竹内明のレビュー一覧

  • 警視庁公安部外事二課 ソトニ イリーガル 非公然工作員
    竹内さんの小説が好きで読み漁っていますが、本作も本当かもと思ってしまうような真実味ある濃い作品でした。
    スリーパーも積読しているので楽しみです
  • 秘匿捜査 警視庁公安部スパイハンターの真実
    これがノンフィクションとは信じられないくらい面白かった。
    決め台詞の「はい、そのまま、そのまま、動かないで」が出てくるまでの極限の緊張が伝わってくる。
    NHKドラマの外事警察は、ほとんどこの本の実写化ではないかと思うくらいに手法が酷似している。
    ラストシーンで登場する「外務省の職員」は明らかに佐藤優...続きを読む
  • スリーパー 浸透工作員 警視庁公安部外事二課 ソトニ
    やはりソトニシリーズは面白い。一クセも二クセもある登場人物はそれぞれによく描かれて
    いて、だんだん誰が敵か味方かわからなくなってくる。最後に明かされる金剛山の「管理人」
    や楓の正体に思わず「あっ」となった。ソトニの面々と北朝鮮工作員の息詰まる駆引き、
    追跡劇は読みだしたら止まらない。
    本作は...続きを読む
  • ソトニ 警視庁公安部外事二課 シリーズ1 背乗り
    文句なしにすごい小説。中国スパイVS公安警察という単純な図式にはとうてい収まりきらず、二重三重
    にワナが仕掛けられた複雑なストーリー展開に息をのむばかり。ドンデン返しの連続で、途中から誰が味
    方で敵なのかわからなくなってしまった。こうなってくると、もはや誰も信用できない。実際の諜報戦も
    きっと...続きを読む
  • 警視庁公安部外事二課 ソトニ イリーガル 非公然工作員
    竹内氏の作品は初めてだが、とても面白かった。すごい!の一言に尽きる。
    経歴を見るともともとTBSの記者で、ニュースキャスターを務めていたこと
    もあり、現在は同社の報道局長とのこと。権力に媚びる一方で視聴率や購読率
    を気にしてマトモな報道ができなくなったマスコミ人が多い中、現場第一主義
    の報道...続きを読む
  • スリーパー 浸透工作員 警視庁公安部外事二課 ソトニ
    今日一気に読んだが、評判通り、かなり面白いストーリー。全く飽きることなく最後まで展開していって、終盤のページは、どうなるんだろうとページをめくるのにドキドキしたぐらい。公安の動きや、北朝鮮の拉致や工作員もリアル。
    そして、著者が茅ヶ崎出身とのことでビックリ。
  • 完全秘匿 警察庁長官狙撃事件
    "地下鉄サリン事件が起こったのが、1995年3月20日。この事件は強烈に記憶に残っている。その事件が起こったわずか10日後に警視庁長官狙撃事件が発生。サリン事件がオウム真理教という宗教団体が起こしたテロ事件との真相が明らかになるなか、警視庁長官狙撃事件は迷走を続けることになる。そして、犯人を起訴する...続きを読む
  • 警視庁公安部外事二課 ソトニ イリーガル 非公然工作員
    "公安警察からはじき出された一匹オオカミ筒見慶太郎が、北朝鮮の陰謀に立ち向かう。
    本書で知った第二次世界大戦時朝鮮半島で起こったであろう出来事。

    本書のテーマにもなっているが、我が国は国民を国内外関わらず守る意思があるのだろうか?また、国民をどのように定義するのだろう。この小説のような事実は無いと...続きを読む
  • ソトニ 警視庁公安部外事二課 シリーズ1 背乗り
    "スパイをする組織の中の二重スパイ。スパイを取り締まる組織公安警察の魑魅魍魎の世界を描いた痛快スパイ小説。
    日本を舞台でもスパイ小説は面白いものが描けることの証明がされた気分。
    尾行の描写も興味深い。都内各所に尾行をまくための場所をいくつか探してある。その場所で尾行の有無を確認し、尾行をまくための裏...続きを読む
  • スリーパー 浸透工作員 警視庁公安部外事二課 ソトニ
    ソトニシリーズは本当に面白い。最後までプロットがわからなかった。特に楓さんがxxなんて。この終わり方、続編ありますよね?
  • スリーパー 浸透工作員 警視庁公安部外事二課 ソトニ
    前回のマルトクが面白かったので、第3弾も。

