田島列島のレビュー一覧

  • 水は海に向かって流れる(3)

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    ネタバレしようのない作品。
    両親が過去に不倫した事実を持つ少年とOLが、あらゆる葛藤を背負ったり背負い投げたりまた拾ってみたりという物語。

    田島列島氏の作品は常に淡々と。小さな事件、しかも結構意外とリアルにあるのかもしれない事件を、本当に淡々とサクサク綴られるんだが、キャラクターが読者に負担を与えないテンポと性格なのでとても愉快に読める。淡々としてるというか、淡々とすすむという方がしっくりくるか。
    日常モノが好きな人は是非読むといい。

    セリフのセンスが抜群に面白い。無駄が多いと言われれば返す言葉がないが、リアルは無駄な会話やセリフの宝庫で、それが私はとても好きだ。この作品も、リアルな日常に

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    2020年10月19日
  • 水は海に向かって流れる(1)

    購入済み

    買ってよかった

    テレビで紹介されていて、レビューの評価も上々だったので全3巻まとめ買いしました。
    買ってよかったと思います。随所の小ネタに笑えます(世代が変わると印象も変わるかもしれませんが、私はツボにはまりました)。

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    2020年10月18日
  • 水は海に向かって流れる(3)

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    完結し、良かったとも思うし、物語が終わってしまった寂しさもある。

    改めて1巻と3巻を比較して見ると、榊さんの表情が全然違うのが分かる。前者は無表情な感じが多いけど、後者は表情が柔らかくて笑顔も見られたりと、すごく愛くるしくなってることに気付く。本人が自分の生き方と向き合ったのもあると思うけど、そうさせたのは、直達くんの力も大きいよね。直達くんを見てると、これぞ正にティーンエイジャーが、大人へ向かって成長している感じがよく分かる。

    でも、暴走しそうな榊さんと落ち着いてる直達くんに見られがちだけど、実は逆で後半なんか、直達くんが暴走気味で、榊さんが落ち着いてるのが、また面白かったりする。こうい

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    2020年10月02日
  • 子供はわかってあげない(上)

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    ボーイミーツガール。
    ボーイッシュな女の子が、男の子を好きになる。

    さっぱりしていながらの恋心にやられました。
    これはまさに青春。

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    2020年09月15日
  • 水は海に向かって流れる(3)

    購入済み

    最高のエンディング

    とても幸せな気持ちになる

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    2020年09月11日
  • 水は海に向かって流れる(3)

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    終わってしまった。寂しい。
    読んでいて切なくなったしもやもやしたし、でもこの重いテーマなのに何度も笑いました。不思議な独特な空気感の漫画。軽さと重さが絶妙なバランスで共存しているような。
    この作品も是非映像化して欲しい。この空気感のまま。

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    2020年09月10日
  • 子供はわかってあげない(下)

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    もう、いまさらこーこーせーとかの恋愛モノとかさっ、って思ってたけど、水は海に向かって流れるで出会った田島列島に間違いはなかった。人が生きてる。山田太一を思い出した。

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    2020年08月01日
  • 子供はわかってあげない(下)

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    大傑作!!!!今までこれを知らなかった自分が恥ずかしくなるくらいだ!
    全キャラが心地よいリズム感で、含蓄があって、主役二人を優しく見守っている。短編集ではピンと来なかったけど、こうゆう中編で実力を発揮するひとだったのかー。

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    2020年05月16日
  • 子供はわかってあげない(下)

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    主人公は高校生の男の子と女の子。
    いわゆる、ボーイミーツガールな物語。しかし巷で溢れたそれらとは一線を画す。

    ひょんなことから知り合った2人は、お互い少し複雑な家庭環境(性転換した兄がいる、継父とは別に実父がいる)に身を置いている。互いの家にある同じ新興宗教のおふだをきっかけに、女の子は(そのおふだを毎年家に送ってくる)実父を男の子の(性転換したポンコツ?探偵)兄に探してもらうことを決意。そして夏休みを使って実父に会いに行くという、コトバにするとなんとも重たそうでなんじゃそりゃってお話。

