関根雅泰のレビュー一覧

  • 研修開発入門 「研修転移」の理論と実践

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    企業の人材育成部門にとって研修の実施は「手段」であるべきであり、「目的」ではない。目的はあくまでも、研修で学んだことを研修受講者が現場で使って、かつ、成果をあげることである。学習者が実際に現場で使い、成果をあげることを研修転移と呼ぶ。
    こう書いてしまうと、当たり前のように聞こえるが、企業の人材育成部門の担当者にとって、これは簡単な話ではない。
    研修のニーズ・目的を設定し、それに沿って研修内容を設計する。実際に研修を実施してみて、受講者の学びの程度を確認し、改善すべき点があれば、研修の内容にフィードバックし、改善していく。
    担当者の意識する範囲は、ここまでに限られることが多いし、実際には、こうい

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    2020年03月20日
  • 研修開発入門 「研修転移」の理論と実践

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    「研修」の本質をついた良書だと思います。
    現場のニーズをくみ取って必要と判断した場合に、研修という形にしていくのがあるべき姿ですが、例えば「新入社員研修は必要だと思うから、3日くらい研修を組もう」と枠から入って後から内容を決めるような事も多々行われていると思う。(当社も少なからず同じような状態)

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    2019年05月29日
  • オトナ相手の教え方

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    自分自身は学ぶのが好きでも、他人には無力です。
    言っても聴かない、黙っていてもやらない、ついつい説明のつもりがお説教になってしまう、そんなときによい本です。
    ただし、結局は人にはいろんな違いがあり、それを簡単にタイプでくくってこれでよし、と思ってしまうとまたうまくいかなくなると思います。
    学び方に答えがないのと同じく、教え方にも答えはないのでは、と思わされます。

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    2017年02月21日
  • オトナ相手の教え方

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    タイプ別の教え方がある、という考え方が役に立ちそうだと思った。
    大体、ざっくり概要説明して、あとやってみてってパターンが多いが、人によっては詳しく手順化したうえで、仕事を渡さなければならない場合もあるということ。
    これは早速実践したい。

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    2016年03月12日
  • オトナ相手の教え方

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    TCJのYouTubeで紹介されていた本。

    <メモ>
    ・相手がどこまで理解してるか確かめる
     ①言葉にさせる(前の会社ではどのようにしていた?~について知っていることを教えて)
     ②文字にさせる(テストに回答、レポートを書いてもらう)
     ③行動させる

    ・イラっとしたら、4つのタイプで考える
    能動的←→受動的
    感覚的←→理論的

    ・大人に教えるとは
    学習=獲得 参加 変化
    獲得・・・知識、技術、態度
    「上手な説明の仕方」コップに水を入れる
    吐く・伝える前にコップの大きさを確認(~についてどのくらい知ってる?誰かに教わったことある?前の会社ではどうしてました?)新人のこれまでの経験や個性を尊重

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    2024年02月05日
  • 教え上手になる!

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    教える側になった時、最初に読むのにおすすめ。

    考動に移させるために必要な考え方
    成人学習にとって、学生教育との違いを意識することが大切

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    2022年05月09日
  • マンガでやさしくわかる仕事の教え方

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    この本だけでは足りないけれど、イメージを掴むのにはよい。

    説明すべきことは
    Whyなぜやるのか
    Whatなにをやるのか
    Howどうやってやるのか

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    2022年02月19日
  • 対話型OJT 主体的に動ける部下を育てる知識とスキル

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    ネタバレ

     2021年以降リモートワークは当たり前となった感がある。そんな中で社員教育、特に自立型人材を育てるということを目的にした場合の学び方としてOJTを中心に論じたのがこの本である。
     この書籍からもいくつかの学びがあるが、1人が教えるを手放し、複数の人から教えるということが提唱されている。会社では全ての人が教えるプロではなく、かつそれぞれ異なる側面から仕事に向き合っている。其の点ではこの考え方は大事である。
     以下の3つについては、講師業を営む者としては覚えておきたい。
     ティーチング:丁寧に教える、実演・説明、初心者向け
     スキャフォルディング:足場をかける、手助け・ヒント、手離れを促したい相

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    2021年10月10日
  • 対話型OJT 主体的に動ける部下を育てる知識とスキル

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    部下を育てる方法。

    できるか?
    できないか?
    ヒントを与えればできるか?

