【感想・ネタバレ】完全秘匿 警察庁長官狙撃事件のレビュー

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Posted by ブクログ 2018年11月25日

"地下鉄サリン事件が起こったのが、1995年3月20日。この事件は強烈に記憶に残っている。その事件が起こったわずか10日後に警視庁長官狙撃事件が発生。サリン事件がオウム真理教という宗教団体が起こしたテロ事件との真相が明らかになるなか、警視庁長官狙撃事件は迷走を続けることになる。そして、犯人...続きを読むを起訴することなく2010年3月30日に公訴時効が成立した。
この事件の解決に向けて奔走した警察、公安、検察のそれぞれの立場の関係者からの取材を通じて全貌を白日の下に引きずりだしたノンフィクション。

警察の頂点に立つ人物が白昼堂々、日本で狙撃され、犯人を検挙できなかった警察。
本書を読むと警察組織の構造が理解でき、なぜ迷走をしたのかがよくわかる。"

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