田端信太郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
空気作り、という戦略PRの概念を持ち込んだブルーカレント本田哲也氏の著書。非常に読みやすい。人数単位の切口は新鮮。
以下メモ
●広告予算をどのような理由と比率で配分すべきか、その必然性を根本からロジカルに説明できるか。
●シャープやパナソニックは毎年数百億円の広告宣伝費を使っていたのに不振。経済合理性や投資採算性があったのか。
●ネットやスマホの出現自体は表面的な現象だが、一般ユーザに編集権・編成権を移行させてしまった。テレビのついでにCMを見させること自体が困難になった。
●メディアのスケールに気を付ける。テレビは数千万人にリーチ。新聞は数百万人。リスティングは数百人から数万人単位。
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Posted by ブクログ
広告やメディア「だけ」で人を動かす時代は終わった。色々な方法が増えた現代はどれを使うか。
前半部のゴルフの例えがわかりやすい。
・必要なリーチの規模=ティーからカップまでの距離。
・ターゲティング精度はたかいがスケールの小さいメディア=パター 例・検索連動型広告
・リーチは稼げるが、精度は悪いメディア=ドライバー例・テレビCM
大企業ならばドライバーを使うことは有効であり、使う頻度も高い傾向がある。
必要なリーチ規模において使うメディアを変えていかなければ意味が無い。大は小を兼ねない。
後半部の人を動かす施策は言うなればクリエイティブブリーフ。自社の強み、顧客のインサイトを踏まえ何を