    最初は点があちこちに散らばって少し整理しづらいけれど、物語の半分くらいから点がどんどん繋がってきて一気に引き込まれ、夢中になって読んだ。

    今回は、家族への想い、祖国への想い、かつての上司への想いなど、出てくる人間の色々な想いが錯綜しながらクライマックス...続きを読む
  • スリーパー 浸透工作員 警視庁公安部外事二課 ソトニ
    現時点で筆者の最高傑作だと思う。毎回ブラッシュアップされていて感心する。裏の裏のそのまた裏とどこまで裏があるんだと思わせてくれるが頭がごちゃごちゃになることはなくスッと入って来るとこが素晴らしく、なおかつ強引さが一切無く筋が通っているのが抜群。今までの北朝鮮スパイモノとは一線を画しており激賞したい。...続きを読む
  • ソトニ 警視庁公安部外事二課 シリーズ1 背乗り
    久々の読書となった本作は警察公安モノの傑作でした。
    NHKドラマ、外事警察を観た時のような高揚感、恐怖感。ページを繰る手が止まらない。
    数少ない、読んでいる最中に鳥肌が立った一作。オススメです。
  • 秘匿捜査 警視庁公安部スパイハンターの真実
    ○TBSの記者である竹内氏の作品。
    ○著者の取材に基づく「公安警察」特に、ロシア専門チームの奮闘ぶりを描いた作品。
    ○取材が丁寧で、書きぶりも臨場感あふれるもの。日本の身近でこれほどまでに複雑なスパイ行為とスパイハンターの活躍が起きていることに驚いた。
    ○ぜひ、ノンフィクションの次回作を期待したい。
  • 秘匿捜査 警視庁公安部スパイハンターの真実
    スパイハンターの息詰まるシーンには迫力があり、登場人物の人格を際立たせている。
    泥臭く、不格好で人間臭い魅力的なスパイハンターたち。
    ドキュメンタリーとして、筆者の緻密な取材には敬服する。真実に勝るドラマはない。ニュースの裏側を垣間見た気がした。
  • 秘匿捜査 警視庁公安部スパイハンターの真実
    日本のスパイハンター、すばらしい!こんな世界があったとは・・・
    びっくりする内容が多く興味深く読んだ。
    ただ、ロシア系の名前が覚えづらく何回も戻って確認したがこれはしょうがない。
    それにしても、よく訓練された公安マン達。持って生まれた感覚なのだろうか。こんな雰囲気の本、もっと読んでみたい。
  • 秘匿捜査 警視庁公安部スパイハンターの真実
    ノンフィクションということもあってリアリティが小説と比べものにならない。
    この事件は個人的にもすごい関心があったので、文庫版が出ると同時に購入して読んでみたけど、期待以上でした。
    公安に対する著者のスタンスもニュートラルさが感じられて好感が持てたし。
    最近読んだ本の中でも随一でした。インテリジェンス...続きを読む
  • 警視庁公安部外事二課 ソトニ イリーガル 非公然工作員
    ソトニシリーズ2作目。前作より登場人物が少ない分混乱がなく、会話も分かりやすくどんどん読み進んだ。終章に入ってからの伏線回収が見事。前作同様子供が関係する描写は読んでいて辛い。黒幕の制裁はされていないので、次回作もあるのかなと期待。
  • スリーパー 浸透工作員 警視庁公安部外事二課 ソトニ
    筒見慶太郎が主体になって、北朝鮮の工作員 倉本龍哉・坂東篤志らと戦う壮絶な物語だが、家族の絆や友人間の助け合いが滲み出てくるのをひしひしと感じた.ダッカへの便で俳優の神林貞夫と隣り合わせたのが始まりで殺人容疑をかけられた筒見.密かに日本に帰り、元の仲間 鴨居・丸岡らと動き回る.倉本の住まいの隣の坂本...続きを読む
  • 秘匿捜査 警視庁公安部スパイハンターの真実
    ノンフィクションとは思えないほど面白い。今のように監視カメラやスマホが普及していない時代の話なので、現代だったらどのような捜査をしているのかが気になる。