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やはりソトニシリーズは面白い。一クセも二クセもある登場人物はそれぞれによく描かれて
いて、だんだん誰が敵か味方かわからなくなってくる。最後に明かされる金剛山の「管理人」
や楓の正体に思わず「あっ」となった。ソトニの面々と北朝鮮工作員の息詰まる駆引き、
追跡劇は読みだしたら止まらない。
本作はあくまでフィクションだが、何食わぬ顔で日本人になりすまし、諜報活動を行ってい
る北朝鮮の工作員は実在するだろうし、中には日本の中枢に浸透して、国政を操っている大物
スパイだっているかもしれない。そう思うと恐ろしい。つい先日も柏崎原発のテロ対策が全く
いい加減で杜撰のきわみだったとニュースでやっていたが、今の日本には保身と利権確保に汲
々とし「自分さえよければ」と考える人間があまりにも多く、危機管理の当事者意識も能力も
欠落している。外敵にとっては思うつぼ。その気になれば何だってできるだろう。実態は小説
よりもひどいのかもしれない。ソトニの精鋭たちの人知れぬ奮闘、活躍が日本を守ってくれる
ことを祈りたい。無理かもしれないが。。
Posted by ブクログ
前回のマルトクが面白かったので、第3弾も。
最初は点があちこちに散らばって少し整理しづらいけれど、物語の半分くらいから点がどんどん繋がってきて一気に引き込まれ、夢中になって読んだ。
今回は、家族への想い、祖国への想い、かつての上司への想いなど、出てくる人間の色々な想いが錯綜しながらクライマックス〜ラストでの、劇的な幕切れ。このシリーズ、これで終わらせないでほしい!もっと読みたい!
この著者は取材の記者をされているだけあって物語にリアル感があり、かつ、無駄のない文章を書かれるので読んでいてフラストレーションがない。
最後にもう一回、言う。
このシリーズ、続けてほしい!
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