宇佐川晶子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレおなじみの探偵たちにまた会える。
「三匹の盲目のねずみ」大ヒットした劇「ねずみとり」の原作だそうで。確かに「ねずみとり」の方がこなれた感じがしたかも。
「奇妙な冗談」若いカップルがミス・マープルにした相談は、マシューおじさんが遺したはずの宝物の場所。自分の知り合いのヘンリーおじさんについて楽しそうに語るミス・マープルが示した、マシューおじさんの遺産とは。思い出話で若い人をうんざりさせるミス・マープルを思い浮かべると思わず微笑んでしまう。ハッピーな結末も素晴らしい。
「昔ながらの殺人事件」スペンロー夫人が殺された。警察から話を聞かれたミス・マープルは、いつものように思いを巡らし、そしてちょ -
Posted by ブクログ
ケイティにとって、ニューヨークでの、1937年の大晦日からの1年間は特別でかけがえのないものであった。
読書を愛するケイティが、イヴ、ティンカー、ハンク、ウォレス、アン等(個人的にディッキーとビッツィも挙げておきたい)、印象に残る個性的な友人たちと織り成す想い出は、当時の時代性や文化の壮麗な描写とのバランスも相まって、上品なチャーミングさと冷静なクレバーさが(あと、奔放さも)混在した素晴らしさの中に、シリアスさもきっちり含まれており、なぜ、特別な一年なのかが、読んでいく内に明らかになるストーリー展開も素晴らしいです。
私みたいに、当時のニューヨークの文化をあまり知らなくても、親切な解説に、 -
Posted by ブクログ
「天にましますわれらが父よ、この食べ物と、これらの友と、わたしたちの家族への恵みにたいし、感謝します。イエスの御名において、アーメン」それだけだった。それで全部だった。実にありふれた祈りで、記憶にとどめるほどの理由もないくらいだった。だが、あれから四十年、その祈りを私は一字一句おぼえている。「ありがとう、ジェイク」母が言い、わたしは母の顔つきに変化が生じているのに気付いた。父は魅入られたような、ほとんど幸せともいえそうな顔をしていた。「ありがとう、息子よ」そしてわたしは、畏敬の念に近いものを持って弟を見、心の中で思った。神よ、感謝します。
-
Posted by ブクログ
ポワロ、マープル、クィンら名探偵もの含む8編の短編集。
「三匹の盲目のねずみ」
大雪に閉ざされた宿屋。宿主は不慣れな若夫婦。互いに見知らぬ4人の客。
8年前の児童虐待の復讐に燃える殺人犯がこの宿に紛れ込んだという警察からの電話。
犯人は誰なのか?次に狙われるのは誰なのか?
マザー・グースの調べにのって起こる連続殺人劇、戯曲「ねずみとり」の原作。
「奇妙な冗談」
冗談好きで独身だったマシューおじさん。甥と姪に財産を遺して亡くなった。
ところがどこを探しても大金を探し出せない甥と姪。
困り果てた二人が相談したのはミス・マープルだった。
“あなたのヘンリーおじさんの健康に乾杯!”
「昔ながらの -
Posted by ブクログ
ネタバレあーいたな、そんなやつ……程度の聞きかじり知識しかないので
すごく読みにくかった。無学な自分を嘆きつつ。
外国とのアレコレとか国王の嫁問題とか、とか、とか
クロムウェルさん、つじつま合わせすげーな。
といってもこのひとにそんなに魅力は感じないな。
アン・ブーリンのほうが魅力的だった。
最後やっぱり、アレがああなるけど。
タイトルと表紙からしてメインディッシュだもんね。
誰が一番ムカつくかって、国王。
ヘタレなのにやりたい放題で、ちゃんと天国に行けるかなあ?って何なんだこいつ……。
-----
今後、続編も読めるみたいで、
なんとなく気になってクレムエル(笑)をwikiで調べてしまった