無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
ここ数年の秋葉原の変化には、以前を知っている人には、驚くのではないでしょうか?
ちょうど、AKBが認知されたぐらいから(ここ4、5年ぐらい)、一気に、風俗店らしい店舗が、
増えました。
私もTSUKUMO通りに何回か行ったことがあります。
女子校生やら、メイドさんやらが、たくさんいて、
「えっっ、ここ秋葉原?」みたいな光景を目にしました。
自分が高校生だった十数年前と比べて、明らかに若い人が、風俗業界に入る敷居が低くなっている
ような感じがします。それは、社会の変化、ネット、スマホの普及等、多くの原因が考えられます。
「JK産業」と呼ばれる、一種の風俗産業に、足をつっこんでいる女子校生が、
「JKリフレ」やら「JKお散歩」で、気軽に働いている、もしくは、何も知らないで、働いている様子
を見ると、いったいどうなっているのか?と、、、、、
仁藤さんのフィールドワークから見えてくるのは、あの手をこの手を使って、少女を誘惑する大人達と、
その裏を知らないで、その世界に入る少女の純真さや、それを取り巻く過酷な家庭環境に
、なんとも言えない気分になります。
彼女らの周りには、信頼出来る大人なんていないのでしょう。
信頼していると思っている人が、彼女らを、搾取している(かなり巧妙に)構図に、
今の日本社会の病理を感じます。
著者は、程度の差はあれ、そういう環境にいたんでしょう。
だから、一人で這い出るのは、指南の技だと思っている。
著者の活動を支持したいと思います。
ただ、私個人が出来ることは、自分の周囲にいる人を助けるくらいですが、、、。
Posted by ブクログ
「JKリフレ」や「JK散歩」などの裏社会のJK産業に携わるをえなくなった少女たち。
彼女らは一体どういういきさつでそういう仕事を選んだのか。
どういった家族環境、学校環境、健康状態の子がいるのか。
個々のインタビューを通じてわかってくる、
少女たちの居場所のなさや大人とのよいつながりのなさ。
このような仕事がはびこるのは、けっして彼女たちだけの責任ではない、
社会にだっておおきな責任があることを見失ってはいけない、
そのようなことが浮かびあがってくるノンフィクション。
まあ最初は、
女子高生のインタビューからJKリフレやらお散歩やらの内容、
裏オプなどの内容をよむと、正直なところ半分勃起してしまいましたよ。
えろいぜ、と思って。
でも、半分くらいのところからほんとにひどい話になってきて、
意識もエロから離れていった。
男は無神経なんですな。
自分自身の野獣の面ってなかなか自覚していないし、
女の心理を勘違いしているところもあるかなと思った。
AVばかり見ているとそうなるのかな?
ばかな世界ですからね、エッチビデオの内容って。
ふたつ前に読んだ『採用基準』には、
自助・共助・公助のうち、共助つまり近所の人だとか友人知人だとかの間での助けあいが
大事になってくると書いてあったのだけれど、
本書『女子高生の裏社会』を読むと、
困窮していたりする彼女らに欠けているものがその共助であることがよくわかる。
現代社会では共助が弱いのです。
そして、もっと共助を大事にしようという声すらあげにくいのです。
なにかあれば「自己責任」って言われるくらいですから。
そういう氷点下レベルの冷たさはもうやめようよって感じで、
『採用基準』の著者は「共助が大事」と言ってくれたかのようで、
それには心は熱くなった。
同様に、本書の著者も、しきりにまともな大人との、
しっかりしたつながりは大事だと説いている。
ぼくはよく自助が大事だとして、
個人での努力でなんとかなるしかないと考えていたのは、
人間不信というか、冷たい社会はなかなか変わらないものだ、
という気持ちが勝っていたからかもしれない。
共助については、大変な環境にある当事者のぼく自身からは、
声の上げにくいことだったかなあと思う。
きっとこの本に登場する少女たちにも、
声のあげにくさの理由として、
「当事者すぎて言えない」というのがある人もいるのではないか。
自分を主張することが、助けを求めることであってさえ、
わがままなことを言っているととられそうで、
それこそ村八分だとか白い目で見られるとか、
そういうことに不安を感じたりするのではと思いました。
まあ、それだけ社会というもの一般が未成熟で、
信頼に足らないものだということを無意識レベルで感じている
ともいえるのですが。
それでも、ひと一人、完璧な考えってもてない。
補ってもらったり助けてもらったりということは、
こういう言説レベルでもあるもんだなあと嬉しくもありますね。
オトコ気なんていうと、
『採用基準』も『女子高生の裏社会』も著者が女性だから失礼になるかもしれないけれど、
よっぽど人のためになることをしてくれているし、その気概を感じますね。
それにしても、JKお散歩だとかしていた子って、
今のことしか考えられないであとで激しく後悔してしまうみたいです。
過去は消えないからなあ・・・。
消えない、どうしようもないような、否定したい過去を持ってしまって苦しむんだから、
今だけ良ければっていう刹那的な生き方はあまり賢くないという。
そこまで考えられない未成熟な年頃だからかわいそうなんだけれども。
しがらまないつながり、共助が大事だとあらためて感じました。
本書では秋葉原でのJK産業に巻き込まれた少女たちを扱っていましたが、
福岡とか仙台などでもあるといいます。
社会の冷たさ、セーフティネットも名ばかりで、親や大人も稚拙だというのが
こういった妙なものが出てくる根っこではないかとも思いました。
Posted by ブクログ
自分の過ごしてきた「女子高生時代」とは違う世界でびっくりしたというのが最初に抱いた感想でした。
JK産業に入る人たちにはさまざまな背景があると思います。
ただ居場所を探している、助けを求めている女子高生たちに対して、手を差し伸べる大人が「商品」として扱っているという現状がとても悲しくなりました。
彼女たちにとっては「ようやく見つけた信頼できる大人」が、実は自分を利用するだけに近寄ってくる存在だと気付いたら、彼女たちは余計傷つくだろうなと感じました。
簡単なことではないと思いますが、家庭や学校、地域…彼女たちの身近にあるネットワークのどこかが、手を差し伸べられるような、彼女たちの小さな「助けて」の声を拾えるような社会をつくることが大事だなと感じました。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
ビジネス・実用
ビジネス・実用