ほんと溜めは大事だ。
高校とかもうすごい遠くてでも振り返ってみると割と昨日のような感じもしなくもない。(未だに時々出席日数が足りなくて卒業できないかもって不安になってる夢をみたりする)
高校のときの世界はは家庭と学校のみでそこにおいての関係性を崩すと途端難民化するというのはよく解った。高校生で金銭的な溜めがあるこは稀だ。
あたしも家庭と学校以外の場ができたとき、そこがほんと居場所になった。
それ以前に出会った大人で自分に影響を与えたひとは皆無だ。
だから余計に生きる意味を失っていく。難民化した高校生が出会う大人の大半は彼女彼らの若さを商品として考えるひとたちなのだ。
でもいつなのかは分からないけど、きっと出会える。自分に影響を与えるひとに。
彼女も出会った。そして彼女の中で決して大きいとはいえないけど変化が起きた。その彼女にまた他のひとが出会っていく。
諦めそうになると思うけど、とりあえずこの本を読んでほしい。文章力がちょっと足りない感じがするんだけど、でも近い目線で描かれてるから伝わる。
あたしも思ってた。大人はあたしの気持ちなんて分からない。
今その大人にあたしがなった。リアル高校生とはなかなか接する機会がなくて、電車とかですれ違うだけだと、最近のこは何を考えてるのかなーって思ったりする。
あたしもそう思ってたことこの本を読んで思い出した。
「私じゃないとできないこと」はない。
でも「私だからできること」はある。
これに激しく同意。
誰にでもそのひとだからできることがある。
だから自分を諦めないで欲しい。
大人に余裕がない国は子どもに希望を与えること難しいんだろうな。子どもが希望を与えてくれてるっていうのは所々にあるんだろうけど、それを子どもが実感できるかできないかっていのもそのこにとってはとても大きなことな気がする。