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    2009年10月07日
  • コトラーのマーケティング思考法

    Posted by ブクログ

    ●未読
    ◎「起きていることはすべて正しい」(勝間 和代/ダイヤモンド社(2008-11-29)p.203・333で紹介。
    【具体的な事例が多く、《シリアルバーを固めたら朝食市場として大きくなった》エピソードなど、参考になる。】

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    2009年10月04日
  • コトラーのマーケティング思考法

    Posted by ブクログ

    とても読みやすい。さっくさくでした。


    セグメンテーション・ターゲティング・4P…
    ってやっていくのは理論立てて行う
    一般的な垂直(バーティカル)
    マーケティング。

    でもここでは水平方向にマーケティングを行う
    右脳的なラテラル・マーケティングの方法と
    例を挙げている。

    水平方向のマーケティング≒
    創造性のあるマーケティング。

    例が沢山挙げられてるからいいと思う。
    何よりわくわくする事例ばっかりだから
    純粋に事例だけ読んでてもおもしろい。


    ブルー・オーシャン戦略と若干似てるかな?
    って感じでした。

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    2009年10月04日
  • 社会が変わるマーケティング ― 民間企業の知恵を公共サービスに活かす

    Posted by ブクログ

    公共サービスはそれ自身が巨大であるため、身動きがとりにくい印象がある。
    もっと細かいところで裁量を持つことができれば、もっとよくなるのではないかと思った。

    いずれのケースも目的の設定が上手だった。
    プロモーションの過程よりも、やはりマーケティングの必要性を感じた。

    特に面白かったのは提携する難しさ。
    目的があって、民間の力を借りたくて、じゃあどうするか。
    誰とどこまで付き合えばいいのか、順序良く書いてあった。

    ここに書いてあることがすべてではないけれど、もっと自分自身のことを知ることができれば、組織としてよくなると思う。

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    2009年10月04日
  • 社会が変わるマーケティング ― 民間企業の知恵を公共サービスに活かす

    Posted by ブクログ

    英訳(海外のビジネス書)ではケースが重要視されているためか、この手の本を読む時には抑揚が大切だと思った。ケースはある程度斜め読みして、ケースから導き出される理論や教訓を精読すれば数がこなせる。

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    2009年10月04日