田端信太郎のレビュー一覧
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基本的な事を徹底することの大切さ
田端さんはTwitterでよく見ていたが、実際の本を読んだことがなかったので読んでみた。
書かれている事は、仕事において、なにが重要であるかという基本だった。
例えば、普段は遅刻はしてもいいが、ここぞという場面では、風邪でも台風でも地を這ってでも行かなければならないという事。
現場を理解する事の大切さ。
大きな成功を掴むための根回しの重要性。
礼儀を活用すること。
などなど、大きな成功をするためには、基本が大切であるということを学べた。
非常に読みやすいため、人によっては半日もかからず読めると思うので、社会人としての常識を身につけたい人にオススメ。 -
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エッジが効いてます。これは弊社の社員には受け入れられないでしょう。また自分の生き方にも近い。いくつか特に響いたことがあったのでメモした。
ツイッターについて過小評価していたと思った。どんどん発信していこうと思う。
・新人がすぐにできる最大の貢献は、組織に流れる暗黙のルールをゼロベースで問い直すこと。小生意気に泳ぎ回る金魚は、揺らぎと流動性を生み、組織は活性化する。
・サラリーマンはギャンブルし放題。大損を出しても給料変換を迫られるわけでもない。
・35までにヘッドハンターから声が掛からなかったらビジネスパーソンとしてマズイ。業界の人々が集まるカンファレンスやイベント、勉強会に登壇し、スピー -
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ネタバレ「学び」
・コントロール可能なことと、アンコントローラブルなことがあることを認識する。“あきらめる”は“明める”であり、モノの理を整理した上で効果のある努力をする必要があるのでは。メディアに頼らないようにしなければ。
・本質的に変わらないことは目の前の一人を動かすために誠実であること。選択の主体が生活者に移った今、抽象的なイメージだけで動きを作れるほど甘くない。
「考えた定義」
広告→社会の価値感を再定義する行為
コミュニケーション→五感を用いて相互理解を図ること
生活者→消費を選び行動する個々の主体者。動かされる存在ではない。 -
Posted by ブクログ
ネタバレなかなか刺激的なタイトルです。
内容の中で、筆者たちも述べていますが、正確には
「広告やメディアだけで人を動かそうとするのは、もうあきらめなさい」ということですね。
さまざまなニューメディアが生まれ、人々の生活が多様化し、テレビCMを流すだけでは消費者は動かなくなったにも関わらず、いまだその幻想から抜け出ていないように思える広告や宣伝にまつわる業界への指摘です。
さらに、ではどうすればいいのかということですが、
何人の人を動かすかというパターンに分けて、それぞれでふさわしいコミュニケーションの方法を検討されています。
人数で分けるというところが新しくて面白いのかなぁって思いました。
とは -
Posted by ブクログ
扇情的なタイトルだが、内容はいたって常識的。マス広告を全否定しているわけでなく、必要なリーチ数の規模に応じた適切な方法を選択しよう、ということか。確かに今までの広告業界がマス広告という大雑把で効果測定が困難な方法を使い続けてきたという指摘は正しい。インターネットに代表されるす新たな広告活動、パブリシティなど、新しい手法が数多く出現したことで、適切な方法を組み合わせて臨機応変に行う事が必要で、そのための人材がまだ不足しているのだろう。
正直、次々に現れては消える新しい広告・PR活動にちょっと嫌気が差してきてはいるのだが、書かれている事はまぁ、正しいのだろう。
糸井重里氏が著者との対談で「メッ -
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ドキッとするような書名の意図は、本文で解説されている。すなわち、
(これまでのように)広告やメディア(だけ)で(たくさんの)人を動かそうとするのは、もうあきらめなさい。
ということ。たくさんの予算でTVのCM枠を押さえたり、雑誌や新聞にひたすら広告を打ったりしているだけではもうダメ。それではあまりに効率が悪すぎるから、その情報を届かせたいと目論む人数に合わせて戦略を変えていく必要がある、というのだ。
1000人、1万人、10万人、100万人、1000万人、1億人、10億人の気持ちをとらえるには、何を使ってどう動いていくべきか。人を動かすことがますます難しくなっていくこれからの時代に、人数ご