    この3つを考えて、
    指導したい。

    できるだけヒントを与えながら、
    できないことをできるようにさせる。

    育てることをそういうことなのかも
    しれない

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    2021年05月04日
  • オトナ相手の教え方

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    オトナ相手の教え方というタイトルから、自身より上の立場の方への指摘方法や、変えて欲しいことの伝え方などのヒントがあるかもしれないと期待していました。
    こちらの書籍は、新入社員や年上の部下への教育方法が主になっています。
    教え方の基礎としては、とても参考になりました。
    一章が区切られているので読みやすいです。

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    2021年04月29日
  • オトナ相手の教え方

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    「相手意識」の中身を考え、整理することができた
    また、自分の教え方を振り返り、改善すべき点が多数あることに気づくことができた

    相手の「現状」と「目標」を知ること
    出す情報を精査し、小分けにし、小出しにすること
    「なぜ必要なのか」を必ず理解してもらうこと
    「話してもらい、説明し、話してもらう」のスパイラル
    新人を馴染ませ、活躍させる方法

    今後生かしていきたい

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    2020年09月28日
  • 研修開発入門 「研修転移」の理論と実践

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    研修でもっとも重要と言われる「移転」について絞って総括した本。最後の鈴木英智佳氏コラムに書かれている8点は非常に的を得ている。
    1.参加者の現場を知る
    2.「やれば出来る感」を高める
    3.本人のWANTを問う
    4.スモールステップを明確にする
    5.逆戻り予防策を考える
    6.行動を宣言させる
    7.参加者同士を結び付ける
    8.ハッピーエンドで終わる

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    2020年08月30日
  • 研修開発入門 「研修転移」の理論と実践

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    ネタバレ

    中原先生の研修転移の本。
    最初に理論的な部分を同氏が解説し、その後は6社の事例とコラム、座談会によって成り立っている。
    聴講型の研修では効果は薄く、どうしたらより研修転移が促進できるかの実情をしれた。しかし、これを実践し続けるのはなかなかパワーがいるなぁ。

    メモ
    - 研修の定義
    - 「組織の掲げる目標のために、仕事現場を離れた場所でメンバーの学習を組織化し、個人の行動変化・現場の変化を導くこと」

    研修で学んだことを自分の業務にtransferすることが求められる

    - 研修転移
    - 研修で学んだことが仕事の現場で一般化され役立てられ、その効果が持続されること

    「運ぶ」と「類似度」

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    2019年05月02日
  • 研修開発入門 「研修転移」の理論と実践

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    序盤の先行研究の整理が非常に参考になった。後半の事例と座談会は本の分量を稼いでる感じ。ニコンの事例は上司インタビューと人脈マップの作成という面白い取り組みであり参考にしたい。

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    2018年08月14日
  • オトナ相手の教え方

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    著者は研修会社を運営している。会社で何年か経って、教える立場になった人向けの内容。教科書的な内容で、おそらく今後も普遍的。実践できればすごく頼られる先輩社員の出来上がり。

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    2017年09月08日
  • 教え上手になる!

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    ◆学ぶ側に主導権を持たせ、「本人に学ばせること」「気づかせる教え方」について書いている。著者が言うように、「学び上手を育てる」ことができるのが、人材育成の理想といえるかもしれない。

    ◇「教える」ことは、本人が「上手に学べるよう手助けすること」

    ◇「教えることに自信が持てないとき」こそ、徹底的に準備・練習をしましょう

    ◇人に教えるということは自分自身が教える内容を理解していないといけないわけですから、その内容をしっかり理解しようと努力します。その結果、私たち自身がその内容をさらに深く学ぶことができます

    ◇人に教えることで、教える相手の見本となるよう自分を律することができます

    ◇相手に自

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    2009年10月04日