    なんだけど、テンポの良い会話に軽妙なギャグが散りばめられてて、なおかつ時折ポロっと出てくる真理をつくよ

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    2020年01月20日
  • 子供はわかってあげない(上)

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    主人公は高校生の男の子と女の子。ひょんなことから知り合った2人は、お互い少し複雑な家庭環境(性転換した兄がいる、継父とは別に実父がいる)に身を置いている。互いの家にある同じ新興宗教のおふだをきっかけに、女の子は(そのおふだを毎年家に送ってくる)実父を男の子の(性転換したポンコツ?探偵)兄に探してもらうことを決意。そして夏休みを使って実父に会いに行くという、コトバにするとなんとも重たそうでなんじゃそりゃってお話。

    なんだけど、テンポの良い会話に軽妙なギャグが散りばめられてて、なおかつ時折ポロっと出てくる真理をつくようなセリフもあってか、ノンカロリーのコーラを飲んでるような軽やかさが特徴的。サク

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    2020年01月20日
  • 水は海に向かって流れる(1)

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    web試し読みでは「???」で続き期待してなかったのだけど、なにこの混乱!素晴らしいな!「子供はわかってあげない」を信じてよかった!(微妙に失礼発言)(試し読み、牛丼まであったっけ…あったろうな…)

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    2020年01月08日
  • 田島列島短編集 ごあいさつ

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    なんだよー
    面白いじゃないかよー
    世間の評価に対して斜に構えたけど、面白かったよー

    他の作品も買ったる!

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    2020年03月29日
  • 水は海に向かって流れる(2)

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    相変わらずネームがいい!!ゲラゲラ笑いながら切ない。このバランスがとても好き。あと、素っ頓狂なキャラがよく出て来るけど人間の枠を超えないのがとてもいい~変人過ぎないの~ツボ~

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    2019年12月18日
  • 田島列島短編集 ごあいさつ

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    いやぁ、やっぱり、短編はいい。終わらせるタメに描いて居るから。言いたい事が、描きたいシーンに必ずたどり着くから、面白いよねぇ。

    特に好きな作家の短編集はたまらん面白さよね。

    しかし、不倫ネタ好きなんかな?湾岸戦争なんかな?

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    2019年12月15日
  • 水は海に向かって流れる(1)

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    淡々とじわじわ面白い。話自体は決して明るくはないのにキャラクター達の言葉のセンスに何度もクスッと笑ってしまいました。とても独特の雰囲気があり読んでいて心地良かったです。主人公達の状況はなかなかヘビーな筈なのに、話全体の緩い雰囲気…不思議な漫画だな〜。

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    2019年08月20日
  • 水は海に向かって流れる(1)

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    「俺がいなければこの人の肩が濡れるとこはなかったのに」

    ルームメイトたちのキャラクターがどれも素敵。
    続きが気になる。

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    2019年07月30日
  • 子供はわかってあげない(下)

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    (上)に続き面白かった、あの二人が・・・ 終始、甘酸っぱさと色んな笑えるネタが入り混じっていてずっと微笑ましかったです。 

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    2019年06月21日
  • 子供はわかってあげない(上)

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    田島列島氏の作品『子供はわかってあげない(上) 「2014」』を読んでみた。 前々から知ってたんですが・・・なかなか読めてなかったんですよねー。 しかし、朔田ちゃんと門司くんの距離感が良いねー。 甘酸っぱい感じがして好き。 

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    2019年06月21日
  • 子供はわかってあげない(上)

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    ゆるい絵で余白も多めなのに不思議と会話が濃密で読み応えがある

    出てくる人みんなきちんといい味がある

    話がふわふわしているようで意外にもミステリーになっている

    ゆっくり読みかえしたい本 

    夏休み本第1位

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    2019年06月11日
  • 水は海に向かって流れる(1)

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    いやぁ、最高だね、今回も。モノローグと登場人物の心理との間の表現しない余白が、凄く読者の想像を掻き立てる。コレは前作「子供はわかってあげない」でもあったけど、より切れ味が上がって来てると思う。講談社はこの人を大事に育ててほしいわぁ。

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    2019年05月12日