【感想・ネタバレ】スリーパー 浸透工作員 警視庁公安部外事二課 ソトニのレビュー

あらすじ

東京で暮らす就活中の青年・倉本龍哉。だが彼の名前や戸籍は「ある国家」に与えられたものだった。エリート工作員として日本社会に「浸透」(チムツ)する日々。だが故郷の母に頼まれたひとつの願いが運命を変えていく。一方、上層部に巣食う潜入者を追い、警察組織を追われた外事二課の元エース・筒見慶太郎は、バングラデシュのスラムで罠にかかり殺人の嫌疑をかけられる。交錯する二人の運命。激闘の果てに知る驚愕の真実とは。

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Posted by ブクログ

個人的に興味深いジャンルで気がつくと一気読みしていました。
伏線がどんどん繋がっていき、どんでん返しに次ぐどんでん返しの後に不気味かつ衝撃的なラスト。
オススメです!

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2024年09月17日

購入済み

やはりソトニシリーズは面白い。一クセも二クセもある登場人物はそれぞれによく描かれて
いて、だんだん誰が敵か味方かわからなくなってくる。最後に明かされる金剛山の「管理人」
や楓の正体に思わず「あっ」となった。ソトニの面々と北朝鮮工作員の息詰まる駆引き、
追跡劇は読みだしたら止まらない。
本作はあくまでフィクションだが、何食わぬ顔で日本人になりすまし、諜報活動を行ってい
る北朝鮮の工作員は実在するだろうし、中には日本の中枢に浸透して、国政を操っている大物
スパイだっているかもしれない。そう思うと恐ろしい。つい先日も柏崎原発のテロ対策が全く
いい加減で杜撰のきわみだったとニュースでやっていたが、今の日本には保身と利権確保に汲
々とし「自分さえよければ」と考える人間があまりにも多く、危機管理の当事者意識も能力も
欠落している。外敵にとっては思うつぼ。その気になれば何だってできるだろう。実態は小説
よりもひどいのかもしれない。ソトニの精鋭たちの人知れぬ奮闘、活躍が日本を守ってくれる
ことを祈りたい。無理かもしれないが。。

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2021年03月17日

Posted by ブクログ

今日一気に読んだが、評判通り、かなり面白いストーリー。全く飽きることなく最後まで展開していって、終盤のページは、どうなるんだろうとページをめくるのにドキドキしたぐらい。公安の動きや、北朝鮮の拉致や工作員もリアル。
そして、著者が茅ヶ崎出身とのことでビックリ。

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2019年05月31日

Posted by ブクログ

ソトニシリーズは本当に面白い。最後までプロットがわからなかった。特に楓さんがxxなんて。この終わり方、続編ありますよね?

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2018年10月23日

Posted by ブクログ

前回のマルトクが面白かったので、第3弾も。

最初は点があちこちに散らばって少し整理しづらいけれど、物語の半分くらいから点がどんどん繋がってきて一気に引き込まれ、夢中になって読んだ。

今回は、家族への想い、祖国への想い、かつての上司への想いなど、出てくる人間の色々な想いが錯綜しながらクライマックス〜ラストでの、劇的な幕切れ。このシリーズ、これで終わらせないでほしい!もっと読みたい!

この著者は取材の記者をされているだけあって物語にリアル感があり、かつ、無駄のない文章を書かれるので読んでいてフラストレーションがない。
最後にもう一回、言う。
このシリーズ、続けてほしい!

