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あの時キミと出会わなかったら、こんなに素敵な夏にはならなかった。サクタさんともじくんのひと夏の青春お気楽サイキック宗教法人ハードボイルドボーイミーツガール、後半戦。イノセントでストレンジ、モーニング超期待の新星、田島列島の初単行本作品です。
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「子供はわかってあげない」
2021年8月20日公開 出演:上白石萌歌、細田佳央太、千葉雄大
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1~2件目 / 2件
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Posted by ブクログ
とにかく本人の「センス」で描き切ろうとしているところが、確かに面白いけれどちょっと……! ちょっと……! なんて思わなくもないのですが、後半へ行くに従ってストーリーもちゃんと、しかも大変面白くなっていくので、やっぱりおすすめでした……。悔しい。
ゆるりとした会話や絵の中に深いテーマがあって、家族について考えさせられました。貸し借り、「好き」という言葉のくだりがぐっとくる。ちょこっとしか出番のない登場人物も記憶に残る。かわいいひとたちばかりで、好き。いろんな人たちから想いやりを感じる。美波とお母さんのシーンが泣けた。そして恋に気づいちゃった2...続きを読む人が可愛くて胸きゅんすぎるな。
絵柄がこの世界の片隅に に似てるなと思った。 ゆるくてフワフワしてて読んでて本当に心地良かった! 屋上の合鍵を作っちゃうとか、母親に内緒で父親に会いに行っちゃうとか、どんな人でも悪い面はあるけれど、その一面だけをみて否定する人は誰も居なくて。その人はその人として認められてる世界観がとても良かった。
・11話 おかえりマンモス。 ・12話 ジッチャンの名にかけて倍返しだ! ・13話 すごい。まさかカレーからこう紐解かれていくとは。 ・14話 おかえリベラリスト。 ・15話 「別に何も起こってないけどいきなり私の中で大変なことになって、そしたらいかりや長介が出てきてだめだこりゃって言って」...続きを読む ・16話 実写の仁子ちゃんも原作の仁子ちゃんもいいなあ。 ・17話 俺の間合いに入ったら斬るぜ。 ・18話 「好き」という言葉は最高なのですぜ。 ・19話 告白シーン見てたらまた映画観たくなった。 ・20話 原作の兄ちゃんと善さんの空気いいなあ。
すごく良かった。何度も読みたい。 ラストの想いを伝える場面も、感情を上手く扱えていない姿が胸にグッときて、あの頃の自分やまた別のあの頃の自分を思い出す。 明さんの借りの返し方にもとても共感。心の中で何度も「うん、うん」と頷きながら最後まで読ませてもらった。 ラスト1ページを読んで、なんだか素敵なマン...続きを読むガだったなと清々しく思えた。
「甘酸っぱいってのは、まさにこういうのを言うんだろうな~」と読後まず思う。また、主人公2人をとりまく脇役も印象的で、門司兄、善さん、藁谷さんなどなど、何れもキャラクターが動いている感じがした。この点は、『水は海に向かって流れる』が主人公2人の細やかな心理描写に注力しているのとは違う感じで、どちらによ...続きを読むり魅了されるかは読者の好み次第だろう。 ちなみに門司兄は、『水は』でも重要な場面でゲスト出演する。あの場面に登場するのが門司兄なのは、作者の主人公(榊さん)への優しさなんだろうな、と本作を読んで思った。
19話のサクタさんの感情が爆発したところとっても胸が苦しくなりました...三枝さんが捕まったとこやそのシーン、あとはサクタさんがお母さんに血の繋がってる父に会いに行ったことがバレたシーンなど全体的に幸せな感動みたいなものが溢れる漫画だったなと思います。
もう、いまさらこーこーせーとかの恋愛モノとかさっ、って思ってたけど、水は海に向かって流れるで出会った田島列島に間違いはなかった。人が生きてる。山田太一を思い出した。
大傑作!!!!今までこれを知らなかった自分が恥ずかしくなるくらいだ! 全キャラが心地よいリズム感で、含蓄があって、主役二人を優しく見守っている。短編集ではピンと来なかったけど、こうゆう中編で実力を発揮するひとだったのかー。
主人公は高校生の男の子と女の子。 いわゆる、ボーイミーツガールな物語。しかし巷で溢れたそれらとは一線を画す。 ひょんなことから知り合った2人は、お互い少し複雑な家庭環境(性転換した兄がいる、継父とは別に実父がいる)に身を置いている。互いの家にある同じ新興宗教のおふだをきっかけに、女の子は(そのおふ...続きを読むだを毎年家に送ってくる)実父を男の子の(性転換したポンコツ?探偵)兄に探してもらうことを決意。そして夏休みを使って実父に会いに行くという、コトバにするとなんとも重たそうでなんじゃそりゃってお話。 なんだけど、テンポの良い会話に軽妙なギャグが散りばめられてて、なおかつ時折ポロっと出てくる真理をつくようなセリフもあってか、ノンカロリーのコーラを飲んでるような軽やかさが特徴的。重いんだけど軽い。サクッと読めちゃう。 家族愛やら恋愛やら友情やらミステリーやらジェンダーやらオカルトやらを、1つの鍋にぶち込んで最終的においしく仕上げるという離れわざをしちゃってるもんだから終始圧倒され、終盤ではあらゆる感情がないまぜになって涙腺崩壊。 こういうことをサラッとできちゃう(してるかのように見せちゃう)作者の感性にひたすら感服。ほんとに凄い作品!田島列島(女性)にしかなしえない世界観! 本のタイトルである「子どもはわかってあげない」を真逆の意味にすると、「大人はわかってあげる」になる。ひと夏を通して少年少女が大人に近づくだけでなく、クセのある登場人物たちもゆるしゆるされていく、優しさ溢れる作品でした。映画化されるようなので、それも気になるところ。 余談。 「帰ったら、うがい手洗い自己批判」 宗教法人に貼られている標語らしきもので、物語に全く関係ないのだけれど、ここに作者のセンスが凝縮されている気がする個人的に。気がついたら笑ってねっという、押し付けがましさを感じさせない態度が、信頼に値する。
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