田島列島のレビュー一覧

  • 田島列島短編集 ごあいさつ

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    この、「学生時代にマンガが上手い同級生が描きためたノートを読ましてもらってる」感がよかったです。馬鹿にしてるとかじゃなくて褒めてる…。現実にこんなレベル高い漫画を見せてくれる同級生はいなかったけど。自分が好き勝手にノートに描いてた完結しない落書きなんかも思い出した。失礼

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    2020年03月19日
  • 子供はわかってあげない(上)

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    ネタバレ

     (一応、上巻下巻とも読んで、上巻のほうでレビュー)

     いい歳の哲学者のおじさんによる「胸キュン!」ってほどのことはないが(『半歩遅れの読書術』(日経新聞 2020/1/25 野矢茂樹)、なかなか爽やかかな青春物語。

     良さは遠く忘れていた純粋な気持ちと、どこか懐かしい風景を思い出させてくれること。いわゆる初恋の甘酸っぱさ? そして、季節は夏、とういうところか。
     単純な少年少女の恋愛に、コロコロと転がり拡がるストーリー展開が滑稽で(実に漫画らしい)、随所に置かれる懐かしいアニメネタ、漫画ネタが昭和40年男の痒いとこ、笑いのツボを絶妙に刺激する心地よさ。それでいて、ところどころに「はっ」と

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    2020年02月25日
  • 田島列島短編集 ごあいさつ

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    10年以上前でも、作風は全く変わっていないと思いました。人間の描写がこと細かく、シリアスな問題も、ユーモアを持たせて、何とも言えない味のある感じになるのが、いいですね。言葉遊びも相変わらず、面白いです。個人的に好きなのは「Not found」で、田島先生の恋愛ものは、本当に切なくて好きです。

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    2024年02月03日
  • 水は海に向かって流れる(2)

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    純情な高校生、なに考えているのかよくわからないけど魅力的な歳上の女性、或いは漫画家のおじさん、ハーフっぽい占い師、たまに帰ってくる教授、その人たちが一つ屋根の下でルームシェアして生活する。青年漫画、高橋留美子『めぞん一刻』以来、鉄板の設定である。

    という風に展開するのは、平成で終わったのだろうか(もしかして昭和で?)、歳上の女性は実は高校生の父親のダブル不倫相手の娘であり、高校生は早々とその秘密を知り、更には女性は父親と鉢合わせ、或いは次々と隠れた関係が「突き合わされる」。結構ドラマチック、でもかなり日常系(キャラも)。でもまだ第二巻。うーむ展開がようわからん。非日常系日常マンガ?これが令和

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    2020年01月22日
  • 水は海に向かって流れる(1)

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    わたしはニゲミチ先生みたいな人と結婚したいだけなのに…
    榊さんが言った「職場でいちばん可愛くて性格悪い女と結婚する」がああ〜…って感じで声だして笑う
    漫画も小説も映像も、セリフを声に出して読みたくなるものは良い作品だと思ってる。これもそうです。

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    2019年08月16日
  • 水は海に向かって流れる(1)

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    「ギャグセンがツボ」というのは一番に信用していいことだと思ってる、漫画も、小説も、人も。
    題材?としては明るくはないんだけど大体常に声上げて笑ってしまった。いちいち言葉の選び方と間が面白い。というかツボ。
    主人公が居候することになった叔父さんの住む家はいろんな変わり者が住んでて、その中の一人のお姉さんは主人公の父親の不倫相手の子どもでした、って話。
    いくらでも重くできるんだけど全然重くない。だけど温度が高いわけでもない。平熱。平熱でするするっとしてる。読みやすい。つまずくところがない。不快なところもない。

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    2019年07月24日
  • 子供はわかってあげない(下)

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    かわいいなあー!サクタさんともじくんは甘酸っぱかわいいし、お父さんはお父さん可愛い。おかえリベラリストと読みまくりの辺りが主に。

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    2015年05月25日
  • 子供はわかってあげない(上)

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    かなり評判がいいのだが、正直それほどか?

    確かに父娘の愛情や初恋とかそんなことをほのぼのと描いててハートウォーミングではあるけど、この評価は少々煽り過ぎ。

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    2015年04月09日
  • 子供はわかってあげない(上)

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    同じ高校で、同じアニメファン。学校の屋上で、なんとなく出会った門司くんと咲田さん。門司くんの家で、偶然見つけた新興宗教のお札は、咲田さんも持っているものだ。咲田さんの本当のお父さんが教祖をしている教団のものなのだ。
    今は再婚したお母さんと、自分も好きな新しいお父さんと弟との平和な家庭を壊したくなくて、本当のお父さんを探すことをためらっていた咲田さんだけど、
    偶然にも門司くんのお兄さん(女性になってるけど)が探偵、ということで、お父さんの事を調べてもらうことを決める。

    ゆるーいペースで話は進むけれど、あらすじ的には意外な展開。
    作品の雰囲気としては青春恋愛ものなのでしょうか。

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    2015年01月06日
  • 子供はわかってあげない(上)

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    ゆるーい感じに見えますがなんかわりと重量級の要素ぶっこんできてる。
    でも上巻だけだとまだわからぬなー。

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    2014年12月12日
  • 水は海に向かって流れる(1)

    購入済み

    ツギハギ

    絵柄もストーリーも個性があるようでないです。
    色んなジャンルを問わずたくさん漫画を読んできた人は
    なんかどこかで見たような既視感を覚えると思います。
    絵柄、ストーリー、演出が
    それぞれ別の作品からもってきたツギハギって印象です。

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    2021年08月01日