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2018年01月29日

Posted by ブクログ

現時点で筆者の最高傑作だと思う。毎回ブラッシュアップされていて感心する。裏の裏のそのまた裏とどこまで裏があるんだと思わせてくれるが頭がごちゃごちゃになることはなくスッと入って来るとこが素晴らしく、なおかつ強引さが一切無く筋が通っているのが抜群。今までの北朝鮮スパイモノとは一線を画しており激賞したい。最後も驚きで次回作がとても楽しみ。

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2017年11月23日

Posted by ブクログ

小説としては★3なんだけど、いろいろイマジネーションは想起させてくれる。
日本舞台のリアルなスパイ物を考えると、北朝鮮は外せないでしょ。

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2025年02月17日

Posted by ブクログ

筒見慶太郎が主体になって、北朝鮮の工作員 倉本龍哉・坂東篤志らと戦う壮絶な物語だが、家族の絆や友人間の助け合いが滲み出てくるのをひしひしと感じた.ダッカへの便で俳優の神林貞夫と隣り合わせたのが始まりで殺人容疑をかけられた筒見.密かに日本に帰り、元の仲間 鴨居・丸岡らと動き回る.倉本の住まいの隣の坂本楓が重要な役割を果たす.英虞湾での真珠養殖が事件全体の起爆点だ.浸透、復帰、背乗りなど不気味な用語が出てくるが、スパイ連中が駆使する機器の怖さも実感できた.最後の展開はややドタバタ劇だったが、全般的に楽しめたと思う.

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2022年11月11日

Posted by ブクログ

工作員と警察と公安、そして政府と。よくよく練り込まれた内容で、最後の最後まで面白く読めた作品。個人的に諜報活動や公安・警察小説は好きな部類なので、星4つ☆☆☆☆。続編があってほしい…

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2020年10月03日

Posted by ブクログ

リアル過ぎて一気に読み続けてしまった本。
世界には知らない世界がたくさんある。
日常も危険と隣り合わせなのかもしれないから気をつけて生きよう。

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2018年10月13日

購入済み

一気読み

最後まで一気に読んでしまいました。続編が気になります。

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2018年02月02日

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元公安エース筒見のシリーズもの、諜報ミステリ。今回は、日本に潜伏する北朝鮮工作員と闘い。罠にはまる筒見、休眠から冷める工作員、謎の女性、誰が敵か、筒見が見えてきたものは…。緊張、緊張、緊張の連続、読み応えあり。現実でも、このようにして背乗り、浸透しているのであろうと思うと、怖い。そして今回は、女たちがポイントかしら。いろんなところ動いてました。それと家族愛。最後も気になるところです。

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2018年01月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

【212冊目】面白いんだけど、話が劇画的過ぎて、特に今回はタイトルでもある「スリーパー」感が全然ない。まぁ、最後の最後に本当にスリーパー感のある人が出てくるけど……
あと、話がリアルっていう感想の方がいるようだが、関係者か何かなのだろうか……

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2017年11月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

日本のスパイ物で、面白い作品。白眉なシリーズであることに異論はない!
だけど、細かな枝葉が????取って付けたような読者の裏をかくためだけの意味の持たない、通じないオチになっている気がして消化不良。続編のための疑問であっても、この話のなかでは何故?が解消されない。


何故、女はその道をいったのか。
何故、彼に託したのか。
何故、母は娘の行動を許したのか?
母は、女は、何と戦っている?

とても惜しい。

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2018年07月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

裏の裏はやはり裏だった・・・・・・
ジャーナリスト竹内明の作家としてのフィクション作品初読み。自身の取材経験に基づく部分をベースにして、小説ならではの虚構を積み上げた物語は、どこまでがリアルでどこからがフェイクなのか素人にはわからない。
ただ、こんな裏の裏が裏のような防諜の世界は確かに存在するだろうし、本当に怖いのは工作員を「浸透」させているかの国なのか、国家のためと機密を貫く公安警察なのか、はたまた裏で通じながらすべてを牛耳る力を持つ議員なのか・・・
平和に生きていくために、知らないでいる方が幸せなこともあるのだろうな~としみじみ思った。
このシリーズ終わるのかな・・・

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2018年05月07日

Posted by ブクログ

フィクションにありがちな「人工的な面白さ」。関連性の無い人間同士に関係があることが分かると、脳は報酬を与えられる。それがこの本で感じる人工的な面白さ。

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2018年04月01日

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